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私が一生聴き続けるであろう音楽。

 早いもので、もう4月になってしまった。桜は咲いたんだろうか?最後に外に出られた日にはまだ咲いてなかった。某お騒がせウイルスくんの世話になってしまい、4日熱を拗らせてまだ万全には治っていない状態が続いている。監禁終了日の次の日からバイトのシフト希望を出してしまっているのだが、出来ればまだ休みたいレベルで結構キツイ。
 今日はそんな私が生涯聴き続ける気がする音楽を紹介してみようかなと思う。アーティストに偏りがあるのは許して欲しい。

1.Friday Night/tonun

 2023年の2月17日にこの曲とtonunというアーティストに出会った。なんてかっこいい曲なんだと理性を失い、アホみたいな語彙でこの曲をnoteで紹介した。教えたくないが、誰かにこの良さを共感して欲しいという複雑な感情。あまりにもカッコイイ。1年経っても褪せない興奮がある。リア垢のInstagramのプロフィールには、この曲のURLを貼り付けている。そのくらいこの曲は私をメロメロにした。曲だけに留まらずtonunにもドハマりしてしまい、初めてライブに行くアーティストは決めていたのだが、そんな意志を蹴破り、人生初めてのライブはtonunになった。そのくらい私を変えてしまった1曲。人生で初めて自分で買ったアルバムもtonunの『Intro』になった。去年1番聴いた音楽ランキングは、YouTubeとSpotify両方でこの曲が1位だった。

2.snow love/tonun

 昨年11月に公開されたtonunの冬の曲。当時レギュラーだったtonunがDJのラジオ番組でこの曲は、公開予定日より一足早めに公開された。その1回で「あ!!好きだ!!」となった。わざわざradikoのタイムフリーの期限が許すまで聴いた記憶がある。大学の帰り道、何度も何度もラジオのシークバーを戻しては繰り返し聴いた。冬の静けさをベースに持ちつつも、ワクワクの止まらないリズムと涼やかでも熱い心が踊るような音にときめいた。過去一口ずさむまでが早かった曲だ。MVも綺麗ですきだ。

3.GO!!/SIRUP

 何気なくYouTubeをながら見していた時にそれは訪れた。この曲は広告の音楽だった。稲妻が走るようだった。「何このいい感じの曲!?」と思い、作業の手を止め広告の中に書かれているであろう曲名を探した。しかしその時は広告は流れ終わってしまい見つけられなかった。その次に流れた時も。3度目の正直でその広告を捕まえた。車の広告のHPに飛んで、曲名を見つけ出す。やっとの思いでフルが聞けると思い検索したら、この曲を見つけた。ちょうど1日前に投稿されたものだったことに驚いたのを覚えている。ビビっときたことの答え合わせかのようだった。広告で曲に強い印象を覚えて探し回ったのは、サカナクションの「忘れられないの」以来だ。そのくらい衝撃の1曲だ。カッコよすぎる。

4.踊り子/Vaundy

 私がVaundyに出会った曲だ。そして私がたくさん音楽を聴いてみようと思ったきっかけの音楽でもある。Vaundyの音楽は全て聴いたし、去年発売されたアルバムは限定版を購入した。全て聞いた中でもこの私との出会いの曲が1番好きだ。
 正直この曲は、Vaundyの曲の中では異質ではある。怪獣の花唄や花占いのような爽快さも無ければ、不可抗力や泣き地蔵のようなまくし立てる何かもない。歌い方も独特で、上記の曲のような覇気や元気さというよりは、微睡みの中で声が紡がれているようなぼんやりとした歌声だ(最初正直女声だと思ってた)。その異質さも込で、私は巡り巡って戻ってきて良いと思った。実家のような安心感を感じる。

5.Memento Mori/
  Ivy to Fraudulent Game

 私の生き方を変えた1曲。一度別のnoteでも紹介している。何かに挑戦する前、嫌なことをする前、頑張る時には必ずこの曲を聞く。
 不安、後悔、恐怖、劣等感、様々な自己に向かうマイナスな感情。そのあらゆる人間が生きることで生じるしがらみを「いつかは死んでしまう」という未来によせて、笑って見せるがいいと語るこの楽曲。死とは終わりであり、絶望だと思っていた。しかし、死が生を価値あるものにする。真っ暗闇だと思っていた死が、白い光に包まれる死に変わったのはこの曲のおかげだった。
 死恐怖症だった私がそれを克服できたのはこの曲の効果だ。美しくも力強い爽やかな音が、青く青くこの1曲を奏でる。死ぬまでこの曲に支えられて生きていくと思う。

6.ミュージック/サカナクション

 サカナクションの楽曲もほっとんど聴いている。たくさんあって、コアなものは行き着けていない可能性があるのでこう表現する。中でもミュージックは2番目に好きな曲だ。
 何とも形容し難いのだが、この楽曲は「音楽」という名を背負っているだけあって何か特別なものを感じるのだ。生命が生命を謳うような、そんな静かな始まりと盛り上がりに私は感動した。自然の音なんてそれこそこの曲には使われていないが、最後の方の盛り上がりは森の小川のせせらぎの広がりのような雄大さを感じさせられる。頭の中で新しい世界が広がるような感覚がする。盛り上がりなのに、切なくも感じる。でもチグハグではない。この曲が魅せる景色は言い表しにくいが、そのくらい何か神秘的なものを感じさせる1曲という印象が私にはある。
 ところで、サカナクションで私が1番好きな曲は「Aoi」だ。本当はそちらも紹介したかったのだが、生憎YouTubeでは聴けないし、Spotifyではピンポイントで聴くのにはお金がかかるので紹介が出来ない。この曲こそ一生聴く曲なのだが。ライブ映像で見たこの曲の演奏風景が忘れられない。あまりに爽やかで、あまりに美しかったのだ。一度でいいからあの瞬間をこの目で見てみたいものだ。

以上。

 ただただ音がかっこよくて好きな曲と、生き方のモットーにもなっている曲と様々ある。ゲームの音楽とかを含めたらより多くなると思う。この世界にある音楽はどれも美しい。だが、ここに挙げた音楽は、私の中で一際美しく輝いていると感じられたのだ。今後も増えていくかもしれない。

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