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PT×ATの思考の整理

フィットネスジムでのコンディショニング ・パーソナルトレーニング、スポーツ現場でのトレーナー活動で得られる経験から、その知識・技術をnoteに整理して行きます。日進月歩の医学の世…
【100記事以上読み放題・2回/月投稿】 評価・動作分析・徒手療法・運動療法・アスリハ・パフォーマ…
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#股関節

大殿筋機能改善のポイント(股関節伸展制限に対するアプローチ)

以降の投稿予定記事はこちらから トレーニングをする上で最もメジャーな筋肉の1つである、大殿筋トレーニングについてその目的と方法を整理していきます。 大殿筋は生理学的断面積が大きく、モーメントアームが長いことから力発揮に有利な筋であり、股関節を安定させるためにも重要な筋とされています。 今回は、臨床で多用されるヒップリフトの改善を中心に股関節伸展制限の改善から大殿筋の機能改善方法をお伝えして行きます。 1.大殿筋の解剖

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ヒンジ動作の改善|股関節屈曲動作

以降の投稿予定記事はこちらから 鉛直方向への力発揮のためのトレーニングとして最も用いられるトレーニングであるスクワット動作において、股関節屈曲可動性が低下していることで骨盤後傾・腰椎後弯の代償が出現することで、重心位置が後方へ偏位します。 また骨盤後傾・腰椎後弯可動性が低下しているケースでは、十分な股関節屈曲可動性を得ることができません。 そのため重心位置を適正化し、鉛直方向への力発揮を十分に獲得するには骨盤帯を含めた股関節屈曲可動性が必要となります。 今回はスクワッ

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股関節の評価・徒手療法・運動療法

以降の投稿予定記事はこちらから 股関節が障害予防やパフォーマンスアップになぜ重要か、その役割から考えると、 股関節には 力の伝達・可動性・重心制御 など多くの役割が求められる関節なります。 以上から臨床においてアプローチする頻度が多い股関節に対して、可動性評価とともに、臨床で使用する頻度が多い評価・徒手療法をご紹介します。 1.骨盤帯の評価

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股関節の運動療法・トレーニング

2023.3-2024.2 投稿予定記事 股関節は可動性と安定性を求められる関節であり、どちらかに限らず可動性と安定性のどちらも改善する必要があります。 股関節は球関節であり求心位をとることで関節が安定することから、求心位を保ったままでの可動性改善が必要となります。 そのため静的なストレッチに止まらず、関節を安定化させる筋群の強化と共に可動性を改善するトレーニングを実施していく必要があります。 1.股関節安定化に重要な筋

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股関節の評価・徒手療法

2023.3-2024.2 投稿予定記事 股関節が障害予防やパフォーマンスアップになぜ重要か、その役割から考えると、 股関節には 力の伝達・可動性・重心制御 など多くの役割が求められる関節なります。 以上から臨床においてアプローチする頻度が多い股関節に対して、可動性評価とともに、臨床で使用する頻度が多い評価・徒手療法をご紹介します。 1.骨盤帯の評価

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腰椎-骨盤-大腿骨の連動とスクワット

股関節が障害予防やパフォーマンスアップになぜ重要か、その役割から考えると、 股関節には 力の伝達・可動性・重心制御 など多くの役割が求められる関節なります。 以上の様な重要な役割がある股関節は、解剖学的に屈曲(骨盤前傾)することで構造的に安定することから、屈曲可動性の改善が必要となる関節になります。 構造的な安定性を獲得するために、股関節屈曲可動域が必要となるが、寛骨大腿関節の可動域は約93°と言われており、それ以上の可動域の獲得には骨盤後傾(腰椎後弯)が必要となり

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トレンデレンブルグ徴候の原因と改善方法

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殿部が硬くなる原因に対するアプローチ|深部殿筋群症候群

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股関節の捉えに必要なコレクティブエクササイズ+

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股関節安定化トレーニング|実践編

股関節は可動性と安定性を求められる関節であり、どちらかに限らず可動性と安定性のどちらも改善する必要があります。 股関節は球関節であり求心位をとることで関節が安定することから、求心位を保ったままでの可動性改善が必要となります。 そのため静的なストレッチに止まらず、関節を安定化させる筋群の強化と共に可動性を改善するトレーニングを実施していく必要があります。 今回は私が普段行っている股関節安定化トレーニングをご紹介していきます。 1.股関節安定化させる筋|前額面外転筋である小

スクワット動作改善のためのヒップヒンジ

スクワット動作の改善には脊柱の自由度が必要となり、腰椎と胸椎が分離して動く必要があります。 スクワット動作では股関節屈曲に伴う骨盤後傾・腰椎後弯、オーバーヘッドスクワットであれば上肢挙上に伴う胸椎伸展可動性が必要となります。 下肢関節の屈曲可動性が低下していることで骨盤後傾・腰椎後弯の代償が出現し、重心位置を保つためには胸椎伸展の可動性が必要となります。 また骨盤後傾・腰椎後弯可動性が低下しているケースでは、十分な股関節屈曲可動性を得ることができません。 そのため、骨盤

歩行から考える、獲得しておきたい股関節機能

股関節が使えることで ✔︎股関節が動くことで重心移動がスムーズになる。 ✔︎股関節が動くことで力発揮に有利となる。 股関節を使える様にするには股関節単独での動き獲得、脊柱との連動、荷重位置が重要であることをお伝えしました。 詳細はこちら 今回は、 移動能力を上げるために必要な股関節機能についてお伝えします。 股関節の大きな役割は衝撃の吸収と力の発揮です。 衝撃吸収が不十分であると、安定しないだけでなく他の関節で代償することで障害発生につながることもあります。 また

骨盤帯・股関節の可動性改善のための徒手療法

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膝の安定性を高める股関節トレーニング

膝の代表的マルアライメント、マルユースであるKnee-inや矢状面での膝関節前方偏位の改善を図るために、膝関節の改善のみならず、股関節、足関節にアプローチすることが多いのではないでしょうか。 下腿内旋制限はknee-inを誘発しやすくなるため、局所の改善はもちろんのこと、足部過回内、股関節内転内旋も膝関節のknee-inを呈しやすくなります。 そのため、膝関節だけでなく他関節に目を向けてアプローチするべきとされています。 今回は体幹-股関節の機能改善から膝関節の安定性を獲