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最強の携帯用ウルトラライト茶器セットを作りました (1)本体編

最強の携帯用ウルトラライト茶器セットを作りました。既製品を組み合わせるだけで、誰でも簡単に作ることができ、リーフティーと抹茶の両方に対応できます。
※記事を本体編とオプション編に分割しました。


携帯用のコーヒー器具は多いけど、茶器は・・・?

 昨今、携帯用のコーヒー器具が充実し、旅行先やアウトドアでもコーヒーを楽しむ方が増えてきました。一方、携帯用の茶器はというと、あまり多くないのが現状です。ならば、自分で作ってしまおうと考えました。

既存の携帯用茶器は?

 新しい携帯茶器を作るにあたり、既存の携帯茶器にどんなものがあるか整理してみました。

陶磁器製宝瓶(リーフティー)

 宝瓶の中に茶杯を収納することができ、普段使いの茶器としても遜色のないもの、強い衝撃で壊れてしまう恐れがあります。また、抹茶用の茶器は別途用意が必要。

陶磁器製宝瓶(リーフティー)

トライタン製急須(リーフティー)

 「透明急須」など最近増えてきたタイプ。トライタンは、耐衝撃性、耐久性、耐熱性、耐薬品性が高く、環境ホルモンなど化学物質を不使用の合成樹脂。ただ、他のアイテムと組み合わせに若干課題がありました。抹茶用の茶器も別途用意が必要。

透明急須

野点セット(抹茶)

 アウトドア用品大手のモンベルやスノーピークも製品を出しており、実用性も問題ありません。ただし、リーフティー用の茶器は別途用意する必要があります。

野点セット(抹茶)

目指したポイント

 携帯用茶器を作る上では、以下のポイントを意識しました。

  • 入手性が高いこと

  • 携帯性が高く、軽量であること

  • 破損の心配が少ないこと

  • リーフティーと抹茶の両方に対応できること

  • なるべく価格を抑えること

「ぼくのかんがえたさいきょうのウルトラライト茶器」爆誕

 試行錯誤の結果、「ぼくのかんがえたさいきょうのウルトラライト茶器」が爆誕しました。リーフティーも抹茶もドンと来い!

ぼくのかんがえたさいきょうのウルトラライト茶器

構成 (合計: 11,770円)

 構成は以下。ほとんどがAmazonや楽天、ヨドバシカメラなどで購入できます。

  1. 収納ケース:エバニュー NPクッカーケース 400FD (定価:1,870円)
    https://www.evernew.co.jp/outdoor/evernew/cooker/other/series.html

  2. 大カップ:エバニューTi 400FD Cup (定価:2,420円)
    https://www.evernew.co.jp/outdoor/evernew/cooker/titanium/series.html

  3. 小カップ:エバニューTi Demitasse 220 FH (定価:2,750円)
    https://www.evernew.co.jp/outdoor/evernew/cooker/titanium/series.html

  4. 茶こし:西海陶器 SS茶こし68×50 (定価:880円)
    https://www.amazon.co.jp/スーパーステンレス-茶こし-茶漉し-68×50mm-12329/dp/B07PBQFX36?th=1

  5. 鍋つかみ(大カップ蓋):エバニューFlame proof Sil. CIRCLE (定価:1,430円)
    https://www.evernew.co.jp/outdoor/evernew/cooker/other/series.html

  6. 茶筅:モンベル野点用茶せん (定価:2,420円)
    https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1124546

概要

 小カップと茶こしを組み合わせることで、リーフティーが淹れられます。本来は想定されていない組み合わせながら、まさかのシンデレラフィット! 小カップはチタン製なので、軽量で頑丈。SS茶こしはステンレスの板にパンチング加工がされ、目詰まりもしにくく、深蒸し茶にも使えます。

リーフティー構成
小カップと茶こしが、まさかのシンデレラフィット!

  熱湯で熱くなった茶こしは、鍋つかみ(大カップ蓋)を使うことで、火傷せずに取り外せます。この鍋つかみ:Flame proof Sil. CIRCLEは難燃性のシリコンで、鍋つかみ、大カップ蓋、鍋敷きなど多目的に使えます。

火傷せずに茶こしを取り外せる

 大カップもチタン製なので、軽量で頑丈。抹茶碗として使ったり、リーフティーの湯冷ましにも。直火にもかけられ、アウトドアでは湯沸かしもできます。

抹茶構成

 さらに、収納ケース → 大カップ →  小カップ→ 茶こしの順番で組み合わせることで全てを一つにスタッキング(収納)できます。

収納時

 「ウルトラライト」構成なので、抹茶用の茶入、茶杓、茶巾は省略しており、一保堂などのスティックタイプの抹茶がおすすめです。どうしても、茶入、茶杓でお点前をしたい方には、後述のオプションを準備しました。

比較表

 「ぼくのかんがえたさいきょうのウルトラライト茶器」と既存の携帯用茶器の比較表です。リーフティー用と抹茶用を兼ねるので、携帯性、軽量性、価格は特に優れています。手前味噌ながら、やっぱり最強・・・

比較表

次回の記事ではあると便利なアイテムをオプションとしてご紹介します。

誕生の瞬間

 「ぼくのかんがえたさいきょうのウルトラライト茶器」は、2023年10月ごろにふとした思いつきから爆誕し、X(Twitter)上で公開しました。今後も面白い発見があったらX(Twitter)で公開するので、ご興味があればX(Twitter)でのフォローもぜひ。

注意事項

  • 価格などは2024年5月時点での情報です。

  • 一般人が独断と偏見でまとめた資料であり、内容の信憑性・正確性を保証するものではありません。

  • 利用者が当資料を用いて行う一切の行為について、何ら責任を負うものではありません。

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