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#48 なぜか自分だけ残業しているという人の特徴

なぜか自分だけ残業しているんだよな…

こんな人、あなたの周りにいませんか?
残念なことですが、特定の人がいつも残業をしているという状況は意外とあります。

もしかしたら、自分だけ仕事を押し付けられて残業している…
という悩みをお持ちの方もいるかもしれません。

私は残業過多な人と何かと縁があります。

例えば、新卒時代にお世話になったOJTの先輩、直属の先輩がそれぞれ日常的に残業をしており、毎年是正するようお達しを受けていましたし、同期の1人は毎年残業時間ベスト10入りする程働いています。

私の会社、軽く1000人以上はスタッフいるんですよ…。その中でベスト10って相当ですよね・・・。

このように私の周りの人が普通に残業していたので、残業はするものだという認識で仕事をしていました。
月の残業時間が3ケタということもありましたね。

こんな私ですが、部署異動をきっかけに仕事に対する向き合い方を変えたことで、残業時間は半減しました。

今回は、残業しやすい人の特徴と、残業を減らすためのポイントについて、お伝えします。
是非読んでいってくださいね。

1.自分だけ残業しているという人の特徴

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私自身が割と残業してきた経験がありますし、残業過多な人と一緒に仕事をすることも多かったので、私なりに一度残業している人を分析しました。

結果として、残業が多い人たちの間には意外と共通点がありました。

✓ 自分の能力不足で仕事が終わらない
✓ 仕事量に個人差がある
✓ チーム全体の仕事量が多くて自分がやらざるを得ない
✓ 頼まれたら断れない

(1)自分の能力不足で仕事が終わらない
そもそも自分の能力不足で定時になっても仕事が終わっていない人。

このタイプの方は必然的に仕事が溜まってしまいます。
自分だけ残業しないとそもそも仕事が終わらないので無理はありません。

他の人が皆仕事ができる場合は、かなり浮いてしまいます。
結果的に自分だけ残業なんていう状況になり、自らサービス残業を進んでやっている人もいました。

(2)仕事量に個人差がある
仕事量に個人差があるという人は結構多いです。
何故かその人だけ仕事量が多くて、残業しないと終わらない量の仕事を任されているという状態ですね。

パワハラや嫌がらせということもありますが、ほとんどはなんとなく割り振られた仕事が、その人だけ多すぎたというケースでした。

ちなみに、私はこのパターンでした。
抜けた人の仕事をまるまる引き受けるって、正直おかしいと思うのですが、上司に言われたことは絶対と思っていたので残業コース一直線でしたね。

業務分担の見直しを提案できればよいのですが、責任もってやり遂げるという思いで抱えてしまう人が多いので、残業時間が増えてしまいます。

(3)チーム全体の仕事量が多くて自分がやらざるを得ない
チーム全体の仕事量がおかしい場合、みんな一緒に残業コースです。
特に最近はギリギリの人員で回している会社が多いので、1人あたりの業務量も増えてきています。

マネージャーが他のチームに掛け合って仕事量を調整するとか、やらないことを決める、という判断ができればよいのですが、できなければ地獄です。

マネージャーの代わりに仕事を整理してやらないことを決めて提案するか、個人の能力、そしてチーム全体の能力を全体的に引き上げるために何ができるのかを考えなければ残業は減らないパターンです。

(4)頼まれたら断れない
これまで会った方の中で最も多いのは、頼まれたら断れない人です。

優しい人、責任感がある人は特に、なかなか断れない傾向にありますね。
また、他人の顔色を伺ってしまう人も断れずに仕事が増えてしまいます。

自分の仕事すら終わらないのに人の仕事まで引き受けてしまっていては、当然終わるはずがありません。

分かっていても引き受けてしまうものなんですよね。
気持ちはすごく分かります。

他にも特徴はあるかとおもいますが、私がこれまで出会ってきた人たちは、この4パターンのいずれかに当てはまっていました。

2.自分だけ残業している時の対処法

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自分だけ残業するのには自分にも何か理由があるかもしれません。

とはいえ、いつも自分1人だけ残業するの、嫌ですよね。
仕事が長続きしないでしょうし、過労になる可能性もあります。

何よりも私はそんな状況が嫌ですし、そんな人は1人でも減ればいいと思っていますので、今すぐできる対処法についてもお伝えします。

✓ 仲間に助けてもらう
✓ 仕事を置いて定時で帰る
✓ 転職を検討する

(1)仲間に助けてもらう
本来、仕事は個人でなくチームでやるものの方が圧倒的に多いです。

ですので、明らかに自分だけ残業している状況だったら、チーム全体で仕事をしっかり終わらせられるように、メンバーに声をかけましょう。

場合によっては業務分担について上司に相談してもいいかもしれません。

(2)仕事を置いて定時で帰る
残業せずに定時で帰るのも一つです。

労働契約上、1日8時間、週40時間という内容で契約を締結している場合、それ以上は強制的に働く必要はありません。

長時間労働が続き、集中力や判断力が鈍った状態で働き続けるのは、非常に効率が悪いです。

ですので、いっそのこと、最低限終わらせないといけない仕事が終わっていたら、退社するというのもアリだと思います。
かえってこの方が翌日の仕事効率が上がったりしますからね。

(3)転職を検討する
そもそも自分に原因がなく、理不尽に自分だけ残業を強制させられているという場合、そんな会社にしがみつく必要はありません。

今は昔と比べると転職もしやすいですし、自分のやりたいことがあるなら今のうちに転職してしまうのが良いかもしれません。

※番外編 自己研鑽する/仕事の仕組みを変える
中長期的な話になるので番外編としていますが、もし自分だけ残業している理由が「能力不足」だったとしたら、自己研鑽の時間を作ることを強くオススメします。

今の自分の力で仕事を完遂できないならば、何らかの能力を向上させる余地があります。

他にも方法はありますが、この2点は働いていく上で必要不可欠な項目ですので、頭の片隅に置いておいていただければ嬉しいです。


3.まとめ

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いかがですか?
自分だけ残業している、あの先輩だけいつも残業している、と感じた場合、何が原因でこの状況が起こっているのかをまず考える必要があります。

その上で、今からちょっとでも工夫して変えられることがあるのだとしたら、早急に変えてみてください。

時に、ガムシャラに働くことは美徳とされます。
実際にそれで成果を出されている人もいるでしょう。

でも、「これは何か違う」とあなたが感じているのであれば、少しでも早く今よりよい状態で働けないか考えてみてください

私は「何か違う」と感じてから何年もかかりましたが、残業時間を半分以下に減らすことができました。

今回の記事があなたにとって何か参考になるものであれば嬉しいです。

今回はこれで終わりにします。
ではまた。

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