ヨーロッパ一ヶ月旅行 パリ編
ブルージュからバスで5時間ほどかけてやってきたのは花の都パリ。わずか1泊2日しか滞在しませんでしたが、治安から地下鉄など色々感じたことを書いていきます。
パリの宿
一泊一人3000円くらい。少し高めだが、パリは平均がかなり高いので全然マシなほう。
なんと二人一部屋の個室。これで周りの人に気にせず荷物をガサガサできる。最高。シャワーやトイレも悪くない。朝食は無料でさらに部屋内に、自分で番号を決めてロックできる金庫が付いている。受付の人も優しく、日本人だと言ったら知ってる日本語をいくつか披露してくれた。日本人もよく来るらしい。いい感じ。
地下鉄について
パリの地下鉄は安く、本数も5分に一本は来るくらい多い。そんな地下鉄を使うにあたっての注意点を。
①ボロい。日本の電車よりボロい。電気が一瞬消えたりする。さらに駅もボロい。エスカレーターが動いていないこともしばしば。また、乗り換え時に駅構内を5分くらい歩かさせられることも。
②手動ドア。基本自動では開かない。ボタンで開けるところもあれば、レバーを捻って開けるところも。また、停車の2秒前くらいなら空いちゃう。
③英語表記の少なさ。これは地下鉄だけでないかもしれないが、とにかく英語表記が少なく、わかりづらい。駅名も難しく、アナウンスを注意深くきいててもわからん。
④車内によくいる演奏者。楽器を弾いてチップを稼ぐおじさんたちがかなり多い。その中にはうまい人もいれば下手な人も。うまい人はたくさんチップをもらえていた。下手な人はみんなガン無視。それでもくじけず演奏するおじさんのメンタル半端ない。
⑤降りる時は、そのまま。切符は必要なく、ゲートから簡単にでれるので、わざわざ切符を出す手間が省けて楽。しかし、それを利用して、出口から無理やり侵入して無賃乗車する人もいた。
⑥ちょっと怖い。僕自身に何か起こったわけではないが、何かを盗まれたと警官に訴えているおばさんをみかけたり、わざと後ろに回り込んでつけてくる人がいたり。警戒は常に必要。
僕が買ったのはMoBiLisという乗り放題券。ゾーン1限定で7.5€。
またどの路線に乗るかわからない場合改札の手前にこういうタッチパネルがあるのでそれで行き方を調べられる。日本語にも対応。
1日目(凱旋門、エッフェル塔、ノートルダム大聖堂)
朝8時にブルージュを出発した高速バスは12時半ごろパリに到着。パリのバスターミナルの近くには大きなアリーナがあり人もたくさんいました。のちに調べたところその日はe-sportsの試合をやっていたそうです。そのバスターミナルから歩いて20分ほどの宿へ。
ただ宿に着いたのはまだ13時ごろでチェックインできず。それでも、地下にある荷物部屋を貸してくれた。ただ、荷物ごとにロックはかけられない。しかしここの素晴らしいところは、受付近くの小さなロッカーでPCなどの貴重品を預かっていてくれる。
そんなこんなで荷物から解放されたら街へ。とりあえずお腹が空いていたので、ランチを食べるところを探すことに。そうして歩いていると、本当に日本食レストランが多い。至る所にある。もう一週間も日本食から離れていたので、その誘惑に負けてうどんを注文。10€。しかし、これはうどんではないぞ。。。パクチーがもりもり入っていたり、具材もよくわからないものがたくさん。正直に言えば不味かった。
腹ごしらえをしたら、とりあえず定番の観光地、シャンゼリゼ通りからの凱旋門とエッフェル塔へ向かう。移動手段は地下鉄。
地下鉄でシャンゼリゼ通りへ。とにかく人がたくさん。PSGのショップはすごいかっこよかった。
凱旋門のすぐ近くに行くとアラブ系の少年たちに話しかけられたがわからないフリをして逃げた。流石に治安悪いパリのあんな観光地のど真ん中だと警戒しちゃうんだ。ごめんよ。
凱旋門はこんな感じ。みんな車道の真ん中で写真を撮ろうとしていてちょっと危なそう。
そこからエッフェル塔へ。エッフェル塔の近くには、道端に物売りのアフリカ系の人がたくさんいる。光るエッフェル塔やバッグなどを売っている。ロンドンやブルージュにはいなかったので初めてこういう人たちの存在を認識した。ミサンガの人(イエーイ!ジャパニーズ?イエーイ!友情の証!とか言ってミサンガ結んで金をくれと言ってくる)もいるので要注意。NO!と言う勇気。
エッフェル塔は入場料を払えば上まで登れるぽい。最新のMIBで出てきてたので登りたかったが有料なのでやめた。お金に余裕ある人は是非。出口には物売り集団が待ち構えてたけど。(笑)
その後日も暮れてきてノートルダム大聖堂へ。すっかり忘れてましたが火災があって修復中なんですね。その時はなんか入れねえなあとか思ってましたがそういうことでした。
夜ご飯は宿近くのケバブ屋さんで。7€。
2日目(ルーブル、サクレクール寺院、エッフェル塔)
朝食は宿の。無料。
地下鉄で向かったのはルーブル美術館。昼時は混むと聞いて朝9時半には到着。平日の朝と言うこともあって特に混んでいなかった。身体検査の列に30分ほど並んで入場。当日券を購入。15€。できれば事前にネットで買っておく方がお得かもです。というか混雑解消のためにそろそろネットでしか買えなくするという噂を聞いたので調べた方が良いかもです。
ルーブルの中は日本人がたくさん。日本語ガイドグループにこっそり紛れて解説を聞いたりできるかも。美術系の感性がないのであれですがなんかすごいことはわかりました。ガチオタの人を隣に置いて熱く語ってもらいながら見たら楽しそう。
昼ごはんは、またしても日本食。探すのがめんどくさくなって近くにあった日本食レストランのひぐま。ちゃんと日本のラーメンだった。醤油が恋しかったのでありがたい。8€くらいだった気がする。
その後また地下鉄でサクレクール寺院へ。ここ注意。歩いて上に上がる道には悪徳ミサンガ集団が。僕らは知らずに坂を登っていると、彼らが僕らを見つけそれぞれ2対1の数的優位を作りながら腕を掴んで無理やりミサンガを結びつけようとしてくる。これは入場料だぞ的な雰囲気で。僕は腕を振り払って下に降りた。下で様子を観察していると女性や年配の方には何もしない。20から40代男性が標的のようでほとんどの人の腕を掴んでいた。だが多くの白人は力が強く背が高いのであっちも弱気のようだったが僕のような小さいアジア人にはあきらかにナメて強気でくる。
結局関わりたくなかったので、隣にロープウェイがあって(有料)その横に階段があったのでそこから登った。かなりキツかったけど。そんな思いをしながら上に登ったが景色は絶景。エッフェル塔や凱旋門よりお気に入り。
下りの時にどうにか舐められないように一矢報いたかったが、警察が巡回に来たら彼らは退散していった。こういう集団も物売りの集団もほとんどが黒人である。「真面目な話」の記事でも書くつもりだが、こういうところに日本にいては気付けなかった人種差別問題の一端が見えた気がした。
その後また地下鉄でフランス代表グッズを買いにFFFへ。しかし残念ながらやっておらず。代表ウィークに入ってすぐだったからだろうか。ゲンドゥージのレブルー仕様のユニ欲しかった。
気を取り直してまたエッフェル塔へ。前日は曇りだったので晴れのエッフェル塔を観に。
パリの散策はこれくらい。夜また同じケバブ屋さんに行って、バス停に向かいバルセロナへ。
まとめ
パリの個人的な1番の印象は治安が悪いということだった。腕を掴まれたのが衝撃すぎてw
でも、他の友達とかはパリ普通だったよとか言っていたのでよくわかりません。あくまで個人的には、今回の旅で1番治安が悪いと感じた場所でした。
街並みはとてもおしゃれで高級感あります。特にシャンゼリゼ通りなんかはルイヴィトン本店をはじめとした高級ブランド店がたくさんあって金持ちになったらこんなところでショッピングなんか楽しそう。
街並みはおしゃれだけどしっかり見ると結構汚いです。地下鉄とか。あと、かなり重要なのがトイレ事情です。ヨーロッパ全体に言えるかもですが、トイレがめっちゃ少ないです。駅にはないしコンビニも存在しません。店に借りようとしても普通に断られます。借りれてもほぼ漏れなく有料です。トイレはできる時にしておくこと。これ重要。
物価はちょっと高いですが、ご飯に関しては屋台だったりパン屋さんの大きいサンドイッチで安く済ませられます。
以上、花の都パリでした。
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