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行動経済学に初めて触れてみたら、まんまと私の行動は「動かされていた!」 @saayoo345

「人は、無意識のうちに動かされている!」

帯に書かれたこの1文に、「?」となりました。

ラブソルnoteの今週のテーマは「行動経済学に関する本を一冊読んで、アウトプットする!」です。

初めまして、行動経済学

テーマウィーク2番手は、「あらゆる学問との距離感が遠い」(自慢することじゃない)、コンテンツ事業部のさよがお送りします。

私が選んだ本は、こちら!

この本を選んだポイントは、「やさしさ」です。

初めましてなので、まずは大枠から学んでいきます!メモをとりながら…。

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勢いよくメモをし始めた様子。(後半が狭いあるある)

この本では、
1)「人間のらしい心の動き(=ヒューリスティック)」について知り、
2)「意思決定の仕組み(プロスペクト理論)」を学び、
3)それらを活用した事例を紹介
してくれています。

例えば、ランチを決めるとき。
例えば、コンビニで飲み物を買うとき。

私は、「自分の価値観で自分に見合った商品を選んでいる」と、これまで認識していました。

しかし、そこには行動経済学を用いた「様々な仕組み」があったのです。

私、自分で選んでいるつもりで、「選ばされていました」…!

私のあの行動は、学問的に裏付けされていた!? 

突然ですが、私は買い物がとても好きです。

ファッションも、メイクや美容品も、わりと散財ヤー(散財する人)である自信があります。

先ほど、「自分の価値観で自分に見合った商品を選んでいる」つもりだったと書きましたが、行動経済学的に見てみると、どうやら違う様子…!?

◆「返報性」と「サンクコスト効果」でスポーツジムを辞めないこと3ヶ月

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人は、誰かが自分のために何かをしてくれた時に「お返しをしたい」という心理が生じるのだとか。それが、「返報性」。

そして、「せっかく始めたから(効果が出るまでは)続けないと損をする」と考えてしまうのが「サンクコスト効果」。

=キックボクシングを始めようと体験レッスンに参加した際、とっても素敵なトレーナーさんと巡り合い、初心者ながら手取り足取り教えていただきました。

トレーナーさんから教わったことを軸に「ちゃんと続けている姿勢を見せたい(返報性)」と「せっかく入会したし、やめるのはもったいない(サンクコスト効果)」によって、すでに行かなくなって3ヶ月、退会処理をしておりません。

◆洋服を買うときにめちゃめちゃ働く「スノッブ効果」と「ヴェブレン効果」

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“人は他人を意識する”
これにより、つい人と同じ行動を取ってしまう「バンドワゴン効果」と人と同じものを避けようとする「スノッブ効果」、この2つの心の動きがあるそうです。

ものを買うとき、私は「スノッブ効果」が強くなる場面が多い気がします。

新作は、早く。トレンドものも、早く。流行ってきたら、もういいや。

飽きっぽい性格もあるとは思いますが、「限定」「新作」という訴求に弱い私は、まさにこの効果の最中にいるようです。

そして、商品そのものの価値に加えて、価格や特別感によって手に入れる価値を見出すのが「ヴェブレン効果」。

例えば「バッグを買う」場面でも、ブランドのものであると候補アイテムの中でも一歩秀でます。

「デザインが好きだから選ぶ」と思っていましたが、それに加えてこの効果が効いているのだなと、実感しているところです。

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「学問」と言われると、それだけで敬遠してしまっていました。

テーマウィークのおかげで行動経済学の本を読む機会に恵まれましたが、「自分の生活に密接すぎる」ことに、興味津々。

行動経済学は「マーケティング・マネジメント・自己実現」に役に立つと言われていますが、ライターを生業としている私にとっては、人の思考のクセや意思決定を知ることで、言葉の伝え方にも役に立つなと思いました。

初級編の1冊を読んだ今回。

大枠を知ったことでより興味津々になったので、他のメンバーのnoteも楽しみにしつつ、他の本も読んでみたいと思っています!

◆昨日のテーマウィークnoteは、代表ゆかさん

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