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嗅覚が占める割合って大きいのだな。


五感。
それは五つの感覚の総称。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚。

コロナ禍でマスクをするようになり、気づいたことがある。
それは嗅覚の重要さ。

私は視力が弱い。多分、今0.0いくつとかそういうレベル。
幼稚園の年中の頃には眼鏡をかけ始め、視力の左右差があるのでアイパッチという片目を隠すシールを小学生の頃まで貼っていた。

斜視もあったので、小学校5年生の時に入院し手術を受けたこともある。目に関しては色々と苦労してきたが、なんだかんだ眼鏡やコンタクトレンズで矯正できる。

果たして嗅覚は?

マスクをして散歩に出た時に違和感を感じた。

それは季節の匂いを感じられない、ということ。

雨の日の土の匂い、木々をすり抜ける風の匂い、お日様の暖かな空気、と私は嗅覚を使って季節の匂いだけでなく、その日の天気を感じていた。

例えば景色を見に行って、わぁ綺麗だなと思ってもマスクをしているとしっくりこない。
場所の空気を嗅ぎ取れないのだ。
海の潮風の匂い、古い木造の匂い、地面を濡らす雨の匂い、、、。

行く場所、行く場所で五感を使って感じるにはマスクを外して、「ああ、これこれ」」と一人ごちる。

そうすると脳に酸素が行くように、思考が巡る。

私にとって嗅覚とは五感のバランスを取り、思考の手助けをしてくれていたのだな、と気づいた。

コロナ禍、大変なことは数あれどいろんな気づきをくれるものだな。



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