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主人公・三郎はニセ医者も腕良かった

雲の階段(10年5月21日) 私大医学部の「御三家」は慶大、慈恵医大、日本医大といわれ、ともに古い伝統を誇る。国立の金沢大も旧制6医大の一つに数えられる名門だ。その大学病院の医師が今、世間を騒がせている。

警視庁捜査1課は、慈恵医大付属病院の医師で金沢大付属病院に出向中のKを不同意堕胎容疑で逮捕した。18 日には金沢大付属病院や容疑者の自宅マンションなどを捜索し事件の全容解明に努める。

金沢大付属病院で容疑者が掲載されていたHPのページを一時閉じ、金沢大では独自の調査を行うことにした。

そして「ニセ整体師」事件。19日の各紙報道によると、整体院で電気治療して重傷を負わせたなどとして、千葉県警は医師法違反と業務上過失傷害の疑いで52歳の女性を逮捕した。

ニセ整体師は「腕」が口コミで高校野球界に広まり、全国の球児らが訪れるほどの有名人だった。そういえば「雲の階段」(渡辺淳一著)の主人公、ニセ医者・三郎も腕が良かった。

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