ヨコハマの輸出工芸展
横浜歴史博物館による企画展、ヨコハマの輸出工芸展は、
2024.02/03~03/10
に開催されています。
🍵いつも来てくださっている方も、はじめましての方も、こんばんは!
来てくださって嬉しいです!どうぞゆっくりしていってください🐉
はい、今日もひとり言から始まります。
目次から飛ばせますので、お好きなところをお読みくださいませ🌟
今日のひとり言
宇宙に対する見方を一新するかもしれない、日本生まれのガラス「E6」、どこがすごい?(ナショナル ジオグラフィック日本版)
この記事ですが、なにが凄いって、陶器が世界の最新技術を支えているのです。ガイシもいつか話題にしたいのですが、こういう望んだ温度に耐えハンマーで砕けるこの扱いやすさ、陶はいつでも人を支えるポテンシャルがあるのです。
それこそ土器を人間が発明した時から、
土を焼いたものは人の日常に当たり前に寄り添っています。
宇宙の遥か彼方がこのガラスで見えたとして、人間はどこまで変われるのでしょう。
ところで、利休の黒楽茶碗も、宇宙に見えてきませんか。
ガラスがその身に通す光で、人間の目に宇宙を見せるように、
陶はその窯の中の闇を経て、人間の心に宇宙を見せるのですね。
……なんか言ってて恥ずかしくなってきました…
因みに、宮川香山の末裔である眞さんのお仕事により作られたカメラが、月面探査で成功を収めています。香山の血はやはり、常に世界の先端を走り、果てはこの星を飛び出す力強さがあります。次回のひとり言はその話題にしようと思います。
ヨコハマの輸出工芸展
今横浜歴史博物館で開催されている企画展の
[ヨコハマの輸出工芸展]
行ってきましたよ。土器作りの帰りに。
「公式の供給ありがとうございますありがとうございます……」
推しが尊過ぎて溢れ出る異常な興奮を押し殺しながら
バシバシ写真を撮りまくりました。
(ちゃんと許可のやつです。展示物によっては写真不可なので、写真を撮る際は皆さんお気をつけください。フラッシュも駄目です)
パネル展示も全て読みました。
私は「眞葛」「まくず」「真葛」「横浜焼」という名前が入っている本は一通り読んでいるのですが、専門的な学術書や論文は一切読んでいないので、パネル展示から新しい情報を探すのが楽しかったです。なのでその一部をここにご紹介します。
ヨコハマの輸出工芸展パネル一部
(2024年2月29日追記。作品の画像がなかったので、スマホカメラですが撮影したものを下記に貼ります。撮るの下手でごめんなさい🙇♀️)
⚠️大きく見たい場合はタップ推奨です⚠️
宮川香山が4代で絶えて思うこと
宮川香山コーナーのパネル展示は、こう締めくくられています。
この悲哀を、なんと言ったらいいのでしょうか。
山本さんは講演会で、結婚式の引き出物に眞葛焼、などなど、もし眞葛焼が罹災していなければのお話をされていました。
きっと私の母校の白山高校(関東唯一穴窯がある横浜の高校です)も、横浜焼、眞葛焼の専門授業があって後継や普及活動を担う学生が沢山現れたかもしれません。
きっと、もし、というIFは、とても幸せな想像で、同時に自分の無力感にさいなまれます。
私にもし、物凄い彫刻技術があれば、膨大な知識を蓄積できる頭の良さがあれば、お金がたくさんあれば……なんだか涙が出てきます。
だからやるのです。普及活動を、一歩ずつ。
🍵次回は番外編、縄文土器作り体験の二日目と三日目のお話をしたいと思います。
今回の参考資料は、横浜歴史博物館さまから沢山いただきました。撮影可能な部分のみ引用しましたが、このようにSNS発信して良いものなのか、まだご許可を頂いておりません。次回博物館に来館する時にきちんとその旨お尋ねしようと思います。
以下横浜歴史博物館ホームページリンク
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