打つべし打つべし打つべし
例年より早い梅雨明けになりましたね。
本日は小暑。「大暑来たれる前なればなり」(暦便覧)にあるように、この日から暑気に入り、本格的な暑さが始まるとされます。
暑い夏を乗り越えるためにも、よく食べて、体力をつけておきたいですね。
こんばんは、大野です。
あっという間に、今年も半年が過ぎました。
4月に入社された新入社員向けの研修は一通り落ち着いている企業さまも多いと思います。
さて、貴社の新入社員や若手の育成は順調でしょうか。
特にここ数年は、コロナ禍の影響もあり、思うように研修ができず、課題感をお持ちの方もいらっしゃると思います。
ようやく少し落ち着いてきている今、フォローアップなど検討されてみてはいかがでしょうか。
フォローアップ研修が離職率の低下に繋がっている事例もございます。
ご興味のある経営者の方、人事担当者の方、どうぞ遠慮なくお問合せくださいませ。
https://lala-sunshine.com/contact/
「打つべし打つべし打つべし」
新入社員の能力差、どのように評価していますか?
入社時点では仕事ができなそうに見える社員っていますよね。
時間が経つと、やはり仕事ができないままの人と、見違えるように成長する人に分かれます。
一体、その差は何が生み出しているのでしょうか?
子どもの頃、誰もが耳にタコができるほど言われた「復習」や「振り返り」
単純なことですが、能力向上にはこれしかありません。
実は、新入社員の頃、正直に言うと、私の方ができると思っていた入社同期からガツンと思い知らされることがありました。
入社してから、育成研修を終えて、念願叶って配属された憧れのフロント。
慣れないことに四苦八苦して、よく先輩に怒られてる同期を尻目に、学生時代のアルバイトのお陰で、接客になんの抵抗もなく、仕事を楽しんでいた私。
少なからず優越感に浸っていたと思います。
やなヤツですね。
しかし、いつからかその同期がメキメキと仕事ができるようになってきたことに焦りを覚えました。
聞けば、
「大野さんみたいに接客は慣れてないし、自分は仕事も遅いから、毎日振り返りノートをつけてたんだよね。できたこと、できなかったことを書き出しながら、それを毎日見てやってたら、これでもちょっとずつできるようになってきたよ。」
むべなるかな。
所詮、入社時点の能力差など、微差でしかないのです。
僅かな優位性にあぐらをかいて、「そこそこで過ごした人」
と
できない自分を認めて「毎日徹底して復習した人」
どちらが伸びるかは言うまでもありませんね。
姿勢が違い過ぎます。
同期の背中は強烈な刺激になりました。
翻って、新入社員研修もやったら終わり。
では、マズイのです。
教える側が、最初から反復学習させることを計画しておくこと。
せっかく行った研修が実務で活かされるためには、そのような工夫がどうしても必要です。
つまり、社員が継続的に反復学習できる状況づくりが、人材開発責任者の腕の見せ所なのです。
もちろん、実務上、採用の精度の問題は多分にありますか、素材の良し悪しを論じるのは教育者のすることではありません。
理想的なフォローアップは、研修の同期を集めて振り返りをさせること。
受講者同士の背中こそが、良い成長材料になるからです。
これこそが、独りの復習ではなし得ない、得難い経験を与えることになります。
とはいえ、フォローアップ研修ができないことも多いですよね。
その場合は、振り返ることの重要性、そして、日々できる工夫の具体例を伝えてみてください。
こうした地道な積み重ねが、間違いなく社員一人ひとりの成長につながっていくものです。
本日の問い
研修、やりっ放しなっていませんか?
反復学習の機会を意図的に設けていますか?
終わりに
毎年ルーティンで実施している研修の効果に疑問を感じておられる経営者、人事担当者の方、遠慮なくご相談くださいませ。
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本日のニュースレターはここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
笑顔と感謝で溢れた毎日を!
大野加奈