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他人の目ばかり気にして殻にこもっていたら、40代を目前に自分のWILLを見失ってしまっていた話@kobamegu0623

「あなたが考える一番いい状態=WILLはどんな状態? 」

この問いに、すぐに答えられる人はどのくらいいるのでしょうか。

2024年5月下旬。この答えを出すことに迷走している私。コンテンツ制作会社ラブソルでノベルティ・オリジナルグッズ制作事業でプランナーをしている小林です。

先日社内研修で、「LIFE SHIFT JOURNEY」という研修を行いました。

ライフシフトとは、平均寿命の延伸に伴い、多くの人が100歳まで生きるようになる「人生100年時代」を見据えた、新たな生き方の構築を指す言葉。

 ロンドン・ビジネススクールの経営学教授リンダ・グラットン氏と経済学教授アンドリュー・スコット氏が2016年発行の著書「LIFE SHIFT」で提唱し、注目を集めました。

このワークでは、弊社のオリジナルのもの。
30歳から100歳までの10年単位でその時に「どこで・誰と・どんな風に暮らしているか」「収入はいくらくらいか」「どこで誰とどんな仕事や勉強をしているか」、「休日はどんなふうに過ごしているか」、一番自分が良いと思う状態を書き出していくものです。

一旦、今ある状況などを気にせずに、「その年代の時に、自分が良いと思える状態」を書くのがポイントです。

これが、すごく大変で苦しくて…。
かなり苦戦したにもかかわらず、出来上がったシートの解像度の低さに唖然としました。他のメンバーは、キラキラとしていて、その上しっかりと軸のあることを書いている。

私はもう40手前だというのに、いい年をしてほんと恥ずかしい。

この研修をきっかけに、このままではダメだと、自分の「WILL」について深掘りを始めていきました。

他人の目ばかりを気にした「WILL」は、ペラッペラの薄い紙のように見透かされる

自分の「WILL」を見つけたいと思った途端、まるで導かれるかのように、パーソルキャリアさんが主催された【自分のはたらく価値観に気づく~はたらくWell-being×タニモク】というワークショップに参加しました。

はたらくWell-being×タニモクとは
パーソルキャリアが実施するワークショップで、4人または3人で1組となり、参加者同士で目標を立て合うというものです。他人に話を聞いてもらい、質問してもらい、自由に目標を立ててもらう。その目標は自分の考えの枠を飛び越えた、新しい切り口を提供してくれます。その目標は自分の考えの枠を飛び越えた、新しい切り口を提供してくれます。

Touch!Persol

このワークショップでは、「はたらくWell-being choice」から自分が向上させたいテーマを決め、今の自分の状況を他のメンバーに説明します。
その上で、たまたまワークショップのグループが一緒になった「他人」であるメンバーに自分の目標を立ててもらうのです。

この中から私がテーマに選んだのは、5番の「他者や社会のために役立っている実感がある」。

終了後に、参加したメンバーと居酒屋へ行き、その日の感想などを話しながら振り返りをしました。
この時、今、私が本当に考えたかったことはこのテーマだったのだろうか? という疑問がわいてきました。

このテーマを活性化させたいという気持ちは、嘘ではありません。しかし、「誰かのため、社会のため」と言う大義名分を振りかざしているだけで、実際はペラペラな話しかできてなかったかもしれないと感じたのです。

もしかして私は、他人の目を気にしすぎていないか。
自分がどうかよりも他人からどう思われるかを優先した結果、自分がどうしたいのかがわからなくなっていないか。

そんな振り返りをしながらも、その時に飲んだ青島ビールはめちゃくちゃ美味しかったです。実は、そこにヒントがあったのです。

他人の目を気にして「WILL」が見えなくなっていた

日常生活の中で、どういうときに幸せを感じるかを考えてみました。

私はお酒が大好きです。
誰かとお店で一緒に飲むのも好きですし、一人で家でしっぽり飲むことも好き。

「このこと=お酒について、もっと深ぼってみたらいいんじゃない?」 と言ってくれたのは、代表のゆかさん。

例えば、お酒が好きというけれど、それは味が好きなのか?
→味は好きです。

では、何か特定の種類のお酒が好きなのか?
→ビールも、日本酒も、ワインも焼酎もウィスキーも、基本何でも飲みます。

どうやって飲むお酒を選ぶのか?
→食べるものとの組み合わせや、人が飲んでいるものに合わせたりします。

このように、どんどん深掘りしていく。

実は、この1年ほどあまり「お酒好き」を自分から出していないつもりでした。
日常的にお酒を飲むことが、ちょっと悪いことのように思えてしまっていたからです。

それは、確実に他人の目を気にしていたから。

先ほどのタニモクの「はたらくWell-being choice」を思い出してみます。

7つのテーマの中の7番「仕事の精神的な消耗から自分で回復できる」。
これが私にとってはお酒で、それを我慢したり、楽しかったことでも身近な人に伝えないようにしていたから、ちょっと苦しかったんですよね。

それを少しずつ解放して、自己開示していこうと思ってSNSに投稿したポストがこちら。

いつも発信が苦手で筆が進まないことが多いですが、好きなことはスラスラと書いていけるんですね。周りからも、あのポストいいじゃん! と言ってもらえました。

自分でも、結構イキイキとした文章だなと思います。

最後に、冒頭の質問に戻ります。

「あなたが考える一番いい状態=WILLはどんな状態? 」

正直、まだこの答えは出すことができていません。
ただ一つだけ言えるのは、自分だけで考えていても見つけられないということ。

ライフシフトのワークのように、まず自分を追い込んで考えて考えて、人に聞いてもらう。質問してもらう。
タニモクのような場所で、誰も知らない人に自己開示をしてみる。

探せば、このような場はたくさんあるようです。

「このような場」といえば、パーソル・ホールディングスさまが主催している無料のコミュニティ「働くWell-being Lab.」通称「ウェルラボ」もその一つです。

こちらのコミュニティは、弊社ラブソルのメンバーが運営を担当しています。

ウェルラボでは、誰もが“はたらくWell-being”を実感することができれば、個人も社会も、もっと多様で豊かになれるはず。でも、一体どうすれば? そんな問いに向き合いながら、毎月ウェルビーイングに関する読書会などのイベントを開催しています。

6月には、『WILL 「キャリアの羅針盤」の見つけ方』という本に紹介されているワークショップを実際に行うイベントが開催されるそうです。

せっかくこのような場があるのだから、活用しない手はないですよね!

誰でも無料で参加できますので、私のように自分のWILLを探している方は、ぜひ一緒に参加して自分と向き合いましょう!

小林 恵美▶︎SNS...X

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