東急さまが進める「nexus構想」のWEBサイト制作、つくりました @yuka_lab12
ラブソル代表のゆかです。
私は主に、サイト制作のディレクションやコミュニティマーケティング支援、コピーライティングや記事編集のお仕事を担当しています。
ありがたいことに、年明けからいくつかのWebサイト制作が並行して行われていました。
中でも、制作期間がタイトな中、クライアントさまと一緒にサイトの基本思想から構成、キービジュアルの制作までを走り抜けたプロジェクトがありました。
東急株式会社さまが進めている、「nexus構想」のWebサイトです!
この記事では、どうやってサイトをつくったとか、どんな工夫をしたとかを書くつもりはありません。
このお仕事で、私たちが何を感じて、どう動いていたのか。
なんだか生々しい、そんな部分を記しておきたいと思っています。
「仕事の報酬は仕事」という贅沢
お仕事の報酬というと、何を思い浮かべますか?
お金や、地位や名誉でしょうか?
すっと思いつくのは、この辺りですよね。
生きていくにはお金が必要ですし、地位や名誉という形で認められたら嬉しい。しかし、そのためにはお仕事をしなければなりませんから、いい加減なお仕事をして依頼が来なくなったら困ります。名誉どころかお金も手に入りません。
良いお仕事をすると、次のお仕事につながることがあります。毎回そうなるとは限りませんが、この瞬間の嬉しさは相当なものです。
(懐かしいつぶやきに出会えました。この日々があってこその今だなぁ…)
お仕事をしたら、対価をいただく。
いただけるからこそ、私は社員や業務委託のメンバーにお金を払うことができる。
ラブソルという会社の存続のために、対価は絶対に必要なものだけれど、どうしてかそれ以上に嬉しい、「お仕事の後に、新たなお仕事をいただく」こと、そのもの。そのこと自体がもう「報酬」なんですよね。
"また、あなたたちと一緒に仕事がしたいよ"
そう言っていただけるなんて、なんて幸せで贅沢なことなのか。
実は、今回のお仕事は、そんな風にしてつながっていったお仕事でした。
サイト制作専門の会社ではないラブソルだからできること
お話をいただいた頃、ラブソルではすでに2つのWebサイト制作プロジェクトが進行していました。
そもそも、弊社はサイト制作専門の会社ではありません。つくり方ものめり込んで進めていくから、一度に1つつくるのでひいひい言っていた私たちからしたら、信じられない事態です。
そのうち1つは間もなく納品できるかな、というタイミングで、新たなご依頼をいただきました。
連絡をくださったのは、まさに納品寸前のサイトのご依頼主に関わる方。直接はやりとりしていなかったのですが、まさかのお声がけでした。
実際に弊社とお仕事をしてみて、こんな風に感じたと綴られていました。
こんな素敵な言葉、ありますか。
お仕事していて、お客さまに喜んでいただけたらそりゃもう何より嬉しいのですが、そういうところをひょいっと飛び越えてしまうような言葉。
サイト制作を専門にする会社さんが世にたくさんある中、わざわざ私たちがサイトをつくるからには、もちろん私たちなりの矜持を持って望んでいるつもりです。
けれど、やっぱり専門の会社に比べたら劣るところもあるかもしれないと、ちょびっと怖い気持ちもどこかあるのです。
おかげで一同、日々精進を欠かさない気持ちだけは深く持っているのですが。
実際に制作の過程で、いただいた言葉に立ち返る瞬間がありました。
ただWebサイトを正しくつくるためだけだったら、きっと弊社に依頼はこなかったのです。
サイトを作りたい、というクライアントさまの思いの裏側や先にあるもの。まだもやっとしているそれらを、言葉やビジュアルにするためにともに汗をかき考え、手を動かすこと。
私たちに期待されているのは、ラブソルだからできる情報の編集と、表現の多様さ。
改めて、クライアントさまが教えてくれました。
きっとこれからも、私たちの胸に大切に飾っておく言葉になると思います。
極めてラブソルらしく。それは、クライアントさんが信頼してくれたから
お声がけいただいた時点で、サイト公開の希望日は1ヶ月後。
どんなに急いでも、これまで制作に2ヶ月はかけてきた弊社からしたら、どきどきしてしまう納期です。
もちろん無理を言われているわけではなく、もし、可能だったらということではありましたが…。
意味あるタイミングでの公開、私たちとて目指したい! と心から共感してのスタートとなりました。
東急株式会社様が推進する「nexus構想」は、東急沿線郊外の多摩田園都市エリアでスタートした、新しいまちづくりです。
携わっていらっしゃるチームの方々とオンラインでミーティングをしたとき、お話くださるその瞳がキラキラされていて、本当に引き込まれました。
これまでは別々のまちで行われていた、【住む・学ぶ・働く・遊ぶ】といった私たちの生活が区分されることなく、なめらかに融合するまち。
「今、すでにあるもの」を伝えるのではなく、未来を描くもの。
写真があるわけではないので、キービジュアルをイラストで制作することを提案しました。
描くためには、私たちもチームの方々と同じくらい理解しなければなりません。
そのためにたくさんたくさんお話してくださり、また、ビジュアルに関して初めは細かくフィードバックをいただいていたのですが、途中からプロフェッショナルを信頼するとおっしゃっていただきました。
この深い信頼がなかったら、この短期間にとてもとてもたどり着けなかったと思っています。
キービジュアルでnexus構想の思想を表現しました。
さらに構想について伝えるために、言葉だけではとっつきにくいかもしれないので、図解の制作もご提案しました。
写真や動画に加えて、イラストや図解といった表現も社内で制作できることは、ラブソルの強みの一つです。
「nexus構想」とは何かを見て・感じて、訪れた人も一緒にワクワクして、仲間になれるように。
訪れるたびに、あ、更新されている! と楽しめるように。
クライアントさまと一緒に、考え、手を動かしてつくることができました。
プレスリリースに合わせ、わりかし突貫で公開まで持っていったため、まだまだ進化しているサイトです。
クライアントさまの夢を、私たちも一緒に思い描きたい。ラブソルだからこそできることに、こだわっていきたい。
現在も、まだ公開できていないページをどんどんつくっている最中です。
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<ラブソルへのお仕事依頼についてはこちら>
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