【LivingAnywhere Commonsうるま】海を眺めながらゆっくりとした時間を感じられる、「人とのつながり」をアップデートした拠点
「LivingAnywhere Commonsうるま」は、沖縄県のうるま市の「平安座島(へんざじま)」にあるワーケーション施設。
うるまは「サンゴの島」という意味をもち、4つの島が連なる場所です。そんな沖縄の美しい海にかこまれた場所に「LACうるま」はあります。
ゆっくりとした時間を楽しみながら、ワーケーションを楽しんでみませんか。
1泊2日でワーケーションを体験してきたので、拠点や周辺の環境をご紹介します。
拠点から海が見えるロケーション
拠点から見えたきれいな夕焼け
「LivingAnywhere Commonsうるま」の拠点は、三角屋根が特徴的な建物の2階にあり、一面がガラス張りになっているので、室内に居ながらにして海を眺められます。
施設は海側の道沿いに位置しているので、夕焼けや月明かりに照らされた沖縄の美しい海が一望できるのも魅力です。
拠点の近くに咲いていたハイビスカスの花
そして、一番に感じたのは気温の暖かさ。
私が訪れたのは12月初旬でしたが、拠点の前の道沿いにハイビスカスの花が咲いているなど、コートを着ていると少し暑く感じられるほどでした。
平安座島に住んでいる方に聞くと「これでも季節が冬になって寒くなっているんですよ」と教えてもらいましたが、本州から訪れた人にはとても優しい気候ではないでしょうか。
余談ですが、湿度も高いのでお肌の乾燥も気にならなくなったように感じました。女性にはうれしい気候です。
Wi-Fiや電源が完備。ワーケーションに最適な施設
ワークスペースも完備
拠点の施設にはWi-Fiや電源が完備されているので、安心して仕事が進められます。
ワーケーション施設ではオンライン会議などが行われることが予想されるので、気になるのは電波状況。
私も拠点に到着してすぐにオンライン会議が入っていたのですが、全く問題なくつながり、通信も安定していました。
翌日にも他のオンライン会議を行いましたがこちらも問題なし。電波状況も完璧でした。またスマホの電波状況もよく、快適に操作できました。
離島でのワーケーションにおける電波問題を全く感じることのない施設といえるでしょう。
障子が人の気配を感じさせる、あたたかなゲストルーム
施設に入ったらすぐ目に入る障子のゲストルーム
ゲストルームは、ドアが障子になっていているのが特徴。めずらしいデザインのドアだったので、とても印象的でした。
これは人と人とのつながりを感じられるようなスペースにするために、あえて人がいる気配を感じられるドアとして障子が採用されたのだとか。
確かに室内にいても室外の誰かの声がかすかに聞こえると安心感がありそうです。
雰囲気のある障子のドア
障子のドアは引き戸になっていて雰囲気があります。カギがかかるようになっているので、プライバシーもしっかりと守ることができますよ。
暗くなってくると室内の明かりが外に漏れることで、施設全体がぬくもりを感じられる空間に。昔ながらの良さをアップデートさせたようなゲストルームに期待が高まります。
ゆったりと温かみのあるゲストルーム内
室内に入ると、ベットが2つ。床や壁には温かみのある木材が使われていて、おしゃれな印象です。
窓も大きいので外の光が取り込めるのもポイント。大きな窓ははめ込みで、ブラインド式カーテンも完備。横から窓を開けられて網戸もあるので、外の空気を感じながら、ゆっくりとくつろげるスペースになっています。
広々としたキッチンスペース
ゲストルーム内にはキッチンスペースがあるので、長期滞在をするときには簡単な料理を作ることが可能です。
さらに、大きめの冷蔵庫が便利。施設の共有キッチンにはガスやレンジなどが設置されているので、本格的な料理もできちゃいます。
オシャレで清潔なバスルーム
室内には風呂とトイレも完備されていて、グレーのタイルがオシャレです。バスタブがあるので、ゆっくり疲れを癒やせます。トイレはウォシュレット付きで、快適に過ごせる空間になっています。
ちょっとした工夫がうれしい1人用のワークスペース
室内にはワークスペースがあり、ベットの端に腰掛けるとちょうどデスクで仕事ができるようになっています。
コンセントも2つ完備されていて、ライトは間接照明のように設置されているので目に優しいのもポイント。座って左側の窓が開くようになっているので、外の空気感や音を感じながら作業できるのも魅力です。
開放感のある天井
個室の天井は高く、開放感があります。上のスペースのドアが開けられるのも外の雰囲気を感じられる理由のようです。
また、障子のドアを開けて外に出ると、目の前はガラス張りになっているので、中庭を挟んでワークスペースになっている対面が見えます。同じ施設でだれかが仕事をしている様子が見える安心感がありつつ、心地の良い距離感が保てるのも、この施設の魅力かもしれません。
長屋をイメージした、つながりが感じられるワークスペース
長屋のような広いワークスペース
施設内は長屋をイメージした広々としたワークスペースになっていて、コの字に中庭を囲むような形になっています。作業をしながらも仲間の姿が目に入るので、人とのつながりを感じられる空間です。
中庭側にはカウンターが続いているので、中庭を眺めながらゆったりと過ごすこともできます。太陽の光を浴びながら仕事ができるので、デスクワークでも健康的になりそうです。
モニターが完備された共有ワークスペース
モニター完備の快適なワークスペース。外の光を取り込みながら、集中できるスペースで仕事もはかどりそうです。
個室のようなイメージですが、それぞれが仕事をしながらコミュニケーションも取りやすいので、そこから新たなアイディアが生まれるのではないでしょうか。
開放感のある中庭で、仲間と交流を楽しむ
開放感のある中庭と、コミュニティマネージャーの西貝さん
中庭は広く開放感があります。コミュニティマネージャーの西貝さんに中庭を案内してもらいました。
西貝さんがおっしゃるには、天気のいい日には仲間と食事をしたり、ヨガを楽しむこともできるとか。仲間と交流を楽しめる場所になっています。
中庭からは海が見える
中庭にはテーブルもあるので、外を見ながら少し休憩。沖縄の暖かい海の風を感じられます。12月のこの日もアウターが必要ないくらいの暖かさでした。
徒歩2分で沖縄の美しい海へ
施設の目の前にある「金武湾港(きんわんこう)」
施設から海へのアクセスは抜群で、道を挟んで向こう側に渡るとすぐに海が見えます。
私も少しだけ早起きをして向かってみました。
橋でつながっている島は「浜比嘉島(はまひがじま)」で、車ですぐに訪れることができます。仕事の合間に海沿いを散歩するのもいいですね。
ちなみに、拠点から徒歩数分の距離にコンビニがあるので、買い物もできて安心ですよ。
海中道路の夕焼け
沖縄本島と平安座島をつなぐ海中道路。本島へ沈む夕焼けの美しさに心を奪われます。
天気がいい日には月の光が海面にきれいに映るそう。長期間滞在すれば、きっとこの景色に出会えるはずです。
拠点までのアクセスは、レンタカーまたはバスで
那覇とうるまをつなぐバス
拠点までのアクセスは、レンタカーやバスで移動ができます。LACを利用される方はレンタカーを借りる人が多いそう。私は那覇空港から、モノレールとバスで移動したのですが約3時間ほどかかりました。
ちなみに私が行った方法をご紹介すると「ゆいレール」で「那覇空港」から「旭橋」まで移動。
旭橋駅からは「那覇バスターミナル」があるので、そこから「JA与那城支所」というバス停を目指して「27」「52」のどちらかの番号のバスに乗ります。
JA与那城支店でバスを乗り換えて「平安ホテル前」で降りると、そこからすぐの場所に「LACうるま」の拠点があります。
バスを利用される際はぜひ参考にしてください。
最高のワーケーション体験を「LACうるま」で
短い時間でしたが、沖縄の海の美しさを実感できた「LACうるま」への滞在でした。
島に住む人と話してみると、にこやかに島の昔話をしてくれて「人とのつながり」を感じられる時間を過ごせました。島ではゆっくりとした時間が流れていて、心も体も癒やされるようです。「LACうるま」は人とのつながりをアップデートした空間として、あなたをあたたかく出迎えてくれるでしょう。
もし今のライフスタイルに疲れてしまっているようだったら、都会を離れて最高のワーケーション体験をしてみませんか?
うるまの海が待っていますよ。
《ライター・村嶋 杏奈》
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