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ときめきのお籠り生活

この週末は雪になるかもとのことで、家から一歩も出なくていいように、食料を2日分くらい買い込んでおきました。ブーフーウーのレンガの家に逃げ込んだ時のような気持ちで、「ふぅ~、これで一安心」とひとりにニコニコしています。…なんてったってこの家のすごいところは「キミを守るよ感」がとても高いのです。

ひとり暮らしのみなさんは、帰宅しても無言なのでしょうか。「ただいま」と声を掛けることはないのでしょうか。…誰にって、家にです。私は家や植物、人形などにもよく声を掛ける一般的には変人といわれるタイプの人間です。声を掛けずにはいられないのです。だから玄関のドアを開けたら、「ただいま~」と人がいる風を装っています。

この部屋を物件として見に来た時に「ここへ引っ越しておいで。守ってあげる」と言われたような気がしました(家に)。ロケーションも部屋の雰囲気も、一目で気に入ってしまい、毎日のように不動産屋さんのサイトをみて、この部屋を眺めて暮らす日が、契約の日までずっと続きました笑。

恋煩いのような状態のまま引っ越してくると、玄関からベランダの隅まで、自分の好きなように部屋を飾り立てました。するとまたもや聞こえてくるのです。「君を守ってあげるからね、だいじょうぶ」という声が。‥‥頭のおかしいスピリチュアルおばさんかよと思われても仕方がない。けど、本当なの笑。

↓ そんな頭のおかしい私の寝室はこんな感じ ↓

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この家が本領を発揮するのは、朝の5時くらいからお日様が顔を出す頃までと、日が暮れて夜を迎えた頃です。つまり闇の時間に意味もなくワクワクさせてくれる家なのです。
お日様が高くなると暖房もいらないほど温かくなり、太陽の光がたっぷりと差し込むみ、それはそれで可愛いんだけど、そうすると私は外に出かけたくなってしまうのです笑。
この家は、自分の好きなものしか部屋に置いていないというのもあるけど、密閉されたこの空間は、かなり愛おしくて、家の意思を感じます。


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今日は朝からホラー映画を観ました。最近お気に入りの竹内結子さん主演で、彼女はキュートだったけど、作品自体はあまり怖くもなく、面白くなかったので、刺し子を始めました。来週、お友だちにコースターをプレゼントしたいので、そろそろ作らないとです。うん、やることテンコ盛り。
…それにしても映画が怖くなかったから、ちょいと本気で怖いホラーを見たくなってしまいました。ジェームズ・ワン行くか。

ホラー映画というと敬遠する人が多いけど、どうしてだろう。「恐怖」という感情は「感動」「幸せ」「愛おしい」など、あらゆる感情と同等に存在するものだと思うのよね。揺れ動く感情を楽しむのが映画だとしたら、恐怖を楽しむのもアリでしょ? 私はずっとそう思っています。

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さて、居間の南窓からはこんな景色がひろがっています。畑のような広場のような空間は、地主さんの敷地で、おじいちゃんが時々植木仕事をされています。‥‥なんと贅沢な庭遊び。

さて、アラフィフにして初めてのひとり暮らし。
好きな時に起きて、ご飯を食べて、何かに熱中しても邪魔する者もいないし、夜8時に眠たくなったら眠ればいいし、なんて素敵な生活なのかしらと思うと同時に、「おかあさん、腹減った」「駅前のカフェで待ってるね」などのお声がけがあるのは、いま振り返ると幸せなことだったんだなとわかる。

けれど、お母さん業はじゅうぶんに頑張ったし、都会の生活もたっぷりと満喫したから、今度は自分のために、ご褒美なボーナスタイムを思う存分楽しむつもりです。

いま、複数の著者さんの原稿を抱える中で(私の仕事は電子書籍出版)、その中のお一人は魔力に満ちた方で、「私と関わる人はみな変容を遂げますから」と宣告されています。わたしは引っ越しが第一の変容で、まだまだ変わるらしい…。

わたし、どうなるんだろう?? 楽しみだけど、ちょっと怖い☆

pay forwardで行動していきます、ありがとうございます☆