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【毎日読書感想④】いまの科学で「絶対にいい!」と断言できる最高の子育てベスト55

最初の子が生まれたときに購入した本です。

同じような本はたくさんあるかと思いますが、この本では子育てに取り入れたいポイントが、わかりやすく、具体的に説明されています。

特に最初の子育ての際に参考になるのではないかと思います。

いろいろと書かれている中で、私が参考にした一つがこちらです。

バイリンガル教育は脳にいい(P.85)

バイリンガルの環境は赤ちゃんの脳にプラスに働くと著者のカチロー氏は主張します。

私は、この「プラスに働く」というのが良いなと思い、幼稚園の子どもを週に1回英語教室に通わせることにしました。

バイリンガルの環境の赤ちゃんは、モノリンガルの環境の子に比べ、「言語学習を受け入れる期間が長い」「メンタルの切り替えが上手」「創造性が高い」「実行機能のスキルが上がる」という点で、優れているそうです。

とはいえ、たった週1学ぶくらいで英語が話せるようになるとは思っていません。

語学習得のためだけなら、両親が家でネイティブな英語を話したり、インターナショナルスクールや留学で英語のみの環境に身を置くほうが、早いし確実でしょう。

それに、せっかく学んでも英語を使う環境にいないと、どんどん忘れていきます。

私自身も小学校から英語を学び、英語の教員免許を持ち、英検1級に合格するレベルですが、現在の生活でまったく英語を使っていません。

むしろ、英語をまったく使っていないので、どんどん英語のスキルが落ちる一方です。

言語はやはり毎日使ってなんぼです。

筋肉と一緒で使っていないとどんどん落ちていきます。

せっかく(当時としてはほかの子より)早めに勉強させてもらったのに、もったいないことをしているなと両親に申し訳ない気持ちでいました。

そして、英語が話せるのに、英語を使っていない、仕事にも生かしていないというこの状況をかなりストレスに感じていました。

でも、この本を読んで少しほっとしました。

語学の学習が語学の習得だけではなく、「脳へのプラス」となる実験結果があることがわかったからです。

今の私のどこにプラスになったかは、数値化できないので定かではありません。

でも、きっと語学を学んだことが、なんらかのプラスに働いているとポジティブにとらえることができました。

子どものために読んだ本で、自分の過去を肯定するのもなんだかなと思いますが、子どもにも、なんらかのプラスがあると信じ、見守ることにしようと思っています。

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