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I have a book hangover: “We Were Liars”

今日はちゃんと朝起きて、
買い物に行って、牛乳買ってきたし、
私、偉い!って褒めることにした。
夜、アイス食べよーっと。

こんにちは。おはよう。
来輝です。



さてはて。
もう夏休みのシーズンだと思うので、
今回は夏にぴったりな本のお話を。

E. Lockhartの「We Were Liars」は、
毎年、夏をアメリカ東部マサチューセッツ州に位置する、
プライベートアイランド「Beechwood Island」で過ごす、
裕福なSinclairs家の噓と秘密の物語。
HarrisとTipper夫妻の三人娘、Carrie, Bess, Penny。
Carrieの息子たち、JohnnyとWill。
Bessの子どもたち、Mirren, Liberty&BonnieにTaft。
Pennyの一人娘で物語の語り手、Cadence
そしてGat
The Liars」と呼ばれるJohnny, Mirren, Cadence, Gatの4人。
15の夏に彼らに起こったある悲劇。
その記憶が抜け落ちてしまったCadenceが、
真相と対峙する様子が描かれる。


完璧に見える家族を題材にしたよくある物語かと思いきや、
二転三転あり、予想外のエンディング。
読み終わった後に、きっともう一度読み返したくなる。
様々な大人の事情、遺産相続、友情に恋。
ミステリー+ロマンスという感じかな。

英語はシンプルで、ページ数も300弱と、
洋書初心者さんにも、
夏休み中にサクッと読める作品を求めている方にもおすすめ。

本の初めに「Beechwood Island」の地図、Sinclairの家系図が載っていて。
登場人物が多く、名前を覚えるのに時間がかかるけど、
慣れてくると、想像を膨らませながら、
自分も彼らと一緒に夏を過ごしている気分になれるはず。


ヤングアダルトなのかと思うほど、
全体的に切なく、ちょっぴり辛くて暗いので、
夏に読めなかったら、読書の秋にまわしてもいいと思うよ。
(こんなに「夏におすすめ!」って書いといて、
私は昨年の秋に読みました。ははは。)

前日譚として、「Family of Liars」という作品も出ていて、
私はまだ読めてないのだけど、面白いらしい。
「We Were Liars」の内容を忘れないうちに読まなきゃ。


暑い日は家に引きこもって、
本の世界で過ごすのもいいもんですな。

私は今読んでいる本を今月中に読み切りたい。


Have a lovely day :)
Laica




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