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noteで400日連続ほぼ本の感想を書いてみて

昨日が「400日連続投稿」で、今回がちょうど450投稿目。予約投稿の設定を誤り、序盤につまずきましたが、なんとか一日も欠かさずに続けてこれました。

わざわざ寄ってすこしでもお読みくださった方、ありがとうございます。

当初はiPhoneのメモ帳にあった本の抜粋や言葉をnoteへ移動するくらいの気持ちで始め、気づけば本の感想を書いていました。おそらく400日間ほぼ本の内容です。

節目ではあるので、続けてきたことに関する気持ちの整理をこの機会にしようと思います。曲がりなりにも続いてはおりますので、何かしらでどなたかの参考になったらうれしいかぎりです。

始めたきっかけ

徳力基彦さんのSNS活用レクチャー講座に出席し、その日にnoteを始めました。響いたのは、Google上の「自分メモ」として使っちゃおう!という用途というか考え方。note問わずブログは、クロール力ですぐに引っ張り出すことができるんですね。

たとえば自分なら「site:note.com/lacoske 戦略」とGoogleで打つと、過去に「戦略」にふれた記事が一瞬で上がります。

正直に申し上げて、iPhoneのメモ帳よりも検索の精度は高いし、管理不要でお金もかかりません。

感想の「ストック」が毎日積み重なり、更新されている感覚も続けるモチベーションになった気がします。

本の感想の書き方

紙にまず書き、パソコンで打って下書き保存し、スマホで改行などして予約投稿が流れです。だんだんと慣れてきて毎朝一時間ほどコーヒーを淹れながら気ままにやっています。

紙は実質、読書ノートなのですが、BIBLIO NOTE(おすすめ!)とスリムのフリクションのコンボが捗るので重宝しています。本はつねに積ん読は30冊くらい、そこからだいたい2〜3冊を並行で読んでいます。

小説の場合はバーっと読んでから書き、思想系とか手強い系の本は紙に書きながら読んでいます。

続けてよかった①本の選球眼

自ずと本へのアンテナがピンと張るようになってきます。情報源は本好きの読んだ感想が主で、インスタやTwitter、ブクログの「社員が読んだ本」も時折チェック。あとは雑誌の本特集は目を通しています。

贔屓にしている書店はSHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(SPBS)と、MARUZEN&ジュンク堂書店。とくにSPBSは好みが本当に合うので、あえて行く頻度を抑えて、一度に1〜2万ほどまとめて買っています。

あくまで「自分の好み」の範囲ですが、「これはまちがいない!」という琴線に触れる感覚が冴えてきた気はしています。

続けてよかった②時間配分

糸井重里さんは休みのない蕎麦屋のような感覚で「今日のダーリン」を続けているとおっしゃっていましたが、ようするに習慣になるのはわかります。逆にいうと、習慣というシステム的に組み込まれるからこそ続くといいますか。

おそらく「やらない時間」は増えたのだと思います。明日朝書くから今夜は深酒しないであるとか、スマホとの距離感がちょっと出てくるだとか、目に見えない「やらない時間」を、読むと書くの時間へ充てようと自然に行動しているのかもしれません。

生活様式がアップデートしているのもありますが、noteを続けてから結果として健康になった気はしています。

続けてよかった③本好きの方々

自分の拙い感想をお読みくださるのもうれしいしですし、こちらも本に関する投稿はちょくちょく拝見しています。

自分の投稿の下にレコメンドが出るのを知って驚いたのですが「本に関する事柄」を記事にしている方がたくさんいる!

何をもって本好きと呼ぶかさえあいまいですが、少なくとも本に関する話題が日常で挙がることってそんなに多くありません。だからこそ他のSNSも含めてですが、同じように本の感想や関連したことを書いている方にはどこか親近感を覚えます。

こういう世界もあるのだなあと、note前では知り得なかったので、よかったことの一つだと思います。

むずかしい本と出会ったら

読むべき!読んでみたい!思い立って取り寄せてもまったく歯が立たない本は存在します。そういうときは割り切って本棚にそっと寝かせます。

たしか小林秀雄の「古典とはその場その場の取引である」という言葉に救われまして、読むタイミングがたまたま今ではなかった、そう考えるようにしています。

あとは外堀から攻める入門書も利用しています。周りからアプローチすると、シャベルがサクッと入ることがあって、しかもその本自体がめちゃくちゃおもしろいことも多い。

たとえば近藤ようこさんの古典の漫画化は、その作品の世界観を持ちながら作家性も十分に発揮されています。

もうちょっと気楽に

基本的によかったことしかないのですが、本のチョイスにあたって、がっつり精読が求められる古典系をなかなか手を出しにくくなっています。

『ユリシーズ』は入門書を含めてこしらえているものの、長らく積読の状態。並行読みをしつつも、一つの作品に一ヶ月かけて読み耽る体験もあってもいいのかなあと。

ですので、毎日連続はいったを区切りを付けて、自分なりに本とnoteをもうちょっと気楽に付き合っていければと思っています。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

習慣化については下記にポイント記載しています。

というわけで以上です!

最後までお読みいただきありがとうございます...!本に関することを発信しております。