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薄紅 _ 詩

空白の痛み文字にする
筆の重さにあなたを思う
綺麗に並べたピンクの雲に
秋の甘さに二人を思う
遠慮がちなシーツのシワが
明日を生きる栄養になる
ほらそんなにうつむかないで
何処を通っていたとしても
きっといつか光が射して
こんな風にあなたに溺れて

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