#225 機転が利く人の特徴

あなたの職場に「機転が利く人」はいますか。

機転が利くとは、

「その状況に応じて素早く適切な対応ができること」

をいいます。

▲ 言われたことだけをやる人
▲ 物事を深く考えていない人

だと対応できない突発的な出来事に対応できる人は
会社から評価され、重宝されます。

また、機転が利く人は、
相手の質問の一手先、二手先を考えて、
質問に答えることができます。

今回はこのような「機転が利く人の特徴」
についてお伝えします。

１．機転が利く人の特徴

私がこれまでに出会ってきた機転が利く人は、
このような特徴をもっていました。

✓ 全体を見渡して観察できる
✓ 人間関係を築くのが上手い
✓ 物事を柔軟に考えられる
✓ さまざまなリスクを常に想定している

（1）全体を見渡して観察できる
自分だけではなく周りのことも観察し、
全体を見渡すことができます。

全体の中での自分の役割も理解しているため、
どんな状況でも臨機応変に対応できます。

また、観察力もあるので、相手の
ちょっとした表情や声色の変化にもすぐに気づけます。

（2）人間関係を築くのが上手い
機転が利く人はコミュニケーション上手です。

普段から相手はどうすると喜ぶのかを考えているので、
相手の性格なども踏まえて、
相手を思いやった行動をすることができます。

（3）物事を柔軟に考えられる
物事を幅広く捉えて柔軟に考えることができます。

相手の考え方からも学ぼうとする姿勢があり、
相手の意見を取り入れながら
その都度何が一番いいかを考えて、行動に移すことができます。

（4）さまざまなリスクを常に想定している
不測の事態が起きる可能性があることを理解しており、
考えられる様々なリスクを想定しながら行動しています。

あらかじめいくつかの対応策を考えているので、
咄嗟のときでも行動することができます。

このように、

✓ 自分のことだけでなく相手のこと
✓ 現在のことだけでなく将来のこと

を考えられる人は機転が利く人であることが多いです。

２．機転が利く人になる方法

機転が利く人にあこがれる人は多いですが、
「自分にはなれない」と諦めている方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

でも、少しずつ普段の姿勢や行動を変えていけば、
誰でも機転が利く人になれます。

そこで、ここからは機転か利く人になるための
方法をお伝えします。

✓ 心にゆとりを持つ
✓ 行動の基準を持つ
✓ 目的を把握する
✓ 相手のことを考えて行動する
✓ 想像力を働かせて先読みする

（1）心にゆとりを持つ
機転が利く人は、冷静に考えて行動ができます。

気持ちに余裕がないときは、突然の出来事に動揺して焦り、
ベストな判断ができないもの。

日ごろ、忙しくて詰め込みすぎているな
と感じたときには、少し休んでゆっくりしたり、
ゆとりを持ってスケジューリングしましょう。

（2）行動の基準を持つ
機転が利く人は自分なりの行動基準を持っています。

何事も「なんとなく」という理由で流されるのではなく、
自分なりの行動基準を持つようにしましょう。

（3）目的を把握する
何事も「何のためにするのか」という目的を持ちましょう。

目的がないと、何か判断するときに基準がなく、
対応ができなくなります。

目的を明確にすると、目標を達成するための
最善の方法を考えていくことができます。

（4）相手のことを考えて行動する
自分のことだけを考えず、相手の視点も持つようにしましょう。

自分にとっても、相手にとっても一番いい形にするには
どう対応したらいいかを考えて行動に移していきましょう。

（5）想像力を働かせて先読みする
今のことだけでなく、今後どんなことが起こる可能性が
あるかをイメージして対策をあらかじめ考えておきましょう。

もちろん、先読みをするためには、今やるべきことを
しっかりやれていることが前提になります。

まずは今の仕事をしっかり把握し、その上で、
少し先の予定についても
さまざまなパターンを想定しておきましょう。

３．まとめ

いかがですか。

今回は機転が利く人の特徴とお伝えしました。

機転が利く人になるためには、
日ごろから想像力を働かせることが大切です。

日ごろから想像力を働かせて周りを観察し、
目的を意識して行動すると、この力は磨かれます。

機転が利く人は、まわりの人への思いやりを
持った行動ができるため、
どこにいっても重宝される存在になります。

さまざまな経験を積む中で想像力を働かせながら、
機転が利く人を目指していきましょう。

今回はこれで終わります。
ではまた。

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