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ちょっとだけ前向きな言葉(241・242)

●老害は犬にでも噛まれたと思って根に持たない。された事は忘れず自分が歳をとった時に同じ事を他の人にしなければ良い。


 昨今老人の数が増えたせいもあるのかよく「老害」という言葉を耳にする。確かに老人側の独特な問題もあるのだろうが老人の特性も理解せずになんでもこの言葉で片付けてしまう風潮も怖い。そんな訳で「老害」という言葉の新しい用いられに則り新たな考えを持った方か賢明なのかも知れない。

 他人、特に大人の手本となるべき年長者から受けた言われもない嫌なことや攻撃に対して怒りや恨みをあまり抱かず、心に引きずらないようにすることがこれからのスマートな生き方なのかも知れない。老人に我儘にさせておくのではなく、筋の通らないことは無視して相手にしないことも賢明。相手にすればなおそのやり方が正しいのだと思い込み老害は深まる。

老人特性の「キレやすさ」も理解すべき
突然の辻褄の合わない言動はもしかしたら「譫妄」の可能性もあるかも知れない

 そして自分が辛い経験をしたことを忘れずに将来他人に同じことをしないように注意するべきだ。過去の嫌なことを経験しても、その経験を通じて他人に対する思いやりと理解が持てるような進化した思考を持つ事こそ次の世を生き延びる知恵なのかも知れない。

●孤独に打ち克つためには独りで考えて行動する必要がある。


 孤独な状態を嫌う人も多いと思うが、その状態でなければ考えられないことや思い付かないことはたくさんあると思う。

 孤独や難しい状況に立ち向かうためには、時には独りで考えをめぐらせ行動をすることが必要。孤独な時間の中で自分自身と向き合いながら問題を分析し、解決策を見つけることで内省と自己成長が促進される。他人からの影響を受けずに自分の考えと判断力を磨くためにも孤独な時間は必要である。


他の人と一緒では思いもつかぬアイデアがある

 積極的に孤独に身を置くべきというのではない。何かに突き当たり行き詰まった時には他人のアドバイスも大切だがそれを受けた後でも構わないので改めて一人になって考えることはとても大切なことだと思う■

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