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寝たきり入院

自分は交通事故で8ヶ月入院した事があります。
その内3ヶ月は寝たきりでした。
怪我名は大腿骨粉砕骨折。片足が3センチ短くなりました。30年前、20代前半の頃の話し。

運転席で駐車していた時に斜め前の対向車線から車が突っ込んできました。突っ込んできた車を足一本で受け止めた結果骨折しました。

事故直後は太腿が腫れてるなぁと思いましたが痛みはありませんでした。
ところが、救急車で緊急病院に着き、
レントゲン台に乗った瞬間から激痛との戦いです。
1秒も我慢できない!すぐに麻酔打って!痛い!絶叫した記憶があります。気絶したかったです。意識があると大変です。腫れが引いた数日後手術をしました。

寝たきりの間は折れた足先に重りをぶら下げていたので、動けず寝返りもできずトイレも行けず、試練の期間でした。

特に困ったのは毎朝の大きい方のトイレ。
母が来てトイレのお世話をしてくれたのですが、時々間に合わず看護師さんにお世話になりました。一生分の恥ずかしい思いをしました。

寝たきりの間、膝を固定していたので関節が固まり曲がらなくなりました。退院後リハビリで半年かかって曲がるようになりました。人間の体は使わないと使えなくなるようです。

試練の時でしたが、唯一良かったのは読書時間がたくさんあったことです。当時、社会人1年生でこれから働いていく上で心の持ち用ができあがったと思います。

色々読みましたが、デール.カーネギーの[道は開ける]は感銘を受けました。一度は読んで欲しい本です。自己啓発本は凄いなぁって思いました。

入院は辛い経験でしたが、自分の足で歩いて行ける事の素晴らしさを知りました。
歩けることに感謝です。










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