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Events|食で旅するフィンランド 〈季節のお菓子、ルーネベリタルト〉

1月の間、LAPUAN KANKURIT 表参道では、フィンランドカフェ・istut(イストゥット)さんにご協力頂き、フィンランドで親しまれているパンやスイーツを週替わりで販売しています。

最終週の第4弾 1月30日(土)・1月31日(日)は、今の時期にもっともフィンランドで食されているスイーツ、「Runebergintorttu(ルーネベリタルト)」です。

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アーモンドやカルダモンが入った円柱状の生地にジャムとアイシングで飾り付けをした、コロンと小さなこちらのケーキ。甘いものが大好きだったフィンランドの国民的詩人・ルーネベリ(Johan Ludvig Runeberg)のために、妻のフレデリカが余ったジンジャークッキーをアレンジして作った創作ケーキがはじまりといわれています。

フィンランドでは、このケーキを「ルーネベリタルト」と呼び、また彼の誕生日である2月5日を「ルーネベリタルトの日」として、1月から2月にかけて国全体でルーネベリタルトを楽しみます。

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カフェで提供するメニューに、故郷である長野県の食材を積極的に取り入れているistutさん。ルーネベリタルトのちょこんとまあるくのった赤いジャム、一般的にはラズベリーを使うことが多いのですが、istutさんは、八ケ岳麓の富士見町で無農薬栽培されているレッドルバーブで作った自家製ジャムを使っています。

寒冷地が栽培に適しているとされるレッドルバーブ。フィンランドでは家の庭で育てていたり、スーパーマーケットでもよく見かける春夏の定番野菜のひとつですが、日本では主な生産地が長野県と北海道に限られているために多くは出回っておらず、なかなか手に入りません。

レッドルバーブのルーネベリタルトは、他では出会えない、istutさんならではの一品なのです。

istut常連さんの間でも、ルバーブを使ったメニューは特に人気とのこと。ご存知の方も初めての方も、この機会にぜひ味わってみませんか。

1月30日(土)・31日(日) 12時より販売スタート、完売次第終了となります。この週末、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。