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好きや推しメンのその先へ。

2023年3月5日 月乃ひなた生誕祭がありました。
この場を借りて、遊びに来てくれた旧友たちにはお礼を述べさせてください。

初めましての女の子に「じゅにあさんですか!?Twitterで変なこと書いてるの良く見かけます!意外と大きいんですね!」と声かけられたことはさておき、
数年来の会えていなかった友達にこのタイミングで会えたことや、
ライブ終わりに多幸感に包まれながら最高の乾杯ができたこと、
何よりそんな仲間たちと一緒にひなたが主役のステージを見届けられてとても温かい気持ちになりました。
意外と大きいのは縦なのか横なのかは聞きませんでした。

"全部好き"に甘えない。

約2年前、よじこんデビューの少し後ぐらいでしょうか。
ひなたから、

「ねぇ、ひなたのどこが好きなの?」

と聞かれたことがありました。
当時の僕は陰キャだったので(今もやろ)、面と向かって好きなところを伝えるような高等テクニックは持ち合わせておらず。
照れ隠しと半ば冗談っぽく「全部好き!」と答えたことを覚えています。

「えー全部は無し!ちゃんと言って!」と言われるかと思いきやうちのピヨった推しメンは満足そうに「え、全部好きなの?やったー!」と喜んでいて、それで良いのか?笑 とは思いましたし確かに全部好きなんですが、どこか腑に落ちなくて。

かつて、哲学者のウィトゲンシュタインはこんな言葉を残しました。

私の言語の限界が私の世界の限界を意味する。

ウィトゲンシュタイン/「論理哲学論考」より

飲みにいくとなぜか毎回説教される女性のオタクさんがいるのですが、その方はいつも「相手にどう伝わるかが全てなんで。」と僕の雑な愛情表現を咎めます。
簡単に言えば、「好きや推しメン!」では伝わらないぞって話で。

で、月乃ひなたを何で好きなのか?一回ちゃんと考えてみようぜってことです。
好きって何だっけ?って言うと病んでそうに聞こえますけど、推しメンもよく深夜にback number聴いて病んでるのでドローです(?)

アイドルとしての月乃ひなた

これは個人的な意見でもちろん全て網羅したものではないのですが、最近のアイドルって言ってしまえばまぁマイナスなイメージも付きまとうじゃないですか。
やれオタクと繋がっただの、やれメンバーと喧嘩して雰囲気が悪いだの、それこそ清々しい顔で泣きながら「卒業します!」って言った舌の根も乾かないうちに別グループで名前変えてデビューしますとか。

好きな人が"かつて好きだった人"に変わる悔しさ。
夢や目標を叶えさせてあげられなかった無念。

その全てが悪いと言うわけでもないですが、オタクという非日常な経験が長くなればなるほど"そんなもの"を見に僕らは週末を捧げてきたのかって思ってしまう日もあるわけです。
(かく言う僕も色んなことに辟易として丸一年以上現場に行かないなんて時期もありましたし。)

その点、アイドルとしての月乃ひなたにはとても感謝しています。

仲の良かったメンバーの脱退が発表された翌日、僕が何かを言う前にひなたは「大丈夫だからね!」と笑って、いつも通りの会話に切り替えました。
もちろん何かを言えるわけでもないのですが、いつも通りに笑い合える時間をくれました。
「コートの色おそろだねー!」なんて言いながらケラケラ笑っているひなたの顔を見られただけで、その後重めの仕事を頑張れた。それこそいつも通りの日常+αをくれたわけです。

いつだって全力で"楽しい"を表現し、どんなライブでも等しく気持ちを込めて、自分の思い描くアイドル像を体現して、こちらの想いを受け止めてくれて、とは言え自分の好きなことを好きなように表現して、当たり前のように幸せな感情にしてくれる。

自慢の推しメンですね。僕にとってのアイドルがひなたで本当に良かった。
ありがとう、そして大好きです!


ライブ好きとしての月乃ひなた

ライブの時だけは自信満々でいられる。

ひなたは生誕後の配信でこう話していました。

基本的になぜか自信がない(その割にえいや!でパパッと意思決定して後で後悔してたりするところも可愛いんですけど笑)ひなたは、こちらが色々と褒めても「本当?」「そんなことないよ」と謙遜することが多いです。
「それってじゅにあが信用無いだけじゃね?」と思った人は勘が良すぎるのでお帰りください。

そんなひなたが、ライブになると本当に人が変わったように自信満々でステージに立ちます。月並みな表現ですが、ライブ中のひなたは最強で、毎回一人は必ず新しい人に見つけてもらうぞという気概で一人一人と丁寧にコミュニケーションをとるように目を合わせ、レスを送っています。
かく言う僕もひなたを初めてライブで見た瞬間に推しに決めましたし、ひなた推しでライブから入りましたはめちゃ多い気がします。

生誕最後のラビリンスのイントロが流れた瞬間にみんなでガッツポーズして体が勝手に動いて、やっぱライブって最高だ!って、まだまだ終わるなよこの時間!って心の中で叫んで。この感覚が共有できるひなたは「ライブに信頼がおける」意味でも最高です。

これは直近のエピソードなんですけど、ひなたって人のことを覚えるのが得意で、2年前のデビュー当時に1度だけ連れて行ったことがある友人のことを名前も顔も、その日のライブ会場まで覚えていたんですよね。どんな能力よ。笑
割と動員がある対バンでも「あの曲の時ガッツポーズしてくれてたよね?」みたいな会話ができるぐらい視野も広くて、たぶん初見で話しても全然楽しいと思うんですよね。我こそはライブ好きだぜ!と言うオタクにはもってこいの推しメンになること間違いなしです。


芸人としての月乃ひなた

ひなたの芸人癖はもうほぼ病気なんですけど、とはいえそれが本当に可愛いんですよね。目の前でふざけてボケて自分でケラケラ笑ってる姿を見てるとこの世の大体のストレスは消えて無くなります。

大人っぽさと色気を出していきたい21歳は頭にひよこ乗せてステージに立ちますし、オタクのケツしばいて爆笑してますし、年に2回ぐらいのペースでスマホ風呂に水没させますし、ネットで服買っては失敗して下がったテンションを上げるべくまたネットで服買います。

芸人?いやいや、月乃ひなたは"エンターテイナー"なので(?)

ひなた推しを束ねる月乃ひなた

”ひなた推しは良い人が多い”みたいなのもこれまた月並みな表現なんですけど、本当にそう思うんですよね。僕はここ数ヶ月でよじこんに通い始めたど新規なので特に思うのですが、会う人会う人ほんっとに軒並み良い人。

そもそもアイドルのオタクなんてろくな奴はいなくて(?)、自分が美味しくなりたいとか推し被りは殺すみたいな人もどこに行ったって一定数いて、マジでそういうの面倒だし巻き込まないでくれー、、みたいな経験もあるんですけど、ここまでストレスのない環境って初めてだなと思ってます。

デビューの頃からそういう環境を守ってくれていて、新規の人がわちゃわちゃ馴染みやすいコミュニティを作ってくれていることに純粋に感謝していますし、そういうことができるだけで天才だなと。

あとこれは余談なんですけどひなた推しって女の子が多くて、そういうところもひなたの信頼性の高さかもしれないなと。同性に好かれるって最強なのでね。ひなたガールズに混じって「しゅきや…推しメン…」とか言ってる30歳男性ほんと帰ってくれよ。

そんな"良い感じの"ひなた推しを束ねているのに自信が持てない月乃ひなたに、僕が好きなアニメからこの言葉を送りたいと思います。

天元突破グレンラガン 1巻 カミナ

自分を信じるな!お前を信じる、俺を信じろ!!

(頼む、伝われ……!!!!!!)

まとめ

結論、全部可愛いって話なんですよね(帰れ)

好きなポイントはいっぱいあるし、それは毎日きっと増えていく。
これだけ努力して毎日を積み重ねてて、自分を磨いてライブに没頭して、アイドルとしてどんどん凄くなっていく。
それをただ受け取るだけでも幸せなんですけど、少しでもその変化に気づいて伝えて、こっちは気づいてるよとメッセージを伝えるだけでも多少は喜んでくれるんじゃないかなと思うし、それこそ毎日配信みたいな交流の場をひなたは守り続けてくれていて、いつでも好きを伝えられる場があって、そういうのも含めてコミュニケーションできているのがまた幸せだなと思っています。

ちなみに最近ひなたとの特典会で"毎回1個は好きなところを伝える"ということをひっそりと始めてみたんですけど、いちいち反応が可愛くてその後何話したかとかほとんど覚えてないぐらい溶けてます←

冗談抜きで日々可愛さを増している真っ最中で、毎回会うたびにまた可愛くなってる!?と驚く推しメンです。

そんなひなたをみんなでチヤホヤしながら、

「私はひなたちゃんのここが好きです!」
「わかる!そうなんよねー。」
「○○なとこも良くないっすか?」
「わかる!!!!」

みたいな会話しながら楽しめたひなた生誕、控えめに言っても最高でした!
来年もまた最高にしちゃおう!!












え?
ところで、結局ひなたのどこが一番好きなのって?















いやいや、そんなの全部に決まってるでしょー!!





fin.


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