見出し画像

親子でワーケーションしてみたらこうなりました|LAC事務局 豊田彩乃

LivingAnwyehre Commons(以下、LAC)では、「自分らしくを、もっと自由に。」を体現、体現しようとチャレンジしているユーザーや、そうした皆さんを受け入れる全国の拠点のコミュニティマネージャーを公式note で紹介しています。
Commons とは「共有地」であり、ユーザーの皆さんも、地域も、事務局も、コミュニティを「ともにつくる」仲間です。
プロジェクト責任者の小池の話はよく出るものの、LAC の中の人って他にどんな人がいるの? どんな思いでプロジェクトに取り組んでいるの? という部分が見えないというユーザーさんの声も踏まえて、今回、中の人がどん
な人か、どんなことをしているか、どんなことにチャレンジしているのかを紹介していこうと言うことになりました。
第1弾として、3 月は3 月8 日の「国際女性デー」に合わせて、働くワーママ3人がそれぞれ記事を書くことにしました。

▼そもそも国際女性デーって?
1904 年、アメリカ合衆国のニューヨークで、参政権のない女性労働者が労働条件の改善を要求してデモが起こり
ました。1910 年にデンマークのコペンハーゲンで行なわれた国際社会主義者会議で、ドイツの社会主義者クラ
ラ・ツェトキンが、このデモの日を「女性の政治的自由と平等のためにたたかう」記念の日とするよう提唱したことから始まったそうです。
そこで、今回は、結婚や出産という転換期の中の中にある女性の「自由・自分らしさ」などをテーマにしていきたいと思います。

▼中の人その3  LAC のマーケティングを担当する豊田と申します。

これまでの記事のご紹介
その1 子連れWorkingAnywhereを実践しながら、民間、中間支援、行政のパラレルワーク〜地域とともに「余白・関わりしろ」をつくる>

その2 選択肢を広めたい!ママになっても「自分らしくを、もっと自由に」|LAC事務局 星野 莉奈

私は、首都圏に住む3児の母です。育児と仕事とその他生活に関わるタスク、目の前の成果に翻弄される毎日を送っています。
趣味は、美味しいものをたべることと、筋トレです。

LACに関わり始めて2年半。業務を通じて、多くの人との関りや場所に縛られない活動ぶりを見て「自分もやってみよう」の1歩を踏み出しました。ライフステージの変化の中でLACを通じて得たこと、場所に縛られない子育ての実践例を記載したいと思います。

1、組織は自分の鏡~資本主義で働く毎日

LACに関わる以前は、独身時代から一言でいうと「仕事中心」の生活を送っていました。定時に出勤し、ノルマに向かって残業をして時には仲間と飲み屋で語りあって帰宅。

グループのマネジメントを通じて、後輩の成長を見ることもできたし、自分の器の小ささを実感し反省することもありました。
また、新規部門の立ち上げや戦略・マーケティング部門へのキャリアチェンジ・新しい挑戦はやりがいのある日々でした。
とてもいい仲間に恵まれ、情熱をもって仕事に取り組めていたし、そんな生活も毎日楽しかった想い出がたくさんあります。

ただ、例外なく30代を超えて結婚・出産・家庭環境の変化など、女性あるあるな展開が私にもおそってきました。

夫は出張が多くワンオペであることや子供との時間を大切にしたいという想いから、仕事を退職し専業主婦へ。
諦めたといえばそうかもしれないし、選択したといえばそうかもしれない。
間違いなく転機になりました。

出産時期とも重なり、完全に子供中心の生活(家事・育児・習い事・送迎)がスタートした中で、いままで出会ってこなかった人たちと関りを持つようになりました。
受験戦争、幼児教育の中で、子供の成果を中心としたいい教育・いい習い事・いい大人・いい環境は、自分がいままで生きてきた世界がひっくり返ったみたいな世界で、常識も成果の基準も多くのことが真逆でした。子育て1つとっても、メリット・デメリットを考えて何がいいかを自分で体験して、判断していくことが求められる難しさを感じました。

2,場所に縛られない子育てを実践スタート

フリーランスとして徐々に仕事を再開していた中、LACでのお仕事の話をいただきました。
場所やライフライン、仕事など、あらゆる制約に縛られることなく、好きな場所でやりたいことをしながら暮らす生き方「LivingAnywhere(リビングエニウェア)」。
そんな暮らしをユーザーと共に実践していくコミュニティLivingAnywhere Commons(以下、LAC)

旅行はホテル滞在&現地観光しか経験のなかった私には、コンセプトをみても理解はできても、実感することはありませんでした。

初めて拠点は訪れたのは、星さんが企画・運営したモリウミアスさんとのコラボの親子ワーケーション企画

八ヶ岳の山の中でなんとモリウミアスさんのプログラムが受けられるなんて!
初回から贅沢な体験でした


大人は仕事をしている間、自然を通じて子供が多くの学びを得れたこと、ドキドキする体験があって自分に自信がついたこともあったようで、満足度はとても高く子供もまたママの宿に行きたい!というようになりました。

それをきっかけに、拠点を訪れるようになり、好きな場所でやりたいことをしながら暮らす魅力的な多くのユーザーや地域の方に出会いました。
子供たちに知ってほしい見てほしい大人にたくさん出会いました。

書ききれないほどの魅力にあふれているんですが、強いて言うなら下記です。
・みんな違うことを認識している
・視点は様々でポジティブな議論ができる
・地域の豊かさを知っている
・多様な考えを受け入れてくれる
・みんな幸せそう

地域での体験と合わせて、広い視野・挑戦をしているたくさんの大人に出会い・会話をしてほしい!!と感じ、早速親子でLivingAnywhere、親子ワーケーションをスタートしてみました。

3,場所に縛られない子育ての実践例

▶ LAC会津磐梯 1週間 成約のない自然な遊び場と地元の方の優しさ

・拠点前の広大なグラウンドで1日中水遊びや虫取り(図書館・キッズスペースでまったり)
・地元の方に川遊び場所を提供いただき、焼きとうもろこしを教えていただく
・トマト農家さんにも訪問。地元でしか食べられない最高の味

▶LAC館山 拠点1分で海岸!里山と海を堪能

・拠点徒歩1分で北条海岸
・ドミトリーが、子供たちの秘密基地に変身
・参加スタッフとのマイクラプログラミング教室がスタート(突発的に)
・怖がっていたワンちゃんとも散歩も餌やりもできるようになった4歳児さん
・地元散策で満開のお花見もできた

▶LAC伊豆下田 地元のイベントにも参加、キッズ部屋が充実

・とにかく海がきれい!磯遊びは大人も子供も大興奮
・個室・キッズルームが充実、駅前に西松屋・100均と子連れ安心拠点
・地元の竹イベントで流しそうめんや竹細工。地元交流(豊田は参加できず)
・徒歩圏内に地元の小料理屋さん飲み屋さん(子連れ可)が多くて美味しいしうれしい

▶LAC信州乗鞍 ゼロカーボンパークでちょっと子供を忘れて深呼吸

・温泉⇒仕事⇒温泉ができる最高の場所。深呼吸して本当に自分に帰れる
・地球・自然を考える仕組み(ヒント)が町全体に沢山あって学びある滞在
・時期によっては託児施設も利用可能

4,場所に縛られない子育ての魅力

下記が、私が考える場所に縛られない子育ての魅力です。

1,ロールモデル探し(色々な大人を見せることができる)
※色々な大人を見せるという意味で伝記や映画も走らせています
2,セレンディピティ(偶然)な出会い
3,余白

こんな大人になりたい!これをやりたい!を見つけられることは幸せなことですよね。
子供が大きくなるにつれ、どんなに頑張っても、親の私の経験を超えること、世界を見せることはできないと感じます。

一方で、3人の子育てを通じて「自分でやらなきゃ、人に迷惑をかけてはいけない」と謎の●●べきに縛られている自分がいることに気がつく瞬間があります。
「自分で頑張る!!」を少し辞めてみて、地域やLACの人たちに頼ってみると、いままで見たことのない子供の目の輝きが見えてきます。「いつも私もいってるんだけどなー」と時に悔しくなりますが(笑)
違い視点から言われるとすーっと入ってくるもんですね。予想しえない出来事や出会いは子供を強く、大きくするな~と何度も感じました。

女性にはライフステージの変化の中で、誰にでも大なり小なり考え、悩み、翻弄され自分ではどうしようもないことが出てきます。
LivingAnywhereな生活を通じて自分自身も現在の制約から解放される1つとなるかもしれません。

是非一度お試しください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?