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オンライン料理教室の集客、ちょっと停滞気味の理由5つ

こんにちは!
名古屋のWebクリエイター古田です♪

今回は【料理教室の先生】にお伝えしたい
コロナ明けで集客が停滞気味になった教室で見直したいポイントを書いていきます

※結論から言うと「既存顧客も歳をとる。でも新たな世代がまた生まれる。だから、まずは視点と意識を変えましょう」というお話です!


【オンライン料理教室の集客、ちょっと停滞気味の理由5つ】と書きましたが、5つに収まっていなかったらすみません 笑


それでは、まずは“コロナ禍でオンラインレッスンが盛り上がった理由”から、ひとつずつ紐解いていきますね✨



コロナ禍でオンラインレッスンが盛り上がった理由は?

そもそも“コロナ禍で料理教室やパン教室のオンラインレッスンが盛り上がった理由”を考えてみたことがありますか?

実は、単純に「おうち時間が増えたから」のみではありませんよ♪


ここで一旦、コロナ禍に新規で来た生徒さんをよく思い出してみましょう。


コロナ禍でオンラインレッスンに来た生徒さんの特徴5つ

  1. 色々なレッスンに通うのが好きで、対面レッスンの教室が休止したためオンラインに来ざるをえなかった人

  2. みんな始めたから自分も始めた人

  3. 元々教室業をしていて、コロナでレッスンが開催できなくなり、スキルアップの時間として有効活用しようと思った人

  4. この時間を使って手に職を付けて新しいことを始めたいと思った人(資格取得系養成講座など)

  5. 家から出にくい世の中になり、なにかを始めたくなった人(王道パターン)


※他にもあるかと思いますが割愛します


この5パターンに共通するのが
【コロナ禍の新規顧客には、受講の“動機”や“目的”がコロナに絡んでいた】ということです。


・・・では、コロナが明けた今は?

コロナが明けた今、考えたいこと。

先ほどのパターンから、
コロナ禍のオンラインレッスンでは

「新規顧客の獲得が比較的安易な状況であった」ということがお分かりいただけるかと思います!


こちらがしっかり発信をすれば
キャッチしてくれる側が強くキャッチングをしてくれた状況にいました。


しかし、現在は違います!

コロナ禍に関する受講動機や受講目的が、今はありません。


料理教室の先生業をされていて、これまでInstagramのみで集客なさっていた方は、
現在かなり苦しい状況になってしまいました。。。


そうなってくると、考える事は皆同じ...

(これはあくまで傾向ではありますが、)


コロナが明けて、これまで通りに集客できなくなってきた教室の先生は、現在“既存顧客の育成”に力を入れがちです。

※既存の生徒さんへ向けた
【スキルアップ講座】であったり
【養成講座】【集客講座】であったり
現在はそっちに力を入れがち。


やはり新規の顧客獲得よりも
既存の顧客へアプローチする方が難しくないため、皆さん既存顧客の育成に強く力を入れてしまう傾向にあります。

※確かに、先ほどの5パターンの中で
3と4は現在スキルアップが必要なタイミングにあたるので、それがダメなわけではありません。


ですが、教室業を安定して
続けていくためには

①新規顧客の獲得
②既存顧客の育成

どちらも必要なことです。


ここで、まず知っておきたいのが、
「顧客」は三角形△になっているということ。



料理教室で言うと、

△←三角形のいちばん下が「新規」とした時、真ん中は「リピーター」頂点は「認定講師(資格講座)」です。

生徒さんは下から順に
ステップアップしていき、

上に行くほどスキルも高く
上に行くほど受講料も高く
上に行くほどマニアックなので
上に行くほど、顧客の人数は少なくなっている(それが当然)というのが△←この図です


この三角形は、「綺麗なピラミッド型」になるのが教室運営の理想の形です。

下層がいるから、上層が出来て
下層が増えるから、上層も潤う。
それが上手くいっている状況を表すのが
ピラミッドの綺麗な形です!


(コロナ禍では新規顧客の獲得が難しくなかったため、ほとんどの教室は、この綺麗なピラミッド型になっていた印象ですね♪)


ですが、コロナが明けて
新規顧客の獲得が難しくなり

スキルアップ講座のような、②の既存顧客の育成にばかり力を入れ始めるこの現状、、、


すると、どうなるでしょう?

せっかくコロナ禍の勢いで出来た
美しいピラミッドの型は

しだいに、▽←逆三角形になっていきます。



下層が上層に行き、その上層を育ててばかりいるので、上層部が厚くなります。


上層部はレッスンの提供料金も高いので
目先の収益だけで見ると、綺麗な△ピラミッド型の頃と変わらないため、

このピンチにはなかなか気付けない場合が多いです。

ですが、さらに、それを続けていくと

逆三角形は、さらに細〜〜い逆三角形になっていきます。



新規顧客獲得に力を入れなければ
下層の人数が減るので、必然的に、上層部も手薄になる という事です。


上層部が手薄になってくると、その料理の魅力を伝えてくれる存在がいなくなり、さらに下層の人数が減ります。


そして、育ちすぎた顧客は自らが講師になり
去っていき、、、さらに上層部の人数も減り、、、



そして、その頃にようやく気がつきます!
【あれ?ちょっと最近やばくない?...】と。


いま大切なのは意識や視点を変えること

ここで覚えておきたいことは
【変わらない人なんてこの世にいない】ということ。


そして「進化しない教室に継続はありえない」ということです。

人間は生きているので
皆 歳をとり、家庭環境も変わり、時代も進化していきます。

実はここが、わかっているようで
分かっていない方が多いように思います!


(なので、具体的に言います)

3年経てば、赤ちゃんは、幼稚園に。
高校生は、社会人になります。

すると、ママさん層は
育児が少し楽になり、新たな世界が開けます。


開けた新たな世界は
フルタイムのパートかもしれないし
趣味の追求かもしれない。

はたまた、お店の開業かもしれない。

とにかく“新たな世界”が開けます。


ですが、顧客も歳をとり、
その業界で育つ人もいれば
その趣味から離れていく人もいます。

ですが、また新たに潜在顧客は生まれます。

また、3年経てば
カップルは結婚し、出産をするかもしれません。

産後1年ほど産休をとって
新たな自分の可能性を探し始めるかもしれません。


...つまり、なにが言いたいかわかりますか?


ビジネスチャンスは
いつも必ず、そこにあります!!

ただ“やり方”は時代やターゲット層に合わせて変えていかなくてはなりません。


どうやって新規顧客に届けるか

貴方の教室のターゲット層はどんな層ですか?


赤ちゃんのいる新米ママさんですか?
それとも子どもが手を離れたベテランママさんですか?


例えば「赤ちゃんのいる新米ママ」を
ターゲットの例にして考えると、、、

      ↓

令和3年、女性の出産平均年齢は
30.9歳になりました。

30歳は1993年生まれです。

つまり、ターゲット層が新米ママなら
“1993年生まれのママをターゲットとしている”という意識で集客をしなくてはなりません!


↑この意識、出来ていますか?


テレビドラマだと
ごくせん、野ブタ。をプロデュース、
プロポーズ大作戦で山Pにうっとりしながら

MDウォークマンで
ORANGE RANGEを聴いて、

小学校ではシール手帳でシール交換
中学校ではプロフィール帳を持っていて

ゲームボーイアドバイスが
最先端のゲームだった!

そんな世代です。


↑こういう視点で見てみると


貴方の年齢とターゲット層の年齢が遠いほど、この層へ集客・発信をしていくという意識を持つことが難しいものだ、という事がお分かりいただけるかと思います。


でも、講座やレッスンの内容を変えないのであれば、ターゲット層は変わらないので、現在はその層へ発信していかなくてはならないのです。


来年は、1994年生まれの人へ
再来年は1995年生まれの人へ
5年後は1998年生まれの人へ
10年後は2003年生まれの人へ、、、、

講座やレッスンの内容を変えない場合、こうして、どんどん自分の年齢とターゲット層との年齢差は開いていきます!


もちろん、意識してそのターゲット層へ発信できるのであれば、それでokです♪


ただ、それが難しい場合は、
貴方の発信しやすいターゲット層にターゲットを変える必要がありますし、

そうなると、講座やレッスンの内容、リリースの仕方も少し違ってきますよね?


このように、新規顧客の獲得を安定して続けるには【変わること】【変えること】も必要であったりします。



また、先ほどの例では、
新米ママをターゲットとして例を挙げましたが

例えば、2歳くらいの子のママを
ターゲットとする場合は、

該当エリアの児童手当の金額や支給月を把握してそのタイミングでサービスをリリースすることや、

保育園無償化で無理なフルタイム勤務の必要もなくなってきていることを加味して、入園申請のタイミングを計らってリリースすること など


これまで、なんとなくで決めていた
リリースの時期やタイミングも、
視点や考え方の意識を変えるだけで明確に定められるようになります!!


総括、まとめ

今日のこの記事でなにがいちばん言いたかったのかを大きくまとめると

もし、いま集客に悩み始めている料理教室の先生がいるとしたら

一度立ち止まり
1日だけ考える時間を作って

「これまでの生徒さん」と
「これからの生徒さん」について

ゆっっっっくり紐解き、
分析して考えてみてほしい

ということです!


すると、ここから
どうしていくと良いかが見えてきます♪


教室業は飽和状態かもしれませんが、視野を広げてみると、ネットの発達の方は著しいです!

Instagramの中でも、
PRアカウントがあったり
インスタ広告掲載も簡単になっていたり


さらに視野を広げると、
Youtubeにもショート動画(リールやTiktokのようなもの)がアップできたり、

料理教室のポータルサイトや
Googleビジネスも
どんどん機能を拡張しています!


まだ、やれることはたくさんあります。


まずは過去・現在・今後をじっくり紐解き分析することから始めてみましょう!!


私 古田のホームページ&ムービー制作では

打ち合わせの際、目指す目標や教室への想いをお聞きし、コンセプトのブラッシュアップからターゲット層へしっかり届く戦略のお話、構成作りなどを行い

作ったその後チカラになるよう
ホームページやムービー、各種デザインの制作を行います♪



▼依頼・ご相談はこちらから

▷Instagramから
名古屋 岐阜のクリエイター 古田たかこ
https://instagram.com/ta_ko.ais

▷メールから
official@ladymo.jp

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PS.

昔々あるときに

“女性の脳には分析(当記事の内容)が難しい。
女性は行動力があるけど経営力が弱い”

と上司から言われた事があります。

当時、私はそれがとても悔しかった。

確かにそうなのかもしれないけれど、
それは「考え方」を知らなかっただけで
方法が分かれば、見方もやり方も変えられる。


考えが凝り固まらず、柔軟に脳を動かせるのも女性の良いところだと私は思っています!

だからひとに寄り添える。


新しい、今より良いものを作り上げられるのは
やっぱり女性です。

今よりもっと上を目指していきたい女性に、全力で伴走しますので、Webやプロモーションにお悩みの方はお気軽にご相談ください☺️


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