見出し画像

事業ロゴに込めた思い?!住空間を整える

写真は個人事業のロゴです。
lagom読みはラゴム、ラーゴム、ラーコム。スウェーデン語でちょうど良いとかちょうどいい頃合い、などと言う意味。
なぜスウェーデン語かと言うと、北欧視察でみたライフスタイルが私の片付け収納事業の核の部分と一致していたからです。
北欧に住まう彼らは自分を主語にした生き方が自然体で日本人よりうまいなあと強く感じ感動したことを覚えています。
lagomのL字部分にものさしをデザインしてみました。自分の暮らしは他人と比べるのではなく、自分のものさしで測ってね、そんな意味も含まれています。今まで誰にも言わなかったけれどw(小さいので気づかれないのかもね)

起業のタネ、片付けられない女だった頃

私は2012年に個人事業主として片付け収納、住空間を整える仕事で起業をしました。
その頃からピカピカの家が素晴らしいことを伝えたいのではなくて、もっと暮らしの根っこの部分を伝えたいと思っています。
もともと私は片付けも家事も苦手でした。そこに初めての子育ても加わり自分では精一杯頑張っているつもりでも家中モノで溢れかえり、正直家が破綻しかかっていたのです。
手に入れたはずの幸せのカタチがガラガラと音を立てて崩れていく最中に私はいて、辛かったーー。
しかしこれではダメだ、何か私ができることから変えていかなくては!?とりあえず、このぐちゃぐちゃの家から変えていこう。そう自分を奮い立たせてキッチンの引き出し一つを片付けたことがターニングポイントになっています。

私の心をかるくした2つのプロセス

赤ちゃんの世話をしながら少しの時間を見つけては、小さな場所から片付けました。なかなかスムーズにはいかなったけれどマイペースに根気よく。あの頃の私には、よくやった、出口はもうすぐだ、とできることなら応援して褒めてあげたいw
家の片付けも終盤になると、整った住空間で過ごすことの気持ちよさや合理性も感じるのですが、それより自分の心が片付けだす前より整っていることに気がつきました。

ただ片付けをしていたただけなのに・・・なぜか

◉どんな暮らしだったら私は幸せなんだろうと徹底的に暮らしについて自分の価値観を整理整頓したこと

◉モノの要不要の判断をする時、自分の暮らしを考え、今の自分にとって必要なものにフォーカスしたこと

これが私の心を軽くしていったのだと振り返り思います。自分の暮らしを俯瞰したことで、モノだけでなく私を取り巻く人やコトまで相対的に考えていきました。もちろんすぐに変化が起こったわけではなくゆっくりゆっくり、修正を重ねながら自分のちょうどいい頃合いを探っていきました。


モノを片付けることが目的になっていない?

モノの片付けに取り組んだことでいつの間にか自分の暮らしなのに一番大事にしなくてはいけない「わたし」が抜けていることに気がつきました。
〇〇の母、〇〇の妻。良い妻、良い母はこうあるべき、母とは当然そうであろう・・・。これに縛られすぎていた。
住空間を整える作業は、暮らしと向き合いモノを整理していきます。
逆に言うと、ちゃんと自分の思考やモノと向き合わずテクニックだけで整え片付けると必ずリバウンドします。
目をひく片付け収納のテクニックはメディアで人気です。つい飛びつきたくなりますが私は声を大にして言う、思考が整っていないとテクニックを追い求めることになり片付けラビリンスに入り込むからねっと。
あなたが片付け収納が大好きならば色々テクニックを試すことは楽しくて良いのですが、片付けが苦手な私はモノを片付け整えることを早く終わらせたかった。片付け収納の仕組みを作って私だけでなく家族がもっとやりやすい方法で協力が得られれば私の負荷が減る。今まで片付けに費やしていた時間を自分が好きなことにあてたいと思っていました。
まあ赤ちゃん期真っ只中のそのころは「ゆっくり一人でお茶したい」が一番したかったこと。立派な目的なんていりません。自分に正直になって目的を明確にすると片付け作業も捗ります。

大事なことは何のために片付けるのか

私の場合は「ゆっくり一人でお茶したい」これが目的になっていたのですが、大きく解釈するとそんな時間が持てるような暮らし。今よりもっと暮らしを楽しみたい、こんなところでしょうか。

自分が望む暮らしのために片付け収納と言う手段を使うのだと頭に入れておくとテクニックに惑わされず住空間を自分のモノにできます。
そしてそれは誰かが示したピカピカ、すごい、整った空間でなくていい。
あなたは自分が納得する「ちょうどよい暮らし」を目指して欲しいです。
たかが片付けされど片付け深いのだ。
モノも片付いて頭の中も整理整頓できるだなんて、めちゃいいと思うんだけれどなーと、事業ロゴに込めた思いを長々書いてみた。最後までありがとうございました!

サポートしていただくのは大変嬉しいです^ ^ この記事をシェアしていただくとものすごくハッピーになれます!ありがとうございます♡