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「本を耳で聴く」文化を伝えるオトバンクさんとの出会いがくれたもの @yuka_lab12

昨年末、ラブソルに飛び込んできた企業さまのオウンドメディア記事制作のお仕事。
私、代表の由香も含め、揃って本好きなメンバーばかりのラブソルにとって「本を読む」ということの可能性を大きく広げてくれた、忘れられないプロジェクトとなりました。

お仕事が終わった後、私たちの習慣の一つになるほどの影響があるプロジェクトというのも、そうあるものではありません。


年末と、年始にそれぞれ一本ずつ公開された記事は、どちらも制作に携わったラブソルはもちろん、クライアントさんの熱量も相当のもの。まさに、一緒につくりあげた記事です…!

「本を耳で聴く」文化が、私たちに与えてくれるもの

皆さんは、1ヶ月にどれくらい本を読みますか?

私が先月、読んだ本を数えてみたら「7冊」でした。ピーク時には2〜3日に一冊くらい、年間で200冊以上は読んでいたので、最近はバタバタしていて少し読書量が減っているな、と思います。
それでも、平均的な日本人よりは多いようです。

平成31年2月~3月に文化庁が行った調査では、「1ヶ月に大体何冊くらい本を読むか」という問いに対し、約半数の人が1冊も本を読まないと回答しています。
1ヶ月に1、2冊という回答を含めると、全体の8割を超えます。

<出典>平成30年度「国語に関する世論調査」の結果について
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1422163.html

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読書量ランキングというものがあれば、1週間に1冊読めば上位15%に入れてしまいますね!

ビジネス書は、一般的に200ページ程度あるそうです。読むスピードには個人差がありますが、大体2、3時間かかるとして、1週間に1冊を2時間で読むと仮定すると、1日辺りは約17分。
17分くらいなら隙間時間を活用して、読めるような気もします。

しかし、例えば混んでいる電車の中、立ちながら本を開いて…とか、ちょっとカフェに入って本を開いて…とか。
結構、手間ですよね。
そもそも、本って結構重いし…。電子書籍にしても、スマートフォンには読書以外にも楽しいことが溢れていますしね。

私自身、子育て、お仕事、プライベートと忙しくて、本を読めない時期もありました。今だって、それほど暇ではないと自負しております(笑)
そんな私に本を読む機会をくれたのが、「耳で聴く読書」だったのです。

耳を使うことができれば、両手が塞がっている時にも読書ができる。車や電車などでの移動中はなんとなく想像がつきますが、例えば洗い物や洗濯物を干している時、メイクをしている時間にも読書ができちゃうのです。
ワーキングマザーの私には、革命的な気づきでした。

それだけではありません。目が不自由な人も、年を取って目を酷使するのが厳しくなった人も、耳を使えば本を読むことができるんですよね。
オトバンク会長の上田さんの記事を読むとわかりますが、もともとオーディオブックを作ろう! と志したきっかけに、目が不自由になったおじい様の姿があったのです。

特に老いは、誰しもに訪れるもの。
耳で本を聴く文化の可能性には気づいていたけれど、オトバンクさんと出会い、もっともっとその可能性が大きく広がっていることに気がつくことができました。

この辺りの熱い思いは、ぜひ、オーディオブックをこの世に生み出す会社「オトバンク」を創業し、現在は会長となっている上田さんの記事を読んでいただけたら嬉しいです。


「聴く」ことに、最適化されたオーディオブックづくり

今でこそオーディオブックをつくる会社は他にもありますが、オトバンクさんの音づくりへのこだわりは、スタート時から揺らぎません。
決して、「目で読むことの代替えとしての耳で聴く」ではないと、取材を通して知りました。

思いを込めてたくさんの人の手を経てつくられた本への深い尊敬が根底にあるからこそ、耳で聴くための本に対するこだわりは譲れない。
それは、ものづくりを生業としているラブソルも深く共感する思いでした。

オトバンクさんが運営する、オーディオブック配信サービス「audiobook.jp」では、小説を耳で聴く方もたくさんいらっしゃるそうです。
学術書やビジネス書ならば、声優さんが読み上げた音声で本を読むイメージもつきやすい気がしますが、小説って! と、はじめ私は驚きました。

しかし、例えば、飛行機移動のシーンが出てきたら当時の音を求めて奔走してしまうオトバンクさんのつくるオーディオブックなら、小説こそ耳で聴いたら楽しそうですよね。

最近では、ラブソル代表実加も記事制作を担当したさよも、自然とオーディオブックを活用しています。

どんなジャンルであっても、深く本に向き合い、丁寧につくられるオトバンクさんのオーディオブックへのこだわりは、ぜひぜひ「オーディオブック職人」伊藤さんの記事を読んでください!

本を、心から愛する人たちがつくるオーディオブック。
ぜひ、一度、その「音」を聴いてみてください!
読書に対する抵抗感がある人にこそ、新しい道が開けるかもしれません。


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柴山 由香▶︎SNS...Twitter / note

<ラブソルへのお仕事依頼についてはこちら>



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