比べたくは無いけれど

32年間生きてきて、西洋人の男性と、日本人の男性と同じくらい関わってきたと思う。

正直にいうと、後者は緊張してしまう。気を遣い、顔色を伺う節はある。


今夜、学生時代の友人であるアメリカ人男性とズームをすることになっているのだが、久しぶりにも関わらず唐突に話したい!と言っただけで、時差も全て調べてくれてお互いがベストな日時を提案してくれた。いつでも途切れたらそのままフェードアウトでいいからね!と配慮までしてくれて、貴重な休みな筈なのに、これが友人レベルの対応。当たり前らしい。

同じ国の男性を悪く思いたくないし、実際に好きになったこともある。素敵な人も沢山いるけど、「想像を超える」優しさを感じたことは正直少ない。

照れ屋さんというのかも知れない。昔からそうなのかもしれない。

日本以外でも過ごしてきたからか、どうしてそんな事を言うんだろう?とか、するんだろう?と、いつの間にか考え込み、傷付いてる自分がいる。(そしてうちの父親は稀に見る超優男という点も影響してるのかな)
女子校入ったきっかけも、小学校高学年で仲良いと思っていた男子達に「生意気」「我儘」「態度でかい」と言われてモヤモヤして未解決のまま、逃げた。

対等であることが、時に良くないのかなと自分を抑える事がある。意見を持ったり言うことは、言い方に寄っては可愛くないのかもしれない。

まぁ、そんなこんなで、既に30年過ぎた。

結婚適齢期に入り、もちろん過去6年間は日本に住んでるのもあって、自然に好きになり、付き合ったりもした。

自分がビクビクせず、心から笑っていたい。

そう思った時、振り返ると様々なシーンが蘇るのよね。比べたくは無いけれど。

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