バナー作りのノウハウがたくさん詰まったイベントが開催されました@mtm623mutsum
2022年11月2日の21時から、オンラインコミュニティ「喫茶ラブソル」にて
「バナーデザインフィードバックイベント」が開催されました。
イベントは、教えるひとから教わるひとへの実際のレクチャーの模様をzoomで公開する形を取りました。
□教えるひと→ラブソルのディレクター・デザイナーの小野寺美穂さん
□教わるひと→わたくし、ラブソルのアシスタントデザイナーあさのあゆこ
喫茶ラブソル」は、ラブソルが運営するオンラインコミュニティです。仲間と共に自分にプラス1する活動をしたり、一緒に遊んだりしています。入会は月初がおすすめなので、ぜひのぞいていただけたら嬉しいです。
開催前に、イベントの告知としてこんなツイートをしたのですが、これは私の嘘のない気持ちです。
「フィードバックは他の人が受けているものを「自分なら〜」って考えながら見るのが超オススメです。独学している時に、こういうものを見ることができたら…という気持ちでいっぱいなので少しでも興味のある方は是非。貴重ですよ←独学系デザイナーとして激推し」
今回のイベントは、アーカイブを残していません。こちらのレポートにイベント内で教わった貴重なバナー作りのノウハウやコツを残すぞ! という気持ちでまとめさせていただきました。
フィードバックを受けて変化したバナーのビフォーアフターと、学びのポイント
1時間という限られた時間の中でのイベント進行だったため、今回ご紹介するバナーは、完成まで至っていません。完成していなくても、フィードバックでここまで変化するんだよというビフォーアフターがこちらです。
左側がビフォー、右側がアフターのバナーです。作成途中であるにもかかわらず、フィードバック後の方が目を惹くバナーとなっているのがおわかりいただけるかと思います。
データを触っていて、特に「変わったな!」と手応えを感じたのが、見出しの下に引いた枠を外した時です。初めのバナーでは、全体に色を敷いた上に白のスペースを枠で囲んで中央に配置。色のコントラストにより視線を枠内に集め、そこにタイトルを載せて目立たせる狙いを持って作成しました。実際は狙いとは逆に枠が制限となってしまい、タイトル文字がせせこましくなってしまっていました。
シンプルに、背景に敷いた地図の上に文字を組むだけでも、イベント名がパッと目に入ってくるというのが、今回、大きな発見でした。
他にもたくさん学びがあったので、箇条書きでまとめます。
■文字の「ジャンプ率」をコントロールする。優先順位の高いものは大きく扱う。
■バナーの見せ場づくりを考えて要素にも強弱をつける。大切なものに光を当てる。
■「作る」→「つくる」のように、より読みやすく、より良くなるための提案は例えタイトル変更であっても積極的に行う。別案として提案したり、提出の際に説明を添えるなど、クライアントとの関係性などによって提出の仕方は変わってくる。
■同じコミュニティ内で複数のイベントが開催される場合は、同じようなイベントに見えないように、前後のバナーと色や印象が似過ぎないように配慮する。
■主催の雰囲気、大切にしているものに表現を合わせる。例えば上品さを大切にしている場合、原色バリバリのどぎついバナーは作成しない。
イベント内でフィードバックを受けたバナーは、ここからさらに手を加えていく予定です。今はシンプルな印象ですが、素敵な写真のコラージュで明るく彩って「参加したら楽しそう」と思ってもらえるように仕上げていきます。
出来上がったらtwitterなどで告知させていただきますので、是非ラブソル公式Twitter もチェックしていただけたらうれしいです。
依頼されたバナーを0から作成するときに押さえておきたいポイント
イベントの後半では、「バナーの作成依頼を受けるときにどんなことに気をつけるか」ということを確認する時間を取りました。デザイナーとして依頼を受けてバナーを作成するのに欠かせないプロセスなので、ポイントをまとめました。
■イベント名・開催日時・講師の情報など、掲載したい項目を押さえる。
■締め切りを確認する。
■イベントの趣旨・ねらいなどを依頼者と共有する。
■トンマナを把握する。トンマナは、トーン&マナーの略。印象を統一するためにコンセプトや雰囲気に一貫性をもたせること。
■バナーに関わる三者の視点を大切にしたバナー作りをする。三者とは、主催側、見る人、そして、制作者である自分。三者の視点を満たしたバナーは、良いバナーになる。
美穂さんが実際に手を動かしてバナーを作成してきた中で見出された、重要ポイントです。私も、今後の作成に活かしていきたいと考えています。
今回、美穂さんは教えるひと、私は教わるひとという役割ではありましたが、良いバナーの完成という同じ目的に共に向かう姿をイベントで伝えられていたら良いなと思っています。これは、イベントだけでなく普段の仕事をする時も変わらないラブソルの姿でもあります。
記事内でご紹介したバナーは、まだ制作途中。完成に向けての作業もオンラインコミュニティ「喫茶ラブソル」のなかで引き続き公開していきます。どんな過程を経て完成していくのか、気になる方は是非コミュニティをのぞいてみてくださいね。
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あさのあゆこ▶︎SNS...Twitter
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