#216 自分の長所の見つけ方

あなたは自分の長所を言えますか

自分の長所を知ることは、
自分がよりよく生きるためにとても大切なことです。

仕事では、最大限の成果を発揮するために
必要不可欠なものでもあります。

あなた自身が、あなたの長所を知ることで、
これからの活躍の幅が変わるかもしれません。

今回は、自分の長所の見つけ方について
お伝えします。

１．誰にでも必ず長所はある

誰にでも、長所は必ずあります。

自分には長所がないと思っている人もいるかもしれませんが、
それは自分の長所が思い浮かんでいないだけです。

なぜ長所が思い浮かばないのかというと、

✓ 自分を認められない人が多い
✓ 当たり前に感じている

からです。

(1) 自分を認められない人が多い
これは日本人の国民性も強く関係しています。

内閣府のデータを見ると、
自分に長所があると答える割合が、

✓ アメリカ：93.1％
✓ 日本：68.9%

と割合が違います。

日本人の自己肯定感の低さは他国と比べても明らかです。

人より秀でている部分があっても、
謙遜したり、自分の良さを素直に認められずに、
長所がないと感じてしまいます。

(2) 当たり前に感じている
自分の中で当たり前になっていて、
長所だと気付いていない場合もあります。

自分の中ではできて当たり前のことは、
自分で長所だと認識できないのです。

やって当たり前、出来て当たり前と考えるのではなく、
他人と比べて自分はどうなのか考えてみましょう。

２．長所の見つけ方

長所の見つけ方はたくさんあります。

ここからは長所の見つけ方をいくつか紹介しますので、
よければ参考にしてみてくださいね。

✓ 過去の経験から見つける
✓ 短所を書き出す
✓ 他の人に聞く

(1) 過去の経験から見つける
自分がこれまで経験してきたことを振り返ると
長所を見つけやすいです。

過去の経験で成功した経験や印象に残っていることを
自分が努力したことや行動したことと一緒に思い出して
みてください。

例えば、
「店舗で営業成績がトップになった」
という経験があったとします。

そして、その結果に至るまでに、自社商品を徹底的に分析して、
お客様の話に耳を傾けてきたという経験があったとします。

この経験から、「分析力がある」「傾聴力がある」
という2つの長所を見つけることができます。

このように過去の経験から自分の行動を振り返って、
自分の長所を見つけることができるのです。

(2) 短所を書き出す
自分の短所を書き出して長所に言い換える方法もおすすめです。

あなたが思う短所は、必ず長所に言い換えることができます。

例えば、あなたが「落ち着きがないこと」を短所だと
思っていたとしても、その言葉は「行動力がある」という
長所に言い換えることができます。

私がよく使う言い換えは、

✓ 流されやすい→協調性・柔軟性がある
✓ 心配性→慎重
✓ のん気→ポジティブ・前向き
✓ 面倒くさがり→効率的
✓ 負けず嫌い→向上心がある
✓ 頑固→信念を持っている

この辺りでしょうか。

(3) 他者に聞いてみる
自分一人で長所を探すのではなく、
周りの人に聞いてみるのもおすすめです。

他の人の意見を聞くと、自分では気づいていない
長所を教えてもらえることがあります。

例えば、「後輩からの提案を取り入れる」というのが
あなたにとって普通のことであったとしても、
相手から見ると特別なことに見えるかもしれません。

また、「ちょっとした気遣いの言葉」をあなたは
自然に周りの人にかけていますが、他の人には
なかなかできなかったりもするんです。

他人から教えてもらった長所は、
自分で見つけるより受け入れやすいという理由からも
おすすめします。

３．まとめ

いかがですか。

今回は、自分の長所の見つけ方について
お伝えしてきました。

自分の長所がわかれば、強みとして
これからの生活に生かすことができます。

生かす場所が増えると、それだけ自分が生き生きと
する時間が増えることに繋がります。

ですので、あなたもぜひ、
自分の長所を改めて見つけてみてください。

今回はこれで終わりにします。

ではまた。

👉次に読むなら

過去のオススメ記事を紹介
・#203 相手の「やる気」を引き出す方法
・#175 自分の魅力探し【自己分析編】