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『勝間式ロジカル不老長寿』で人生100年時代をボーナスステージに! @yuka_lab12

リボンと柔らかい色とワンピースと宝塚が好き。

結婚しても子どもを産んでも、会社を作って経営者となっても、内側はHA・TA・CHIの頃と何も変わらないのに、年齢はびっくり気がついたらよんじゅうに歳っ!
どうも。ラブソル代表、由香です。

今週のラブソルnoteは「テーマウィーク」!
書店で本を見つけて、読んで、レポートを書く。読書感想文がテーマです。

私が選んだ一冊は、今の私にたどり着くきっかけをたくさん、たくさん下さった勝間和代さんの新刊です。

健康もマネーも人生100年シフト! 勝間式ロジカル不老長寿

私たち、100歳まで生きるかもしれない問題

「人生100年時代」
ここ数年、やたらと耳にするワードになりました。

私が幼い頃は「人生80年」と言われていたような気がしますが、20年も伸びたの!? 
確かに、2019年に発表された日本人の平均寿命は女性が87.45歳、男性が81.41歳となり、ともに過去最高を更新しています。(そろそろ2020年の数字も発表されるかな…?)

2017年の85歳以上の歩く速さは、男性が1992年の75歳に相当、女性は65歳相当になっているというデータがあるそうです。つまり、この25年間で日本人男性は10歳、女性は20歳ほど若返っていると見ることができます。

実はこれ、個人的にもかなり実感があるんです。幼い頃、周囲にいた60歳の方々と今、身近にいる60歳、全然違うんですよね。
ちょうど60歳のヨガの先生が知り合いにいるのですが、すらっとしたスタイルで美しい姿勢。現役でリアル・オンラインともにヨガ講師をやられていて、iPhoneやiPadからZoomも使いこなしていらっしゃいます。

この長寿化、日本だけではなく世界で急激に進んでいます。
先進国では、2007年生まれの2人に1人が100歳を超えて生きると言われています。1978年生まれの私に即当てはまるわけではないのですが、平均寿命は右肩上がりで伸び、老化のスピードは個人差はあるものの、緩やかになっている…。
この先も伸びていくことを思うと、私の年齢であっても限りなく100歳に近い年齢まで生きる可能性が高いわけです。

MA・JI・DEで私、100歳まで生きちゃうかもしれない…!

ちなみに、「人生100年時代」という言葉がこれほど世界に広まるきっかけとなった本、ご存知ですか?

ロンドン・ビジネス・スクール教授のリンダ・グラットンとアンドリュー・スコットが2016年に出した本です。
その頃、30代後半を迎えていた私。心から、その時期に読めてよかったと思っている一冊です。こちらも、おすすめ!

『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略』

「死」よりも怖いかもしれない、「老い」

心の中は、HATACHIの頃となんら変わっていない私。(しつこい)

30代を迎えるときもなんだか自分が三十路になるということに他人事のようにびっくりしていましたが、40歳になるときにはもっともっと驚きました。

「え、私40!? まじで40歳? 40代ってもっと大人と思ってた…!」

成長していないと言えばそれまでですが、実際にこのような感覚でした。
相変わらず可愛いものが好きだし、好きな服だってそんなに変わっていません。
我ながらそこまで見た目おばさんでもないような? (あ、違ったらこっそりDMください)なら、まぁいっか、これで。と、好きな服を着ています。

↓こんなん。

若い頃って、家族や親戚以外の高齢者とは、そうそう関わりがないですよね。そもそも、自分から近づくことが稀な気がします。
勝間さんの本の中にも書かれているのですが、根本的に若者は高齢者が苦手、特に近づきたいとは思っていません。

価値観が合うわけがないし、その容貌や振る舞いから老いを感じさせられることは、心地良いことでは決してない。
人間が生への欲求を持っている限り、当たり前の感覚だと思います。

私は女性だから余計にかもしれませんが、美しいものが好き。
だから、なおさら「老い」が怖いです。
いや、怖いと感じることもなかったくらい、むしろ向き合ってこなかったことなんだなと、勝間さんの本を読んで感じたんです。

自分が老いる。

親が老いていく姿を見て、もちろん自分もそうなるとわかっていても…。
なんとなく自分ごとにならなかった。
いくらスピードが緩やかになっているとはいえ、私も40代を迎えて、「それ」を実感することは正直、増えてきています。

白髪が増えたとか、お肌にしみが出てきたとか、太りやすく痩せにくくなったとか…。ああもう、書くのも嫌。
死に直結するから。見た目が劣化することで自己肯定感が下がるから。
こうして言葉にするのも抵抗があるくらい、「老い」って人にとって嫌なものなんですよね。

死ねない私たちの、人生100年時代の幸福戦略!

それでも、私たちは生きていかなければならない。

栄養不足に悩むこともなく、成熟した文化の元で良質な情報に触れ、高度に発達した医療もあって老いのスピードは緩やかになっている。
なかなか、「死ぬことができない」私たち。

もちろん、なんらかの理由で命を落とす可能性があるのは、大前提です。でも、そうならない可能性が高いからこそ生命保険が成り立つのですしね。

「人生80年時代」ならば、今42歳の私の残りの人生は、38年。半分は超えています。例えば65歳で定年を迎えたとして、残りは15年。
これが「人生100年時代」となると、残りの人生は58年。(これまでより長いしー!)65歳で定年を迎えたとしたら、残りは35年もあるよ!

年金で暮らしていくには長すぎるし、35年も仕事もなくてどうやって過ごすのって感じだし、暇すぎる気がするし、そもそも老いた時間がそんなにあっても、それって幸せなの!?
例えば、寝たきりの期間が20年とかあったら、どうします!?

怖い、怖すぎる…!

そこで、この本です。(再び貼る)

勝間さんの本は、なかなか死ねない私たちが、高齢者と言われる時期を迎えても「ああ、幸せだな」と思って毎日を暮らして、「良い人生だったな」と思って逝くために、今できることを示してくれているんです。

せっかく得ることができる、寿命という貴重な時間。時間ほど、代替えが利かない資産はないですよね。
これを「ボーナスステージ」にしないなんて、もったいないのです…!

100年時代の大きなリスクは、3つ!

『健康』『おカネ』『人間関係』

やっと本題な感がありますが、この本を出されるずいぶん前から勝間さんはこのような主張をされていて、冒頭に書いたように、私は30代前半にそれらの言葉に触れて人生が変わった実感があります。

勝間さんと出会っていなければ、起業はしていないし、投資もしていないし、こんなに本も読んでいない気がします。

そんな私が、人生100年時代のリスクとして提唱されたこれらについて、どのように対策をしているのか?
次の段落で優先順位の高い「健康」について具体的に綴っていくので、もし、参考になったら嬉しいです。

どれも、一日も早く始めることが一番の対策です!!

健康リスクは、すべてのリスクに通ず!

100歳のあなたは、もうすぐその役割を終えて、天に召されようとしています。

あなたは、どこにいますか?
まわりには、どんな人がいますか?
どんな言葉を残し、また、どんな言葉をかけられていますか?

たった一人、四畳半のアパートの天井を見ながら…とか。
病院の天井を見ながら、たくさんの管につながれながら、声も出せず…とか。

私はできることなら、夫や息子や孫たち、友人たち、ともに働いた仲間たちに見守れながら、静かに過ごしてきた自宅のベッドとかで、静かに眠るように逝きたいなぁ…、と想像しています。


逆算して考えましょう。もし、こんな最期を迎えたかったら?

長期間の入院闘病が必要になる病気にはなれません。(健康)
皆さんを迎えられる程度には、清潔で広さもある自宅に住んでいないとなりません。(おカネ)
最期を迎えるちょっと前くらいまでは、社会的なつながりを持っていないとなりません。(人間関係)

こうして考えると、「健康」であることは、先にあげた3つのリスクの中でも優先順位が高いんですね。
そして、健康は一朝一夕にはどうにもなりません。生活習慣が健康をつくるので、積み重ねていくしかない…!

睡眠や、運動、食…。
どうしたら健康でいられるかの情報は、世に溢れています。
どんな方法でもいいし、かけられるコストもそれぞれだとは思います。今すぐできることから、やっていきましょう!

私がやっていることをご紹介しますね。

まず、夜はちゃんと寝ます(笑)当たり前のことですよね。でも、なかなかできないことでもあります。
忙しくてバタバタすることは実際にありますが、睡眠不足を感じたら、昼寝を20分するようにしています。これ、めちゃくちゃ効果があるんですよー。

そして、運動。
基本、何をしても続かない私ですが、パーソナルジムのWEBサイト制作をきっかけにして、週一回のパーソナルトレーニングを10ヶ月継続しています。
ペアトレーニングがお得なお値段なこと、トレーナーがイケメンなこと、そもそも大好きなクライアントさんであること…。
私にとって継続できる理由が複数あったから、続いているのです。自分だったら? の視点で、続く仕組みを探してみてくださいね。

お金がかけられなくても、運動はできます。
駅の階段、エスカレーター使ってませんか?
あれは天然のジムと思って、階段を使って、電車内でも立つ。一駅先まで歩く。暑くてつらいなら、ショッピングモールを歩くなどもおすすめです。

10ヶ月トレーニングをしてみて、「筋肉、偉大…!」と実感しているからこそ、声を大にして言いたい。基礎代謝、大事ですっ。

せっかく年齢を重ねるならば、どんな風に重ねるかも自分で決めよう

目先の疲労や、面倒さに負けてしまう気持ちも、わかります…。
「時間割引率」ってご存知ですか?

時間割引率は、 時間選好率 とも呼ばれますが、ある報酬の将来の価値を、現在の価値よりどれだけ低く感じられるか、時間による割引率で考えることを指しています。
多くの人は、将来の報酬を現在の報酬よりも割り引いて考えています。その 割引率が低ければ低いほど、将来の報酬を得るまで我慢ができる ということです。
『健康もマネーも人生100年シフト! 勝間式ロジカル不老長寿』

将来のために、今をコントロールできる人=時間割引率が低い人。

今、自由に楽しく過ごしたとしても、もし糖尿病になってしまったら一生食事制限かもしれないし、合併症を起こしたら目が見えなくなったり歩けなくなったりするんです…!
それよりは、ちょっと節制したり動いたりする方がよくないですか?

お酒はほどほど、腹八分、加工食品ばかり食べない。
でも、たまにはハメを外したっていいんです。頑張った自分を褒めながら、ゆるゆるでいいので、始めましょう!

時間割引率は、赤ちゃんや子どもの頃には、目の前のことで精一杯ですから高いのが当たり前だそうです。
年齢を重ね、学習や体験を重ねていくからこそ将来のことをイメージできるようになり、コントロールできるようになっていくんですよね。

せっかく歳を重ねるのならば、素敵な大人になりたい。
ただ老いるなんてもってのほかですよね!(老害だなんて、言われたくないっ)

ちなみに、本の中に出てくるのですが、余命と見た目には関係があるようなのです!

人間の余命を判定するときには、見た目というのは非常に相関関係が高く、実年齢よりも見た目の年齢のほうが余命の予想が立てやすいものです。
つまり、 若々しい人ほど長生きをする、と言ってもよいでしょう。

見た目が若い人は、健康寿命も長くなるとしたら?
アンチエイジング、美容にかける時間もただ美意識を満足させるためだけではないようです。

堂々と、お肌や髪の手入れを続けようと思います…!
これもお金はかかるのでね。やっぱり、3つのリスクはどれも大事ということですね。

人生は100年時代は、ボーナスステージを楽しむ時代!

寿命が伸びても、ただ老いて寝たきりになったり、お金がなくてどこにもどこにも行けなかったり、孤独だったら切ないだけ…。

せっかく長く生きられるようになるのだから、楽しい時間が増えると思いたい!
勝間さんも書いていますが、上手に歳を取って行く自分を、大好きでいたいですよね。

以前の私は、「あまり長く生きたくないなぁ…。」なんて考えていました。
もちろん、生きていたら楽しいことはたくさんあるけれど、歳を取ったら老いるし、生きるにはお金もかかるし、色々、面倒っ!

しかし、本を読み、人と出会い、旅をして、たくさんのことを学んだ今は、そうは思っていません。

年齢を重ねてきたからこそ、少し会社を大きくして、一緒に働くのが楽しいと思う仲間と出会い、お仕事することができている。
どんどん成長する息子に、私なりに見せられる背中がある。
仕事を通して素敵な人たちと出会い、サポートすることができる。
それなりにお金を稼いで、行きたい場所に行って、したいことができる。

この日々が、少しでも長く続いたらいいな。
この日々で得たものを、大切な人たちに残して、つないでいくことができたらいいな。

そんな風に、思っています。

こうして並べてみても、こんな自分になれたのには「お仕事」の存在が大きいと感じます。
私にたくさんの気づきと導きをくれた、勝間さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

勝間さんは、本書の中でこのように書かれています。

・生きるということは人の役に立つことであり、幅広い人の役に立つのには仕事がいちばんなのではないか。

・仕事というのは、人の役に立ちながら相手から報酬をもらえる、という、ある意味、非常に優れた仕組みがある のです。

『健康もマネーも人生100年シフト! 勝間式ロジカル不老長寿』

なるべく長く、仕事をすること。
ずっと続けられるような、やりたいこと、大好きなことを仕事にすること。
実はこれが、人生100年時代を楽しむ秘訣なのかもしれません。

「幸せなビジネスパーソンを増やしたい」

これは、ラブソルが目指すことのひとつなのですが、こういう人が増える方が私たちも幸せにお仕事ができるんです。
仕事が楽しくない人とのお仕事は、時にとても大変なので…。

多くの人が、大好きな仕事にめぐり会えるといいな。
そのために必要な学びや努力をみんなとできる場をつくりたいいな。
ということで、ラブソルでは、オンラインコミュニティを運営しています。

3つ目のリスク、「人間関係のリスク」を回避するのにも、オンラインコミュニティはおすすめの対策の一つです(笑)

喫茶ラブソル、もし、興味があったら覗いてみてください。


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柴山 由香▶︎SNS...Twitter / note

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