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運命とか信じたくない。
お姫様扱いされるのが好きで情操教育は天下のディズニーだった。
けど、運命は信じたくない。
運命を信じたくない人には2種類あると思う。
運命なんて非科学的なものではなく、自分の努力で掴み取ったものなんだっていう人と
運命なんて信じたくないって言ってないと自分を保てない程現実に振り回された人。
わたしは間違いなく後者。
今まで人生初彼氏、モラ男、メンヘラ男って書いてきたけど間違いなくわたしの23年間の中で一番私自身に影響を与えた人。
書きたいことは誰よりもたくさんあるのにいざ書こうとするとあまりにも思いが大きすぎてどこから書けば良いのか分からない。
あと自分の稚拙な言葉じゃ全くあの運命的で残酷で在り来たりな恋を語れない。
はっきり言って言葉にしてしまうのがこわい。
まあ、、、タイピングする指に任せて書いてみるか。。。
やっぱり納得いかないってなったら消せばいいし。
彼と出会ったのは東京で遊びまわってる時だった気がする。
飲み潰れてたわたしのことを顔色悪いけど大丈夫?って心配して声掛けてくれたのが始まり。正直全然タイプじゃなかった。背もそんなに高くないし。
多分ろくに返事もせずにその場を離れた。
そこからモラ男と付き合ってメンヘラ男と付き合って、成長したかしてないのか分からない状態で銀座に飲みに行った。
そこで再会しちゃった。
再会した時わたしは全然知らない人だと思ってたし向こうも知らない人のフリして話しかけたらしいんだけど男がいないと生きていけないわたし、運命的()な再会から3日で付き合っちゃった。
付き合ってから1ヶ月くらいして「前にもあったことあるの、覚えてる…?」って訊かれてびっくりした。ああ、あの時の…。
彼氏に対してはめちゃくちゃ女の子だから「やだ!酔っ払って潰れた姿見られるなんて恥ずかしい~!」ってなったりしてた。
その人はすごく頭が良くて、勉強の面でもそうなんだけど日本語がとにかく上手な人だった。文章を書くのも上手いし、人の文章を読むのも上手い。
れもんちゃんの文章とか話が好きって言ってくれてたんだけど、それはわたしが特別上手なわけじゃなくて読み手が賢いから過不足なく解釈してくれるわけで。
とにかくその空気感が心地よかった。
どんなくだらない冗談でも乗っかってくれて、常に甘やかしてくれてた。
甘やかしつつしっかりオトナ。
理想の彼氏。
何が今までの人と違ったのか今も自分ではよくわからないけどはじめてキープくん作ってなくても常に満足してたし、ずーっとその人に夢中だった。
それに向こうもこっちを全く不安にさせないくらい夢中でいてくれた。
最高じゃん、もはやソウルメイト。
こうやってかいてると今までのnoteと全然違うなぁ…って感じる。
この人に限っては全く過去の男に出来てない。
元気でね、とか言えないし嫌なところも出て来ない。
人生とか仕事で悩みが出てきたときも楽しいことがあった時も絶対にその人の言葉が浮かんでくるしあの人がくれた言葉がわたしの人生の指針になってる。
「自分の機嫌は自分で取れるようになりなさい」
「夜は寂しくなるものだからそんな時は早くあったかいお布団に入りなね、次の日朝起きてもどうしても言いたいことだったら起きてから連絡しておいで」
メンヘラの扱い方が上手すぎる。
今でもその約束はずっと守ってる。
誰よりも好きな人で大事な人だったのに過去の恋愛の中で一番裏切って有り得ない程傷付けて絶縁しちゃったことが残念、ごめんね。
まだ運命は続きます。
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