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秋晴れの白樺湖でお店を取材。プロジェクトチームのある日

白樺湖で進める、湖の価値や新しいレイクリゾートの形を提案していくプロジェクト。2021年11月に開催した野外イベント「湖畔の時間2021」にはたくさんのお客さんが来てくれて盛り上がり、少しずつ地域に関わってくれる人が増えています。

白樺湖でのプロジェクトを進めるチームは地域主体となっていますが、quodやWeb制作のチームなど、地域外から関わるメンバーもいます。普段暮らしている地域は、東京・北海道・富山などさまざま。今回はそんなチームメンバーたちが白樺湖に集まり、どんなふうに仕事をしているのか、ある1日の様子をお届けします。

秋晴れのある日、白樺湖にて

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この日はイベントを目前に控えた10月中旬。寒すぎない秋晴れで、涼しげで爽やかな空気が流れます。閑散期の平日ということもあり観光客の姿は少なく、穏やかな湖畔でした。

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湖畔の木々がほんのり色づき始めていました。春夏秋冬、季節ごとに表情が変わり、訪れるたびに新しい景色に出会わせてくれるのも湖のある地域の魅力です。

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湖のまわりをぐるっと囲むように、飲食店やお土産屋さん、宿泊施設が立ち並びます。白樺湖エリアには多いのは、昔ながらの洋風のペンションやロッジ。この日は静かに営業しているようでした。

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今日のプロジェクトチームのミッションは、こうした周辺事業者・店舗を訪れて、お話を聞いていくこと。新しく制作しているWebサイトに掲載する情報を、1軒1軒訪ねて集めていきます。平日とはいえ営業中の訪問になるので、どの順番で回っていくかを慎重に打合せ。

白樺湖周辺の移動には車があると便利ですが、お店とお店の間隔は近いので、何軒かなら徒歩でも回ることができます。歩いて湖を一周するのは少し体力がいりますが、自転車ならエクササイズにぴったり。この日は数台の車と徒歩で手分けをし、途中にミーティングなども挟みながら回っていました。

チーム御用達のワークスペースカフェ「カリオモン」

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今回のように現地で1日仕事をするときにチームがお世話になっているのが、「焙りたて」珈琲が自慢の珈琲店・カリオモン。珈琲が間違いなく美味しいだけでなく、Wi-Fiや電源を完備していてワーキングスペースとしての利用も推奨しています。都心のように作業向きのカフェが何軒もあるわけではない地域なので、チーム御用達のお店になっています。

白樺湖 カフェ 珈琲&BEANS カリオモン

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珈琲を味わいながら休憩や食事をしたい人と、パソコン作業等をしたい人がストレスなく共存できるよう、入り口側のカフェスペースと奥のワークスペースの空間が軽く仕切られています。奥のスペースでは、気兼ねなく撮影機材などを広げられます。

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話しながらの軽作業や打合せなら、カフェスペースでももちろんOK。各々店舗を回る合間に、ここに集まって会話をしたり。いつも自由に使わせていただき、助かっています!

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もともと静かな湖畔なので、オンライン会議をするのにも雑音がなく快適です。すぐ近くに自然や湖を感じながらのワーケーション利用としてもおすすめですよ!

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と、話してくれたのは、カリオモン店主の海野さん。レイクリゾートのプロジェクトチームの利用も歓迎してくれていて、自らもこのように作業していることもあるそうです。

海野さん「チームの皆さんは、月に1回くらいは来ているかな?ここで打合せしたり作業したりという感じですね。このあたりにはこういう場所が少ないから、重宝してもらえているんだと思います。Wi-Fiもけっこう速いと思いますよ。長くいてもらっても全然構わないですし、いつでも来てください」

ワーキングスペースとして充実した設備

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ワーケーション目的の利用にも力を入れていると話す海野さん。こちらのスペース、実際にかなり設備が充実しています。仕切られた空間には十分な数のイスとテーブルが。

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電源は各テーブルにタップが伸びていて、パソコン、スマホ、カメラ、複数台の充電にも困りません。

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プロジェクターも完備しており、スライドを映して地域の人を対象に珈琲の勉強会をすることもあるとか。イベントスペースとしても使えそうですね。

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ホワイトボードもあるので、プロジェクトの打合せにも役立ってくれそうです。何やらグラフを書いて見せてくれました。

海野さん「この近くでは富士見町のように町としてワーケーションを推進しているところもあるんです。都心からでも車があれば2〜3時間で来られますし、白樺湖もちょうどいい場所だと思いますよ。都会の人がふらっと来て、仕事もしながら数日滞在していくような過ごし方もいいと思います」

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提供するコーヒーは、こだわりの「焙りたて」珈琲。ショップカードに書かれた「珈琲好きは勿論、珈琲が苦手な方も是非一度お試し下さい。他と違います!!」という言葉から、その自信が伺えます。本当に美味しい珈琲でした……!

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豆やコーヒー道具の販売もしているので、白樺湖土産に買って帰るのもいいかも。作業向きのカフェはコーヒーの味には力を入れていないこともありますが、カリオモンは、作業も快適にできてコーヒーも美味しいという贅沢なお店でした!

カリオモン店主にレイクリゾートプロジェクトについて聞いてみました

店主の海野さんに、白樺湖で私たちがやっているプロジェクトについて訪ねてみました。

海野さん「白樺湖には若い人が少なかったから、ああやってイベントをやったりして盛り上げてくれるのはいいですよ。今年も『湖畔の時間』にはコーヒーを出店させてもらう予定です(※)。去年は準備期間も短くて“何をやっているんだろう……”と不思議がっている人も少しいたけど、去年の盛り上がりを見てから、ネガティブに考えている人はいないと思います。むしろ期待している感じですね」
※お話を聞いたのは『湖畔の時間』イベントより前

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「湖畔の時間2021」では、会場で美味しいコーヒーを振る舞ってくれました!当日の会場で味わった人も多かったのではないでしょうか?

海野さん「プロジェクトのことは詳しく聞いているわけではないけど、矢島さん(池の平ホテル&リゾーツ社長)が中心となって、行動力のある人たちがどんどん進めていってくれるのはありがたいですね。『湖畔の時間』はあえて11月という閑散期にやってくれて、泊まりで来てくれることで宿も潤いますしね。イベントで宿泊客が増えるのは、地域としても嬉しいです」

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2回のイベント開催を経て、このような嬉しいコメントをくださる地域の方も増えてきました!皆さんの期待を受け止めながら、少しずつプロジェクトを前に進めています。

今回は、ある日の白樺湖での様子をお届けしました。イベントも終わって一区切り、2022年以降の白樺湖はもっと地域内にも目を向けながら、新しい動きをしていきます。noteやInstagramでの発信もぜひフォローしてくださいね。

白樺湖 カフェ 珈琲&BEANS カリオモン

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