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臨床+

運動器疾患を担当するセラピスト向けマガジン! 経験豊富な6人のセラピストがオンラインセミナーを中心に教科書だけでは解決できない臨床の悩みに対する情報を発信していきます!!若手セラ… もっと読む
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#膝関節

臨床+オンラインセミナー|【局所をとことん考える!変形性膝関節に対する評価とアプローチ】

1月23日(日)オンラインにて臨床+セミナー開催いたします!今回のセミナーでは、多くのセラピストが担当しているであろう変形性膝関節症に対する理学療法評価および介入について解説いただきます。 開催に向けた講師からのメッセージ日本における変形性膝関節症患者は2530万人と推定されていますが、そのうち疼痛など有症状を呈する人は800万人程と約1/3程度と言われています。 これらのことから、決して軟骨が摩耗することにより疼痛が生じているわけではなく、膝関節に何らかのストレスがかかっ

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膝関節トレーニングプログラム

膝関節に対するトレーニングの考え方 膝関節は大腿骨と脛骨による大腿脛骨関節と、大腿骨と膝蓋骨による膝蓋大腿関節により構成され、股関節と足関節の中間に位置し、スポーツにおいて傷害の発生率が高い部位でもあります。 スポーツにおいて発生する膝関節疾患は、ジャンプなどの着地の失敗、タックルなどによる直接的なコンタクトなどによる前十字靭帯損傷や内側側副靭帯損傷などの急性疾患、いわゆる使い過ぎのオーバーユースによって発生する膝蓋腱炎や腸脛靭帯炎などの慢性疾患に分けられます。 膝関節疾

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Craig test 前捻角と膝関節の関係

臨床においてしばしば認められる股関節の形態異常として、大腿骨近位部の前捻角の増大が挙げられます。 前捻角は単純X線画像にて確認することができますが、 整形外科的検査であるCraig test にて評価可能です。 前捻角の増大に関した代表的な疾患と言えば、変形性股関節症です。 これについては、臨床+の記事(ライター@PT_EjiriHiroki)で既に解説しています。 今回は前捻角(過剰な前捻角)と膝関節の関係性について解説して行きます。

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下腿アライメント異常の修正-下腿内旋エクササイズ-(解説動画)

今回は、変形性膝関節症や前十字靭帯損傷術後に多い下腿アライメント異常(下腿外旋症候群)に対する運動療法を紹介します。 定期マガジン『臨床+』では、その他にも膝関節疾患に対する理学療法評価・アプローチ(徒手・運動療法)について紹介しています。 ぜひ、こちらもご覧ください。 下腿外旋アライメントとは膝関節伸展位にて大腿骨に対して相対的に下腿(脛骨)が外旋・外方偏位していることを指します。 下腿外旋アライメントでは、膝関節の屈伸運動に必要なスクリューホームムーブメント(SH

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膝MCL損傷におけるリハビリテーションマネジメントの考え方

今回は、スペシャルライターとして中陳 慎一郎(なかぜ しんいちろう)さんをお招きして配信します! 理学療法士・アスレティックトレーナーの資格を持つ中陳さんからスポーツ現場で対応することの多い、膝関節内側側副靱帯損傷に対する理学療法について解説していただきます。 以下、本文となります。 ======================== 皆様はじめまして。 ジャパンラグビートップリーグのクボタスピアーズでアスレティックトレーナーをしている中陳(なかぜ)と申します。 私

半月板損傷術後-競技復帰に向けた戦略-

臨床+3週目を担当する佐藤康です。 今月の臨床+のテーマは「膝関節疾患の術後対応」です。 今回、私はスポーツ場面でのケガも多くみられる 「半月板損傷」についてまとめていきます。 術後のリハビリテーションでは、術後の関節水腫(水がたまった)や疼痛を防ぎ、再損傷を予防しながらスポーツ復帰を果たすことが第一目標です。そのためには、損傷の要因となる異常動作の改善を図り、各動作・トレーニングを開始を許可する時期に、オーバーストレスとならないよう見極める必要があります。 その対応に

<膝の痛み>運動療法で改善するための戦略

臨床+の佐藤康です。 今月の臨床+は「膝関節疾患」がテーマです。 今回、スポーツ障害の膝関節疾患でもケースの多い 「膝の前方障害」についてまとめていきます。 膝痛のスポーツ障害として ・オスグッド‐シュラッター病 ・膝蓋靱帯炎(ジャンパー膝) が代表的に挙げられます。 主にランニングやジャンプ競技にて多く見られますが、対応が不十分であると、痛みが残存しスポーツ復帰に難渋することも経験したことはあるのではないでしょうか。 これらのスポーツ障害は局所機能である炎症・疼痛の