学生時代の自分に読ませたい!ヒントをくれるおすすめ本8選
学生時代、自分を高めようと図書館へ行くものの、ハードカバーの本を積んでは"睡魔と格闘"の日々でした。
何を読めばいいかわからず、時間を溶かしてばかり。じつは読書には目的を持たせて、自分のレベルに合った本を選ぶべきなんですね。
もしもいま自分が学生だったとしたら…!そこで、今回は学生時代の自分に読ませたいおすすめ8冊をご紹介。
現役の学生を含めて、これから本を手に取る方でも楽しめるよう、
📚目的=テーマを2冊ごとに設定
📚難解な翻訳本やハードカバーは除外
以上を加味して、おすすめ8冊を厳選紹介します。
1.生き方のヒントを学べる2冊
①僕は君たちに武器を配りたい|瀧本哲史
読者対象は徹底して若者。ロジカルに熱く、これからを生き抜くための「考え方」の武器を配ります。
「武器を託したからあとは君たちが日本をより良くしてくれ!」
合理的に楽観を説くその言葉には胸を打たれました。
後半の「生き残れる人の特徴」はいまの学生にも役立ちます。
資本主義の構造に照らしながら解説しているので、いま眺めても普遍性のある内容です。
②教養の書|戸田山和久
本書は、古典を読む意味を教えてくれた大事な一冊であり、学生時代の自分に読ませたい本ランキング1位です。
その意味とは「古典とは知の共通基盤であり、受け継がないと人類の楽しみの総量が減ってしまうから」
というスケールの大きな話。
本書を読むと、自分が時代の流れの一部にいることを良い意味で思い知らされます。この感覚を早くから持っておきたかった。
2. 世界の見方を教えてくれる2冊
③苦しかったときの話をしようか|森岡毅
最強マーケター・森岡毅さんがご自身の娘さんに向かってしたためた虎の巻。
世の中(資本主義)の構造や本質について偽りのない本音で語っているのが伝わります。
『資本主義は「欲」を本質とし、「競争」が主な構造だ』
世の中を見通した言葉はぐさっと胸に刺さります。でも希望もある。
これからを生きる大学生には心よりおすすめしたい一冊。
森岡毅さんの興味がある人はこちらの記事で著書をすべて紹介しています。
④FACTFULNESS|ハンス・ロスリング
本書は世界を正しく眺める大切さを教えてくれる一冊。
私たちはこの世界をとらえようとしたとき、その評価を低く見積もってしまう傾向があります。
しかも、その領域のプロほどバイアス(思い込み)によって間違いやすい。
もっとも参考になったのは「悪い」と「良くなっている」は両立するという話。
耳ざわりの良い内容含めて、鵜呑みにしないことが大切です。
3. 自己内省のヒントをくれる2冊
⑤嫌われる勇気|岸見一郎 古賀史健
「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言するアドラーの教えを哲学者と青年による対話形式で伝える一冊。
青年にとっては一見、非常識に感じるような主張も、自分の固定観念によるものだと徐々にわかります。
個人のスキルを磨いても社会で生きる以上、対人関係を避けることはなかなか難しい。
人間関係で一冊読むのなら、まずは本書をおすすめします。
⑥100万人に1人の存在になる方法|藤原和博
本書は、今後の仕事人生に危機感を抱く人へ送る「キャリアのかけ算」実践ガイド。
"得意をかけ合わせることで希少性を上げていく"考え方そのものが人生100年時代をサバイブする上で役に立ちます。
1/100のスキルがあるとして、好きを起点にもう一つ掛ければ1/10,000の存在になるわけです。
複業が当たり前になったいま、これからを生きる学生もヒントをもらえる一冊でしょう。
4. ビジネスのあり方を教えてくれる2冊
⑦起業の天才|大西康之
リクルートの創業者でありながら社史からその記憶を消された江副浩正。
スポットを当てると、ひとりの天才の栄枯盛衰が浮かび上がる。本書は、高度経済成長ど真ん中にあったベンチャー企業と中心にいる男の物語。
江副浩正の先見性しかり答え合わせができる現代だからこそ、50年前の日本から学べることがある。
起業を志す・興味がある学生にも、おすすめしたい一冊。
⑧ファンベース|佐藤尚之
広告業界の第一線で活躍した佐藤尚之(さとなお)さんが、試行錯誤の末にたどり着いた思考法。
日本の人口は減っていき、消費はゆるやかに下降するのは明確です。つまり、目を向けるべきは拡散ではなく既存のファンだってことは感覚的には理解できます。
ファンを大切に活動する心がまえは、これから社会へ出る学生にとっても有益。
ビジネス書を読むならテクニックも良いけれど、本質が大切です。
まとめ:自分に合った本を選んで楽しもう!
今回は、以下の8冊を紹介しました。
大学生におすすめ本は下記でも紹介しています。
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それではよい一日を!
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