そのコンテンツは本当に利益を生んでいるか? 私の「お客さまのことを考える」は浅かった! @HNK_715
お客さまは、どんな仕上がりを望んでいるのだろう。
クライアントワークでコンテンツを制作する中で、考える時があります。
お客さまが望んでいることをかたちにすれば、それで依頼は完結する。過去には、そう思ったこともありました。
それは、本当にお客さまのためになっているのだろうか。
私たちがやる意味はあるのだろうか。
そんな疑問を抱きつつも、納期が厳しい依頼や、自分の仕事が立て込んだときなど、ついつい「どう納品したら、お客さまは満足するか」とだけ考えてしまうことがあります。
もちろん、クライアントワークですから、お客さまに喜んでいただくことは大切なことです。でも、それだけでは本質的に「良いコンテンツをつくっている」とは言えないと気づかされました。
現在、でらみさん、堀くんとチームを組み、株式会社ベイジの「戦略的ウェブ制作講座」を受講しています。毎週、講座を受けての学びや考えたことを、それぞれ記事にして発信していきます。
大学生の身ではありますが、メディアまわりやコンテンツ制作を担当している、ほのかの学びをお届けします!
良いコンテンツを設計するためには?
ベイジさま主宰の「戦略的ウェブ制作講座」も二回目。前回の講座で、WEBサイトにとって重要なのは「コンテンツの質と量」であると学びました。
では、質の高いコンテンツをつくるためには、どうしたら良いのでしょうか。
私は、きちんとターゲットを決め、そこに適したものをつくり、届けていけば「良いコンテンツ」は制作できると思っていました。
講座でも、コンテンツをつくる際には「WHO(誰に)」「WHAT(何を)」「HOW(どのようにふうに伝えるのか)」が重要であるという話がありました。
しかし、それだけではなかったのです。このフローの前に「まずは、会社や事業のことを知る」というスタートが!
確かに、そもそもお客さまの会社や事業のことを知らなくては、ターゲットを決めるなんてできません。
例えば、人材系の会社から「PR動画を制作して欲しい」と依頼されたとします。どれだけ人材系の市場ターゲットを調べ尽くしても、依頼した会社のことが分かっていなければ、市場の中でどこにいるか分からないし、何をつくったら良いのかもイマイチ分かりません。
ターゲットを絞る前には、お客さまのこと、会社のことを理解する。
知らずに良いコンテンツだけをつくるなんてことは、できないのだと気づかされました。
コンテンツをつくることができたとしても、それはお客さまにとって「良いコンテンツ」とは言えない気がします。ただ自分たちの自己満足になってしまうなら、つくる意味はありません。
本当に、お客さまのことが見えているか
私たちは、WEBサイトやコンテンツを制作し、お客さまからお金をいただいています。もちろん、もっと売上を立てて、会社を大きくしていきたい。売上を上げるためには、どうしたら良いのだろうと考えることもあります。
単純に考えると、売上を増やすには、お客さまからいただく金額を上げれば良いかもしれません。しかし、お客さまも仕事として、何らかの事業を行っています。
それならば、まずは、お客さまにとって効果のあるもの、お金を儲けられるものをつくらなければならない。
講座の中でこの一言を聞いた時、ハッとしました。
私はついつい、目の前のお客さまのことだけを考えてしまうことがあります。しかし、そのお客さまは、一体どこから利益を生んでいるのか。お客さまの先にあるものを考えなくてはならなかったのです。
お客さまのビジネスモデルなど、事業の根を知り、どうすれば良い効果を出せるのかまで考えないと、本当にお客さまのことを思えているなんて言えない。
私がこれまでやってきた「お客さまのことを考える」は、まだまだ浅かったのだと気づかされました。お客さまと目線を合わせ、本当に相手にとって適切で、効果的なのかを考えないといけません。
自分たちの売上を大きくしたいなら、まずはお客さまの売上をあげる。これからは常にその考え方を意識してみようと思います。
ベイジの集中講座は、WEBサイトやコンテンツをつくる上で、技術や知識だけでなく、根本的な「考え方」を見つめ直す機会になっています。
これまで当たり前にやってきたことも、「それは本当にお客さまのためになっているか」と、見つめ直し、チームで考えていきたいと思います!
野元 萌乃佳 ▶︎ SNS...Twitter
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