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子どもが積み木(つみき)を倒す本当の理由

こんにちは、あいかです。

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あなたは、お子さんの行動から「なんでこんなことをするんだろう・・」と不思議に思うことはありませんか?

時には、お子さんの気持ちが分からないと思うこともあるでしょう。

お子さんの行動と言っても色々ありますが、今回は、反響があったこちら↓の内容について、さらに深堀りしたお話をしてきたいと思います。


以下、3本立てでお送りいたします。

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積み木遊びから得られる身体の発達機能

たかが「積み木」、されど「積み木」です。

積み木遊びを通して、お子さんの心や体に影響を与えていることは、とてもたくさんあります。

「積み木」は0・1歳の乳児さんでも楽しく学びながら遊べますので、この記事を読んで「積み木」の魅力を感じていただけますと幸いです。

それでは早速、得られる身体の発達機能について見ていきましょう。


①指先の発達

「つまむ」「握る」ことによって、指先から手、腕を使用しています。月齢が低い時は「掴んで離す」ことを学ぶ機会に良く、月齢が高くなると、「高く積む」「重ねる」だけでなく、ドミノのように並べたり、おうちなどの見立て遊びに発展したりと、長い期間様々な遊びに応用できます。

②視覚の発達

積み木にも色々な種類があります。(種類の詳細は次の項目でお伝えします)その中でもカラフルな色の積み木では、「色」を伝えることが可能です。また、積み木の「形」も伝えながら遊ぶことで、目からも様々なことが学べるでしょう。

③聴覚の発達

積み木から奏でられる音を知らせることができます。崩れたときの音、積み木同士を叩いて鳴った音など、重なり方・叩き方によってはいろいろな音色が聞こえてくるでしょう。いい音だね~とお子さんと楽しんでみてはいかかでしょうか。

④嗅覚の発達

木でできた積み木、ゴムでできた積み木、プラスチックでできた積み木・・・積み木によって匂いも異なります。「〇〇の匂いだね~」と嗅いで見せ、匂いを知らせていくことも可能です。

⑤感触を知る

「かたい」「やわらかい」「つるつる」「ざらざら」など積み木を通して、感触を知ることができます。一緒に言葉も伝えてあげると、擬音語を学べる良い機会になるでしょう。


「積み木」1つでも様々な発達に繋がっていることを知っていただけたのではないでしょうか。

意識しながら遊んでみると、また違った発見があるかもしれませんね。


積み木の種類

一言で「積み木」と言っても、実に様々な種類があります。

0歳から使用できる安心安全な積み木が良いのか、キャラクターの絵が描かれた積み木が良いのか、いろいろな形がセットになった積み木が良いのか・・・

目的によって選ぶ積み木も異なってくるのですが、ここでは一般的な積み木のイメージを持っていただこうと思います。参考程度にご覧下さい。


シンプルな無塗装の木の積み木。長くおしゃれに使用したいのであれば、シンプルイズベストな無垢なものがオススメです。↓
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カラフルな積み木。素材が同じ木でも、カラーバリエーションがあるものも多くあります。色などを伝えていけるので、乳児さんにはオススメです。↓画像3

色々な形がセットになった積み木。四角や三角だけではない形がセットになった積み木もあります。↓画像4

その他、EVA・布製・ゴム製で水洗いOKなものや、口に入れても安心なお米の積み木等もあります。

用途に合ったお子さんにぴったりの積み木を是非探してみてください。


子どもが積み木を倒す本当の理由

お待たせしました。いよいよ本題に入ります。

最初にお聞きしたいのですが、一緒に遊ぼうと思って高く積み上げた積み木を一瞬にして壊されてしまったら、あなたはどう思いますか?

「ショック」ですかね?

こんなに高いよ~と教えたかったのに、それを見向きもせず壊されてしまったら、やっぱりちょっとショックだったりしますよね。


しかし、これだけは忘れないでおいてください。

お子さんは、あなたに意地悪をしているわけでもなく、積み木で遊びたくないわけでもないのです。


まだ月齢が低いお子さんは、目に見えるものすべてが初めてですよね。物の名前も知らなければ、遊び方だって知りません。

ですので、必ず破壊怪獣さんになるのです。


高く「積む」行為よりも先に「倒す」行為をすることには、ちゃんと理由があります。

身体の発達機能的に、「積む」行為は腕の上下運動が必要になりますので、少々難易度は高めです。「壊す」「倒す」行為は、それよりも難易度は低めの腕の左右の動きになりますので、先にこの行動が見られるのはいたって正常なのです。


お子さんは、この「倒す」ことを経て様々なことを遊びながら習得しています。


・物が下に落ちるという自然な現象

私たち大人からすると当たり前のことですが、生まれて数か月の赤ちゃんにとっては、高いところから物を離したら下に落ちるということが当たり前ではないのです。遊びを通して、知らず知らずのうちに学習しているんですね。


・積み木そのものを知る

初めて見る玩具であれば、どうやって遊ぶのかを学ぶ必要がありますよね。触れてみる→触ったら崩れた→面白い→繰り返す

最初はそんな心理状態です。「倒す」行為を経てどうやって遊ぶのか、何が楽しいのかを本能的に習得しています。


ここでのポイントは、【繰り返し行っているかどうか】ということです。


「積み上げたら倒す」行為を何度も行っているかを見ることで、心から楽しんで遊んでいるかどうかの目安にもなります。

繰り返し「倒す」ことで、次のステップ「積む」ことへの楽しさも理解してくるようになりますよ。


遊びを通して、その時々の成長過程を見守り、一緒に楽しむことで、より良い親子関係も築いていけるでしょう。

是非、時間が許す限り、飽きるまでお子さんの要求を受け止めてあげてみてくださいね。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました!


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