認識地平のズレ/論理派vs.感覚派/どちらが「わがまま」か?

私の見ている世界と、職場で周りが見ている世界が違うと感じてしまい、息苦しい。
何がズレているのかを、書いて整理します。

職場での主力業務に関して、私(および私のチーム)を「わがまま」だと感じている層が存在することが分かりました。
問題は、私は相手方こそ「わがまま」だと常々感じていたことです。

真逆😮

しかも、どうやら「みずうみチームはわがままだ」という認識の方が今の職場での多数派のようで、衝撃を受けました。

この件をフェイクでどこまで分かりやすく説明できるか不明ですが、書き連ねます。以下、多分にフェイクを含みます。


【前提条件】
①主な業務内容は事務作業で、基本業務はどの職員も同じ。ある期間に業務が集中することも多々あり、その期間についてもどの職員も同じ日程が組まれる。
★★これが主力業務であり、支店ごとに「処理しなければならない業務量」があらかじめ決められている。
★この根幹となる業務は、支店の管理責任者以外はみな同じ条件である。

②上記の各個人に課される基本業務に加え、それぞれの部署に特有の業務が発生する。繁忙期もそれぞれの部署で異なり、比較的ゆるい部署と、あまり皆が希望しない多忙な部署がある。

③給与体系は年功序列が基本である。多忙な部署だからと言って給料に上乗せされるわけではない。
★★ただし、多忙な部署に配置された場合、上記①(根幹となる業務)の業務「量」を調整することはある程度は可能。

④部署換えはあるが、上記①(根幹となる業務)は変わらない。
★支店内での部署換えでなく、支店の異動によっては個人に課される①の業務量も変動しうるが、同一支店では付与される業務量は原則として変動できない。
★上記③で多忙な部署に配置された人が①を軽減された場合は、他の誰かに上乗せされる。


つまり、平社員は全員「A」の業務を受け持つことが決まっている。それに加え、BかCかDか、部署ごとに異なる業務を付与される。
根幹となる業務はあくまで「A」であり、「A」がないのは支店トップの管理者のみ。中間管理職は「A」がある。

、、、、という状況です。
ここまで読んでくれた方っているのだろうか?ありがとうございます。


そんな中、私が現在所属している支店では、私のチームに課された「A」の業務量が非常に多く、しかも、その業務量を他へ動かすことが不可能な状況である。
★実はこの状況は、現在の所属だけで起こったイレギュラーな不幸ではない。
全員に課される「A」の業務を均等に割りたくとも、どうしても動かせない条件によってこうした偏りが出るのは、どの支店にも起こることである。

よって、私が今まで所属していた支店では、「A」業務での負担が多いチーム(または個人)に対して配慮をできるだけ行っていた。チームからの要望があれば、なるべく優先するのである。
★★特に繁忙期には社内での「優先順位」を決定する必要があり、会議でどのチーム(誰)を優先するか決めるという規則があるため、業務量に応じて要望を取り入れるのである。

それでも業務の完全な平準化はできないのだが、支店が変われば負担の量も変わるので「この支店では私の業務が少ないが、別の支店では多いかもしれない。お互い様だから現在多い人の要望を優先させよう」という共通認識であった。

したがって、現在の支店では私の「A」業務が多いため、少しでもその業務を勤務時間内に終わらせるべく要望を出したのである。


その結果が、「わがままを言うな」であった。

 


わがまま…………?
自らの我を通し、自己中心的思考を押し付ける、あの「わがまま」????

 
彼らの言い分は以下である。

▼「A」業務の繁忙期は全員同じである。
繁忙期は年に数回決まった期間に来るので、みずうみチームを優先させることは不平等である。



………………はい???


▼▼みずうみチームばかり繁忙期に優先されるのは「「ずるい」」
私たちだって「忙しい」んだから「わがままを言うな」

という思考回路、らしい。



言い添えておくが、私のチームは、とある別のチームの6倍以上(!)の業務を「同じ繁忙期」内で処理することがあらかじめ決められているのである。。。

というか、現在の職場で私のチーム以上の「A」業務を課されている人間は、皆無なのである。

皆無。私たち以上の人間は、ゼロ、誰もいないのだ。。。


私の考え方だと、同じ繁忙期であるならば、もちろん「忙しい」のは全員同じ期間である。当たり前だ。その中で優先順位を決めるという規則がある。ならば、当然「A」業務の多い人間から優先されるべきだと考えていたのだ。

なぜなら、この業務は数値化できるため、数値を見れば誰に業務が偏っているか一目瞭然であるからだ。

そして、そこにイチャモンを付けられる人間などいないと考えていた。この業務にイチャモンを付けるということは、仕事の根幹に関わるのでナンセンスである。
例えるなら、電車の運転士に「そんなに大変ならあなたに割り振られた電車の運行を止めたらいいのに」と言い放つのと同じで、個人の裁量でどうこうなる問題ではないのである。


ところが。


現在の職場では、
「圧倒的業務量の差」に対しての「不平等」ではなく、
「繁忙期に優先された回数」に対しての「不平等」という認識が、多数派を占めているのである。



ここまで読んでくれた人がいらっしゃったとして、私がおかしいなら、どうか指摘してほしい。
なるべく事実となる事象に忠実に書き連ねたが、主観も含んでしまう。

私は混乱している。

私より「A」業務が少ないとデータではっきりと分かる人間たちが、私をわがままだと言う。
私は、なぜ繁忙期に優先されることがわがままで、「ずるい」のか理解できない。
それどころか、私より業務が少ないのに優先しろと言い出すことがわがままであると思えてならない。


さらに悪いことに、このデータによって我々のチームへの理解を示した人間もいるが、
その中の一部が、「お願いの仕方が悪い」と言い出したのだ。


お願いの、仕方?


「A」の業務量が多いのは、私の責任ではない。割り当てられている、個人の裁量ではどうしようもないことだ。
それでも、
私は業務が多いので、申し訳ありませんが配慮していただけませんか?ご迷惑おかけします、
と言わなかったから悪い、らしい。

乱心しましたね。

あのー、初期はそう言って下手に出てましたよね?記憶にない?へえ。
こんな当然のことを強く言わないと分からないバカばかりだとやっと気づいたから、データを突きつけたわけですが?
私がデータを示すまで、圧倒的業務量の差を認識していないことが信じられないのですが??


最悪なことに、私はすでに5年以上、この要望を言い続けて「ずるい」に負けているのである!
それでも今まで、この差に気づかないはずがない、そこまでバカではないはずだ、きっと「ずるい」以外の私の知り得ない確たる理由があるはずだ、と信じていたのである。
私も、バカ。
信じてはいけなかったのに、何年も耐えてしまった。


論理的に、データを参照して事象を捉える人間と、感覚や感情で捉える人間とでは、見ている世界が異なるのだろうか?
仕事に感覚や感情を持ち込みすぎる人間は、ある意味で頭が悪いだけなのだろうか?
学歴は当てにならないとはいえ、彼らの偏差値は低くないはずだが。

もちろん人間は感情があり、理屈だけで仕事は回らない。
ただ、感覚や感情だけでも仕事は回らない。

ずるい、などという根拠のない感情で振り回され、現実的に業務に差があるのになぜかその部分は加味されない。
なぜ?
「みずうみチームばかり優先されるのはずるい」から、、、、、


話にならない。
どうしたら良いのか。

このままでは、お前たちはバカか?と言い放ちそうで、ここに書きつけている。

人を見下したいわけじゃない。
信じたかったから何年も耐えてきた。
でも、次元が違う人間とはディスコミュニケーションであり、説明が通じない。


これで私の要望が通っても、「ずるい、あの人らは優先されたくせに私より早く帰る日がある」と言われる未来が見えている。

こういう人にとって、いつまでも残業することこそ「大変な業務量」の指標なのだ。

もちろん繁忙期はどうしても残業となりがちだ。その期間内で、「私より優先されてずるい」人間が「私より先に帰ることは許せない」という感情論で物事を見ている。

業務を1000やっている人間と500の人間がいて給与に差がないならば、勤務時間内に収めるためにも1000の人間に配慮すべきだと思っていたし、同じ業務量で残業ばかりなのは無能の証明かと考えていた、私は。。。。


こういう感覚派の人間が多く、私から見ると「わがまま」な人間ばかりに思える職場。
でも相手方から見ると、私こそ「わがまま」と見做される。
そう見做すに足るだけの数値としてのデータや、論理的根拠がない(と私には思える)のに。

もしや、単に私が嫌われているのか?
ちなみに優先順位を決める会議に出席したのはチームリーダーであって私ではない。
私のチームが嫌われているのか?
ただ、ここ5年以上で転勤があり、チームのメンバーには変動もあったが、相変わらずだ。

考えても考えても、相手方の言う「みずうみチームの要望は受け入れられない」とする根拠が、感情的な「ずるい」(自分以外が優先されることは許せない)または「嫌い」であるか、単純に頭が悪いか、しか思いつかない。


私は、私の性格がどんどんダークサイドへ堕ちていく感覚に苛まれている。

頭が悪い人間と働きたくない、
こいつらに論理的思考など無理だ、
と、見下すような思考に陥る時もある。

仕事は好きなのに。


とりあえずは、吐き出せて良かった。

















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