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洋書の世界に飛び込もうよ。

野球の観過ぎで、夢にまで野球が出てきた来輝です。
こんにちは。おはよう。
そろそろ人と会話せな、あかんかも。


今回は洋書のカテゴリーについて解説しようと思う。
fictionやromance, young adultなどのジャンルから枝分かれした、
カテゴリー(trope)がわさわさあるので、記事にしたら面白いかな!
って夜中思いついた。

ではでは。
行ってみようー。


dark academia

主に大学や寄宿学校を舞台にし、殺人や魔術を絡ませながら、
隠された暗い秘密が明かされていくミステリー、スリラーのひとつ。
伝統的な学生のファッションやカルチャーが若者の間で話題に。

Harry Potter」「Dead Poets Society」ファンの方にはおすすめ。

このカテゴリーで有名な作品は、Donna Tarttの「The Secret History」。
彼女がダークアカデミアを作り出したのではと思うくらい、
もう…そのもの。ダークアカデミア好きにとってはバイブル。



sad girl

常に不幸で不満を抱えている、自虐的な若い女性が主人公。
自滅、狂気、孤独、悲哀。
暗さに隠れたユーモアや不思議な安心感の虜になる読者が多い。

Lana Del Rayの音楽やドラマ「Fleabag」の世界観は、
「ザ・サッドガール」って感じ。

Sally Rooneyの作品や、Sylvia Plathの「The Bell Jar」、
Ottessa Moshfeghの「My Year of Rest and Relaxation
などが有名どころかな。




coming of age

主人公の幼少期から大人に成長していくまでの人生を追う物語。
一番身近なカテゴリーで、本の世界に入り込みやすい。

Harper Leeの「To Kill a Mockingbird」、
Delia Owensの「Where The Crawdads Sing」など。




enemies to lovers

憎みあい、いがみ合う2人が最後には恋に落ちる。
と言ってしまえば、単純なロマンスですが、
2人が必死でお互いの魅力に抗おうとするところ、
ちょっとした場面での緊迫感や目の動き。
ヒヤヒヤしながら、キュンキュン出来る王道もの。
嫌い嫌いも好きのうちってやつ。

Emily Henryの「Book Lovers」や
Jane Austenの「Pride and Prejudice」が定番かと。
(映画Pride & Prejudiceもおすすめ。私のMr.Darcyはどこ。)

「enemies to lovers」カテゴリーは基本的にspicy度が高め。
(特にファンタジー系は)
自己責任でよろしくです。



fake dating

様々な事情があり、偽装で付き合わなければならなくなった2人。
全てが噓、作り話だったはずが、本当に恋に落ちていく様子を描く。

元から仲が良い2人が付き合うわけではないので、
enemies to loversに近いのかな。

Ali Hazelwoodの「The Love Hypothesis」が個人的なイチオシ。




friends to lovers

友人から恋人へ。
よくあるパターンだけど、みんな好きですわ。
enemies to loversのようなドキドキ感は少ないけど、
応援したくなるような、じれったくなるような、
でも最後は心がほわほわする作品が多いと思う。

気になる方は、Emily Henryの「People We Meet on Vacation」、
Christina Laurenの「Love and Other Words」ら辺をお試しあれ。




right person, wrong time

運命の人に巡り会えたのに、タイミングが良くない。
もし違う日に、違う時間に、違う時代に、出会っていたら.…
切ない。泣ける。

La La Land」や「Call Me By Your Name」推しの方は好きなのでは。

Madeline Millerの「The Song of Achilles」、
Sally Rooneyの「Normal People」、
Taylor Jenkins Reidの「The Sevens Husbands of Evelyn Hugo」などは、
ストーリーがしっかりしているけど、
切なさも味わえるので、良き。




もっともっとカテゴリーはあるんだろうけど、
王道な部門はこんな感じ。
私がピックアップした本はほんの少しなので、
心惹かれるtropeがあれば、是非調べてみてくださいな。
参考になれば幸いですわ。
洋書の世界をぐんぐん広げていきましょ。


本のことを書いていると、
まだまだ読んでない本がいっぱいあることを思い知らされる。
待ってろよ、私の知らない世界。


Have a lovely day :)
Laica




















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