クライアント探しが最大の恐怖だったコーチが知った「恐怖」の正体
こんにちは
自己効力感を高めるコーチのLamaです。
コーチングを受けて、その素晴らしさに気づき、
実際私もコーチングを学びたいと思って
学びのサークルに飛び込んだ時、
何が一番嫌だったかというと、
『クライアントを見つけること』。
私はそもそも人に何かをお願いするのが苦手。
自分で何とかすることが美徳であり、
カッコいいと思っていた。
日本人は「人に迷惑をかけてはいけない」と
赤ちゃんの頃から教えられているので(笑)
私のような人は多いではないだろうか。
一歩踏み出すためにやれること
「クライアントになってもらえない?」
そう一言言えればいいのになかなか勇気が出ない。
ましてやお金を頂くなんて!!!
そんな人には
何らかの「崖っぷち」が必要だと思う。
課題としてクライアント10人のクライアントコーチングが必要、
と求めてくるところは実は最高に優しいスクールだったりする。
これができないと修了できない、というのは強烈なドライブになる。
お願いするときも枕詞に「スクールの課題で…」と言えると、
お金を頂く必要があって、というのも続けやすい。
ニホンジン外圧に弱い(笑)
もう一つの手段は自ら宣言すること。
外圧がない時は、自らプレッシャーをかけに行く。
私コーチになります!
と、
なる前から宣言してしまう。
宣言したからにはやらなければカッコ悪い。
有言実行精神を逆手に取ったセルフプレッシャー、
別名「退路を断つ」と言いますが、
私はこの戦法よく使います。
そして、不思議なことに、
一度言ってみると案外図々しくなれるもの。
一番最初が一番ハードルが高い。
そもそもクライアントお願いすることは
迷惑行為でも何でもないし、
断られても
私のことを嫌いとか、信頼していないということではなく、
そもそも今忙しくてそれどころじゃないとか
理由はひとそれぞれ。
モンスターの正体
私は何を恐れていたんだろう
ということを改めて振り返ってみると、
それは否定されることに対する恐れだったのではないかと思う。
人間は本質的に「誰かに認められたい」と願って生きている。
そして私は「NO」と言われることを極端に恐れていたのだ。
でも、
クライアントを引き受けてもらえるかどうかは
ただ純粋に
「クライアントという役割を今このタイミングで引き受けられるか」
という問いであり、それ以上でもそれ以下でもない。
それに対して
私という人間に対するYES/NOを宣告される
という脳内変換を勝手にしていたのが
過去の私の恐怖の正体だったことに気づいた。
脳内変換の仕組み
エリスのABC理論をご存知だろうか?
Aという出来事【Activating events】に対して
Cという結果【Consequences】が自動的に決まるのではなく、
AとCの間に、【Belief】(思考・信念・考え方)が入って
Cが導き出されるという考え方だ。
例えば
A:夫に連絡したのになかなか返事がない、という出来に対して
C:私が怒るという結果は
間にB:私のことを軽んじているのではないか
という【Belief】思考が入っているから導き出された結果になる。
仮にBが「何か事故にでも巻き込まれたのではないか」
という思考に変わったらどうだろう?
自ずとCは「怒り」ではなく、「心配」や「不安」という結果に変化する。
恐怖を超えたところにあるもの
最初はなかなか言えなかった言葉も、
10回繰り返せば普通に言える。
Twitterで一言いうのすらためらっていたり、
そもそもネット社会で本名で発言するのは
全裸で交差点に立っているくらい恥ずかしいに違いない
と勝手にイメージしていたけれど、
やってみるとなんてことはなかった。
結論:
案外世界は私のことなんてどうでもいいと思っていた
ということ。
炎上どころかそもそも私のつぶやきなど
砂浜の砂粒の一つ。
どれだけ自分の影響力を過剰評価していたか
ということにもなるのかな。
自信過剰、プライド高い、今では笑えますよ。
崖から飛び降りてみたら、
崖だと思っていたその淵は
深さ30cmくらいでした。
というオチ。
さぁ、勇気出たでしょ?(笑)
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