会話でとんでもないすれ違いを起こしそうな時の対処法
こんにちは。Rikakoです。
今回も↓に書いたコミュニケーション齟齬のお話です!
↑ こちらの、無料の範囲まで読んでいただければなんとなくは掴めます。
(細かく長くなってしまい、初見で一気に読む情報量ではなくなってしまったので有料にしました。気になる方は続きも読んでください♡)
今回は、
「あれ・・・?(なんか相手がイライラし出した/真顔になった)」
「あれ・・・?(分からなそうな素振りを見せるけど質問せずに黙ってるな)」
こんな時の「あれ?」を解消する方法です。
言ってる内容が(おおよそはわかるけど)分からない
(=主語・述語・テーマ・話題に関する誤解はない)
というレベルではなく、
その質問、文章、センテンスを見聞きして、
・相手から予想だにしない回答が返ってきたり
・ちょっとムッとされたり
(=主語・述語・テーマ・話題のところから誤解されている)
するレベルの「あれ?」です。
こういう誤解って、相手からの反応にも気まずくなって、誤解を解くことなく流してしまうこともあると思います。
そしてモヤモヤだけが残る。
でも相手に聞けない・・・
(会社だと「聞けない」って言ってられませんが、
ありますよね。そういうとき。)
こうなっちゃうのはなんでなの・・・?を解く一つの手がかりになれば幸いです。
今回得られることはこちら↓
前回も書きましたが、
人の世界観(資質・価値観)は千差万別!!!!!
です。
最初に書いたような、びっくりするような誤解が起きる場合、
自分の相手の世界観(資質・価値観)が異なることがほとんどです。
今回書いたような決定的な誤解が起きる原因のひとつとして
お伝えしたいのが、
会話で「だれ」に着目するかが違う
んです。
(日本語の文法的な問題ではありません!)
人と話そうとするときに、
ついつい自分を主軸にするタイプ
と
ついつい他者を主軸にするタイプ
の2タイプがいます。
自分に視点をあてて物事を受け止め話すタイプ
と
相手に視点をあてて物事を受け止め話すタイプ
とに分かれるんです。
これによって話す視点や角度が変わってしまい、
自分と異なるタイプの人とは
話が通じなくなります。
(視点や角度が違いすぎて、一緒の景色が見えず気まずくなるイメージです。聞き直して理解するとっかかりすら掴めない場合も。)
例えば、「AさんとBさんが性格診断をやってみて、お互いの診断結果を見ていた」
という場面で話すとします。
↑ これ、
あなたはBさんの発言を失礼と思う派でしょうか?
それとも、そこまで失礼と思わずAさんの発言にドキッとする派でしょうか?
どちらの受け取り方をしても、正解不正解・良い悪いはないんです。
ただ、AさんとBさんで「だれ」に着目するかが違っているので、
Bさんは答えてほしかった回答が得られないだけでなく、
失礼な発言をしたことになってしまいました。
Bさんの頭の中はこうなっていたんです。
この頭の中、自分ではなく、相手に焦点を当てているのが分かるでしょうか?
こういう視点なんです。
でも、Aさんは「自分」に視点をあてて物事を考えるタイプ。
AさんにはBさんの発言がこう解釈されます。
Aさんは「自分」を主軸において物事を受け止めるが当たり前なので、
無意識のうちに、Bさんの発言に「自分(=発言者のB)」が無いと思っています。
つまり、Bさんの(「Aさんの状態・気持ちを聞きたい」という)意思表示がされていない、と判断するんです。
Bさんの「わからないから知りたい。」という意思がないという前提で
もう一度Bさんの発言を読むと・・・
・・・なんだか喧嘩売ってるように聞こえませんか?笑
Bさんの視点や意図が読めないので、理解したくて質問しているのですが、
AさんからはAさんの性格批判に聞こえてしまうんです。
Bさんが仮にAさんの「主軸」に合わせた質問をすると、
です。
(※たぶん、Aさんタイプの方からすると「はじめからそう言えや」案件のはず。
「なんで自分の意見をストレートに言わないの?」って思うでしょう。)
Aさんはどう思うのかな?(相手)
じゃなくて、
私(B)は分からない。私は知りたい。(自分)
同じことを考えているのに、こんなに違ってしまうんです。
この着想や考える時の視点って、
ビジネス書でも学校でも討論会でも違いの解説ってないんですよね。
(ここまで考えているとキリがないから)
こんな風に、
「だれ」に着目するかのすれ違いが起きると、
・失礼な発言と受け取られたり
・批判されていると受け取られたり
・気遣いが伝わらなかったり
ということが起きるんですね。
じゃあどうしたらいいの??なんですが、
これに尽きるなと思います。
「相手」に主軸をおいて考えがちな人は、「自分」がしたいこと・要求は?という視点で質問をする。
「自分」に主軸をおいて考えがちな人は、相手の発言がもしかすると「こちら」に主軸を当てて話しているかもしれないという視点で聞いてみる。
これをちょっとでも意識してみてくださいね。
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