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2024年1月の記事一覧

YOASOBIの解像度 ─『葬送のフリーレン』シーズン2が始まって思うこと。

今クールのアニメは『葬送のフリーレン』『薬屋のひとりごと』『ダンジョン飯』で決まりですかね。 前の2つは前クールから継続だがぶっちぎりで面白い。 そしてふと思うのは、最近のアニメのオープニング/エンディングってほぼ同じアーティストで回ってるよなぁということ。 YOASOBI、Aimer、緑黄色社会、milet、アイナ・ジ・エンド…。 仕方がないと言えば仕方がないけど、毎度既視感(既聴感?)を覚えてしまう。 そんな中、やはりYOASOBIは別格だなと思う。 『葬送のフリーレン

フリーレンわからない問題

『葬送のフリーレン』を見て、設定がよくわからない人がけっこういるようだ、という話題が流れてきました。 例えばエルフといえば長命というような、暗黙の了解となっている部分。 この作品はファンタジーの定番をひねってみせたところに面白さがあるので、暗黙の了解前提でお話が構成されています。なので、よくわからないとなる人もいるでしょうね。ファンタジーの教養が求められているというか。僕もそこまで詳しくないので、割とギリギリの読者だと思います。 そしてこれは、よく起きる問題です。ジャン

『文化』を考える ~葬送のフリーレンから~

こんにちは! あたたけ です。 今シーズンは見るべきアニメがいっぱいで大変です! 厳選の結果、『葬送のフリーレン』『ダンジョン飯』『銀河英雄伝説 Die Neue These』に絞り込みましたが、すでに録画がたまってる。。。。 さて、『葬送のフリーレン』、映画でもないのに初回が金曜ロードショーで2時間放送されるという派手なスタートでした。 以前からマンガ界?ではとても有名なマンガでしたが、アニメ化&最初のプロモーションで認知が一気に広がった気がします。 で、いろんな方が視

葬送のフリーレンを読んで思い出した、あの場所

年末から年明け下旬まで約3週間に渡る長い長い風邪の時期を過ごした。 だいぶ症状が緩和した頃、暇つぶしにサブスクで日本のアニメを何本か観た。その中の1つが「葬送のフリーレン」。じわじわと沸々と湧いてくる様々な感情。暖かい涙が頬を伝うような、胸にジーンと残る、不思議な物語。誰もが亡き人との想い出を思い出し慈しむような。 ここ数日「葬送のフリーレン」を観たりコミックで続きを読んだりして、いろんなことを思い出していた。特に空を見上げている時に。アニメでは空が高く、人物が小さく描写さ

【アニメ】アニメの海外のリアクションを見て文化を理解することについて考えた

聴いてみようこの記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2024年1月9日配信の書き起こしです。 読んでみようにゃおのリテラシーを考えるラジオ 読書と編集の千葉直樹です。 このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書きそろばんを中心に様々な話をしています。 今回のタイトルは 、 【アニメ】アニメの海外のリアクションを見て文化を理解することについて考えた というものです。 不十分な字幕でも見たいのだ! 火曜日はアニメの話しています。 相

葬送のフリーレンと共に心を知る旅にでよう!第1回

葬送のフリーレンとはそれは魔王を倒した勇者一行の”魔王を倒した後”のお話です。 千年以上生きている魔法使いのフリーレン、勇者ヒンメル、僧侶ハイター、戦士アイゼン、この4人のパーティーで10年をかけて魔王を倒しました。 フリーレンは人ではなくエルフなので時間の感覚が人とは違います。勇者ヒンメルの死からフリーレンは人の心を知る旅にでかけるのです。 第1回の今日はフリーレンが言ったこのセリフから心を知る旅にでかけていきたいと思います。 これはフリーレンが勇者ヒンメルのお葬式の時

ゴジラマイナスワンの制作費に全米驚愕.アメリカ最新事情#7

こんにちは。「50歳からのニッポン脱出計画」木村真治です。 このタイトルは何!?という方は良かったらこちらの自己紹介をお読みください♪ 昨日はアメリカに来て初めて映画を見に行ってきました。 「Godzilla Minus One」ゴジラ-1 実は監督の山崎貴さんは妻の高校時代の同級生で、私もお会いしたことのある方。 「永遠の0」、「Always3丁目の夕日」などで日本アカデミー賞監督賞を何度も受賞されている巨匠です。 でも、決して驕ることなくとても人柄の素晴らしい方で

INTPなフリーレンの世界観

こんにちは。INTP♀のsawaです。 先日寝込んでいたときに暇すぎたのでNetflixで葬送のフリーレンをたまたま観ました。 そして、昨日からさっきまでで漫画の方を一気読みしました。Kindleで。 アニメを見初めてすぐ感じたのは 「フリーレン、THE INTPって感じだな」 ということ。 INTPは簡単に説明するとMBTIっていう性格分析の16タイプのうちのひとつだ。 (正確にはフロイトの本来のMBTIはそんなに簡単に判別できるものではないので、娯楽用の診断みたいな

死生観とか希望寿命とか生きる理由とか

昨日スノボに行ったため全身筋肉痛だ。 全身筋肉痛の中、普段使わないPCで noteを書いているので 打ち間違いがひどいのなんの。 そんなこんなですが、自分で勝手に 自分を「死生観バグ」と称している話を、 ずっと前から、ずっと漠然と考えていたことの話を、 文章という表現方法にて記しておこうと思います。 せっかくPCという大画面なので 見出しも作ってみます(初めて)(どうでもよし) 自分の「死」への向き合い方 自分は昔から、 概念としての「死」に対する恐怖が、 多分、人よ

終わった後にくだらなかったと笑い飛ばせるような楽しい旅がしたい

『葬送のフリーレン』 旅のお話。フリーランスの人生と重ねて観てる。 フリーレンはエルフ(魔法使い)、人間とは寿命が違う。長い。1000年前のエピソードなんかも持ってる。なので、人間からすると時間との向き合い方がゆったりして見える。 「フリーレン、また時間のむだづかいしてる」 「特に用件あるわけじゃなし・・・」フリーレン。 そう。フリーランスのしごとも同じだ。 もちろん納期はある。スケジュールもある。資金繰りもある。 ただ、「特に用件あるわけじゃなし・・・」くらいでちょ