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「同じ言葉」はできるだけ使わない[伝わる文章のコツ]

文章を書いていると、どうしても頻出してしまう「言葉」があります

それを「どこまで減らせるか」「どう置き換えられるか?」が

腕の見せどころだったりします

かえってわかりにくくならないように注意しつつ、「同じ言葉」を減らしましょう

「頻出ワード」がある時は

何かのテーマについて書く場合、どうしても同じワードが出てきます

たとえば「朝食って大事」みたいなことを書く場合

「朝食」や「食べる」などが繰り返し出てくることになります

何度も出てくるとゴチャつく

だからといって… こんな文章になると「朝食」とか「食べる」とか、多すぎ! と感じませんか?

朝食を食べるのはとても重要です。朝食を食べることでスッキリ目が覚めます。また朝食に「ごはん」や「パン」を食べると、脳のエネルギー源のブドウ糖が補給できますので、身体だけでなく脳も目覚め、朝から勉強や仕事に集中できるようになります。

朝食を食べるのは、一日を活動的に過ごすための大事なスイッチ。朝食はしっかり食べましょう

話がまだるっこしのはもちろん、内容もかえってわかりにくくなっているような

ここから、いかに2つの言葉を減らしつつ、スッキリ読みやすくするか? みたいな部分が大事ってことです

ちょっと書き直してみると…

元の文章がアレなので、アレですが… 「朝食」も「食べる」のできるだけ使わないように意識すると、こんな感じ?

朝食はとても重要です。食べてスッキリ目覚める! 以外にも嬉しい効果が。「ごはん」や「パン」に含まれる「ブドウ糖」は脳の大事なエネルギー源。脳も覚醒し、朝イチから勉強や仕事に集中できるのです。

「朝ごはん」は一日を活動的に過ごす大事なスイッチ。忙しくても、朝の食事はしっかりとりましょう

「削る」と「言い換える」

繰り返し使わないコツは、「削る」と「言い換える」

ポイント1 削る

たとえば上の「繰り返し使わないコツは」という部分

これは「同じ言葉を使わないようにするコツは」という意味

ですが「同じ言葉」と何度も言いたくないですし、その話をしているのは自明なのだから、省いちゃってOKじゃないか? と考えたというわけ

⭕ 単語を削除する
⭕ 代名詞に置き換える
⭕ 文章自体を消す

いろんな方法があります。

文章は短いほうが伝わりやすくなりますので、「どこが削れるか?」と考えて削ぎ落とすと、スマートかつ、シンプルになります

書いた後に見直して、いらない部分、あってもいいけど無くてもいい部分を、ザックリ切り落としてしまいましょう

ポイント2 言い換える

たとえば先の文章では「朝食」の回数を減らすために、「朝ごはん」「朝の食事」と書き換えました

「食べる」は「(朝食を)とる」と置き換えたところもありますが、「朝食」と書いた時点で、食べるんだろうなぁと予想がつきますので、基本は削除で

上の「ポイント1」でも、「削る」だけでなく、省く・切り落とす・削ぎ落とす・消す・削除する… みたいな感じで、別の表現を使っています

とはいえ、あまり気にしすぎても

書き分けようとするあまり、普段使わないような言葉や、ちょっとズレた意味が出てきちゃうのも困ったもの

無理に「モーニング」「朝餉」「朝餐」「朝飯」とか使うのは、ちょっと行き過ぎ感もあります

1回しか使っちゃダメ

ってわけでもありません

あくまで読み手に「同じ言葉ばっかり出てくるなぁ…」と思わせない程度に、ちょっと気をつけて分散させるのがオススメです

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