見出し画像

はじめましてLa-Plusの長尾円です

会社づくりは人づくり「ラプラス式人づくり」

はじめまして、ラプラスの長尾円と申します。私は現在、教育事業をメインにしたこのラプラスと、企画プロデュースの会社を経営しています。

17年ほど前から、企業、団体向けのビジネスコミュニケーションやお客様とのカウンセリングに関するオリジナル講座のご依頼をいただいています。
講師としてのキャリアは、副業経験も含めますと2022年現在、30年目を迎えます。



また、ライフワークとして20歳から航空業界のキャビンアテンダント志望の方々へのサポートをしてきました。ざっと数えてみても、JAL、ANAを中心に、国内外のエアライン内定者は150人を超えています。

採用試験でのインタビューやグループディスカッションなど、特に限られた短い時間の中で、その日、その場で、初めてお会いした方々に、自分の良さをいかに伝えるかという指導を長年に渡って行い、航空業界をはじめ「高倍率・最難関と言われる人気企業への就職・転職」という結果を出してきました。

会社づくりは人づくり「ラプラス式人づくり」

この「ラプラス式人づくり」のメソッドは、私自身の実体験から生まれたものです。

私は自分が教えてもらう立場で経験したことを今でも忘れずに大切にしています。それは、新卒時のキャビンアテンダントの正社員採用試験での経験です。

結果だけ見れば、私は若干19歳で当時、人気企業のJAL、ANAの2社から内定をいただけた事になりますが、実際そこに至るまでには、決して順風満帆だったわけではありません。

お世話になったエアライン受験スクールでは、模擬面接ではダメ出しの嵐で、どちらかと言えば、「まさかこの子が受かるわけない」と思われても当然の、身体的にも素養的にもハンディキャップが多すぎる不利な条件下でのチャレンジでした。

しかし、私自身が「できないこと、ダメなことばかりに目を向けず、人とは違う自分の良さを伝えよう」と決め、採用試験で重要視される総合的な人間力やコミュニケーション能力を見られる面接試験に焦点を当てて努力した結果、内定を手にすることができました。

その時、心から「自分らしさを大切にしてよかった」と思えて、そんな私の良さを評価してくれた会社に感謝しました。


では、教える側の経験もご紹介します。
同じくCAの採用試験の話ですが、今度は私がサポートをした実体験です。
新卒試験時、受験できる航空会社全てから不採用の通知をいただいた女性がいました。

CA合格の為のサポートを依頼され、実際にその方とお会いしてみましたら、とても素敵な女性でしたが、ただ今はすっかり自信を失ってしまっていると感じました。そして、面接で自分らしさを伝えられなかったせいで不合格が続いたのだろうと思いました。

そこが改善できれば、彼女の本来の良さが伝わり、きっと将来、お客様に愛される良いCAになるだろうと思いました。ですが、採用試験に合格できなければ、その日は来ません。そこで、彼女にはこんな提案をしました。「あなたはこのお仕事に向いていると思います。

でも、この会社仕事選びは恋人選びと同じです。自分に合うのはどの会社かを考えてください。その上で、行きたい会社の内定を1年以内にもらうことを目標にするなら、私はマンツーマンでサポートして、貴方を合格させたいと思います。いかがですか?」


そして、彼女がどうなったかと申しますと、私がサポートを始めてから半年後のANA既卒試験で見事合格されました。彼女とは、今でもプライベートでお付き合いがあります。現在は、チーフパーサーとしての仕事だけに留まらず、キャリアアップをされています。私の彼女への第一印象は当たっていたと今でも思います。
 
このような個別指導は「自信を失っていた昔の私と同じような方を応援したい」という気持ちから続けてきた私のライフワークですが、その活動と並行して、本業では、お客様と関わる方々を対象にした研修や、ビジネスの現場で人を育てる立場のリーダー層やオーナー様へのサポートを続けてきました。


講師やインストラクターとして、私は人を指導する、教える立場としてキャリアを積んできました。特に教える仕事に関しては、20歳からと、講師としてのキャリアのスタートが早かったので、指導する相手が私よりも年上という状況を多く経験しました。

時には私が生まれた年にはもう社会人だったという一回り以上年上の契約社員への指導など、単純にただ教えればいいとはならず、お会いする方々とのコミュニケーションには本当に苦労してきました。この時期に、試行錯誤しながら、その人それぞれの違いを把握した上で、指導方法や接し方を変えてきた経験が、今の「ラプラス式人づくり」のベースになっています。

次回以降、「ラプラス式人づくり」について掘り下げてご説明したいと思います。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?