ノブレスオブリージュ:社会的責任を「果たす」ということ
昨今、本来の目的が研修なのに、公人のSNSで楽しそうな海外のスナップ写真が投稿されたことで、炎上(投稿は削除)。未だ、収束することなく、世論を賑わせているようです。
自身だったら、会社だったらどうするか? といった点は、今一度振り返っておくことが大事そうです。
今回、私が振り返りたいなと思ったのは、「ノブレスオブリージュ」の意識でした。
特権階級が果たすべき、ノブレスオブリージュ。
Noblesse Oblige (ノブレスオブリージュ)について、以下の定義をご参照ください。フランス語ですが、英語に直すと「Noble Obligation」とでもなるのではないでしょうか。
たとえば、欧米では巨万の富を築いた人たちが、基金の設立、ボランティア、寄付などをされます。この行為の根底には、ノブレスオブリージュが根付いているからです。むしろ、富める者の使命。自分だけの利益を優先してはならないという教えです。
不勉強ですが、日本にも、こういった教えはあると理解しています。
私ができることのスケールは、もちろん欧米の富裕層とは大きな違いがあります。そもそもの歴史的な経緯や社会慣習も異なります。
それでも、ありがたいことに大学を卒業し、その先の教育も受けて、企業で働くこともできました。会社を託されて、運営することもしています。
未だ、金銭的に社会に還元できることは多くはないけれど、経営者として、何か別の形で、社会のためになることはできるのではないか。
よい循環を生むことが、できるのではないか。
このくらいのことは、少しは考えて動く必要があるのではないか。
私自身は、そんなことを考えています。
だからこそ、改めて、少し意識してみようと思うのです。
今、その行動には、自分なりのノブレスオブリージュがあるだろうか。
その問いに恥じない行動をしよう。
少なくとも、公の場において、体現できるノブレスオブリージュがあるのではないか。
私自身は、そう思っています。
(記:ラボラティック株式会社:野口麗奈)
■ ラボラティックについて
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●会 社 名:ラボラティック株式会社
●代 表 者:代表取締役 野口 麗奈
●資 本 金:2億円
●主要投資家:アーキタイプベンチャーズ株式会社、株式会社エルテス、株式会社ディープコア、みずほキャピタル株式会社
●本社所在地:東京都中央区
●創 立:2015年
●事 業 内 容:Slack社によるビジネスチャットコミュニケーションの解析を通した、組織開発・改善サービスの提供、等
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