マガジンのカバー画像

L-tra.|障害予防→パフォーマンスアップ情報配信

151
スポーツ指導者のためのトレーニングマガジン!野球・サッカー・バスケの現場で活躍するトレーナー(理学療法士・柔道整復師)が、各競技に特化した「怪我予防のためのストレッチやトレーニン…
運営しているクリエイター

2020年6月の記事一覧

ビタミンの働きと必要量

前回までの3つの記事は三大栄養素について書かせて頂きました。 今回はもう少し栄養素を細かくした”微細栄養素”のうちのビタミンについてお話ししたいと思います。 微細栄養素とは?そもそも微細栄養素ってなに? とお思いの方もいるかと思います。 微細栄養素とは簡単に言うとビタミンとミネラルのことです! このビタミンとミネラルも人間の体にとってとても大切で欠かせないものになります。 炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルを総称して”五大栄養素”と言われるほど重要なものになり

捻挫の後遺症!?足首の動きを改善しよう!!

|捻挫後いつまでも痛い原因は!?捻挫によって痛めてしまった靭帯はおおよそ4週〜6週間で組織は修復されます。 しかし1ヶ月以上経過しても痛みが残っていたり、不安定感が残っていることはないでしょうか?? またいつの間にか痛みが無くなったから運動を再開した。 など、自然によくなるケースもあれば改善しないケースもあります。 自然に良くなったと思っていても、実は柔軟性が改善していない、筋力が改善していないケースは多くあります。 では、なぜ組織が修復しても痛みが残ってしまうのでしょ

回旋と骨盤の関係

身体を回転させる回旋動作は野球でのバッティングやピッチング、ゴルフでのスイング、テニスでのサーブやスマッシュなど上半身を使った動きを伴うスポーツには重要な動作になるのはイメージしやすいかと思います。 またサッカーやバスケットボールでの切り返しなどでも回旋動作は用いられ、あらゆるスポーツにおいて欠かせない動作になります。 フィットネスクラブの利用者の中にはゴルフやテニスを楽しまれている方が多く、トレーニングの目標としてスイングを安定させたいということを耳にする機会は多くあり

【体幹】しなやかな動きをつくるための体幹トレーニング

体の動きを分析するプロである理学療法士が監修! スポーツ選手向け、体の動きを変えるトレーニングを配信! 今回は「しなやかな動きをつくるための体幹トレーニング」を紹介します! 骨盤(下半身)に対し胸郭(上半身)を分離して動かせるということはスポーツ動作において重要な動きとなります。 滞りなく体が連動して動くことでしなやかな動きを獲得することができます! 0:09 サイドブリッジ 0:42 フロントブリッジ 1:17 バックブリッジ 1:58 フロントブリッジ2 ーーーー

捻挫の後遺症!?足首の動きをチェックしよう!

足首の捻挫は程度が様々で、酷い捻挫は足首全体が腫れて歩くのも困難になります。 さらに酷い場合は骨折していることもあり、治るのに3ヶ月以上かかる場合もあります。。 このような場合は病院を受診し、適切な処置を受けると思いますが、 軽症の捻挫の場合、2.3日経過すると走れるようになってすぐにスポーツ復帰することが多いのではないでしょうか!? 痛みが軽減することでなんとなくスポーツ復帰できますが、足首本来の動きがしっかり戻っているのかを確認する必要があります。 |捻挫とは捻挫と

意外と知られていない脂質の役割と摂取量

過去のnoteで糖質(炭水化物)とタンパク質について書かせていただきました。 今回はもう1つの3大栄養素である”脂質”について書かせていただきます。 糖質やタンパク質は効果や役割が知られていることの多い栄養素ですが脂質はどうでしょうか? 意外と知られていないことが多いように感じます。 この記事では脂質の種類や働き、どのくらい摂取すればいいかなどを解説していきたいと思います。 脂質とは 脂質と聞くと頭に思い浮かぶものはなんでしょうか? 多くの人が”あぶら”と答えると思い