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ちょっとだけ前向きな言葉(161・162)

●現状に不満を感じる時過ぎ去りし日々を必要以上に美化していることが多い。過去は過去。美しく見立てるならこれから先を素晴らしくさせたい。


 過去は過去であり、過去を美化するのは簡単だがそこから得られることは思った以上に少ない。それならば今よりも素晴らしい未来を作りたいものである。

 現状に不満を感じる: 人々は現在の状況に不満を感じることがあります。これは、現実に直面する問題や欲求不満などから生じることがあります。

 人は往々にして不満を感じると過去の日々を必要以上に美化するものである。過去の思い出や経験をより良いものとして思い出し、懐かしさや満足感を感じることで、現在の不満を和らげようとするのだと思われるが、これらの行為については誰にでもある自然なことだと思う。

 しかし、過去は過去であり、現在の状況とは別のものだ。過去に執着しすぎることは、現実逃避や問題解決から目を背けているだけである。

 その代わりに未来に焦点を当てることが重要だ。しかし現在の不満を払拭し、未来を素晴らしいものにするために努力することは実態の見えない目標に突っ込んでいくようなもので不安も伴うだろう。しかしそれが実現できたとき初めて希望が見えてくる感じがするものだと思う。

過去のことよりも将来を見つめる方が前向き

 現状に不満を感じたときに過去の日々を美化するのではなく、現在の問題に直面し、未来をより素晴らしいものにすることに焦点を当てるべきだ。なかなかできることでもないができれば得るものも大きいはずである。

●無駄なことなどない。あるとしたら同じ失敗を何度も繰り返すことが無駄なこと。

 人間は誰でも失敗するもの。失敗は成長の過程であり、そこから学ぶことで成長することができる。しかし、同じ失敗を何度も繰り返すのは無駄なことと考えるべきだ。失敗から学び、改善することで、より良い結果を得ることができます。言い方を変えれば失敗を繰り返すといいうことは失敗そのものを真摯に受け止めていないことの顕れでもある。

 失敗から学び、成長することが大切であることを考慮に入れれば失敗してもそれは無駄なことではないということでもある。

 失敗から何かしらのことを学んだ人は必ず失敗の原因を客観的に分析できた人であると言える。失敗の原因を分析して、同じ失敗を回避したのであろう。一つにそのような分析の能力を持ってたことともう一つには失敗をポジティブに捉える能力も持ち合わせていたことになる。失敗は成長のチャンスという言葉もある。失敗から学び、成長することで、より良い結果を得ることができる。

失敗は成功のもととはよく言った言葉だ

 以上のことができなかった結果が「再び失敗」だと考えればそこまでの時間は全くの無駄であったということにもなる■

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