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起承転結の「転」が書けるライターは、AI時代も生き残る! @gekkabijin_yui

AIには書けない「起承転結」の「転」が書けるライターには、今後も発注がくる!

先日、受講した「近藤康太郎の『三行で撃つ』ためのライター講座」での講師の言葉です。

ライター2年目。
長年ライターをされている方からしてみれば、わたしはまだまだひよっこレベルです。

AIの進化でライターの仕事はなくなると言われているからこそ、生き残るために自分にできることを、人の倍以上のレベルで探していかないといけません。
そして、目にとまったのがこちらの講座でした。

講師は、朝日新聞編集委員の近藤康太郎さん。
以前受けたファッション誌のライター講座と全く雰囲気が異なる講座で、「わたしは、ついていけるのだろか…」と不安な気持ちもありました。しかし、「新しいライターの世界をのぞいてみたい」という気持ちが勝り、全3回の受講を決めました。

第1回目を受講して学んだ、ライターとして生き残るために必要なことを書いていきます。

その文章、「起承転結」全て揃っていますか?

小学生の頃、作文を書くときに「起承転結が大事です」と習いました。
ライターとして文章を書くようになってからも言われることでした。

聞き馴染みのある言葉だからこそ、自分は「起承転結」を理解できていると思い込んでいたのです…!

今まで書いた自分の文章を振り返ってみると、それぞれの役割が果たせていない文章、つまりは「起承転結」が全て揃っている文章ではないことに気がつきました。
「起承結」までは書けているのだけど、「転」がない構成になっていたのです。

そもそも「転」とは、どういう文章のことを指すのでしょうか…?

転とは、文字どおり、転がすことです。起で書き起こし、承でおおかたを説明した事象、この事象を、自分はどう見ているかを書く。そのことで、読者を転がす。

引用 『三行で撃つ』

つまり、読者が面白いと感じるのは、「転」があってのことなのです。
「転」がないわたしの文章は、面白さに欠けていたのですね。反省です。

「転」には考える力が必要!そのために、普段から五感を磨く

では、「転」が書けるライターを目指すためにはどうしたらよいでしょうか?

転を書けるとは、換言すれば<考えることができる>ということです。

引用 『三行で撃つ』

ここが、AIには「転」が書けない理由です。
AIは間違いなく文章を書くことができても、考えて書くことはできないのです。

考える力を養うためには、やはり普段から「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」という五感を磨くことが大切です。
五感によって外界を認知をし、瞬時に思考が起こると言われています。

五感を通して感じたことを、「なぜ、そう感じたのだろう?」とさらに深掘りをしていくことで、自分なりの考える力が身についていくのです。

仕事だけでは、更なるスキルアップは難しい。だからこそ、学びが必要です。
でも、仕事と学びだけでは五感を磨くことに限界があるからこそ、遊びも欠かせないです。

この3つのバランスがとれたときに、読者を転がすことができる「転」が書けるようになるのかもしれません。

とはいえ、すぐすぐ読者に面白いと感じていただける「転」が書けるようになるわけではありません。なので他の人の文章に多く触れ、ときには型にはまりながら日々練習をしていきたいと思います。

上村ゆい▶︎SNS…X

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