東京卍リベンジャーズから学ぶ「人生が変わるタイミングと教育、相談に必要な視点」

最近「東京卍リベンジャーズ」というマンガが流行ってきています。

僕は、最近、ストーリーライティングを教えて下さっている新田裕士さんからこのマンガを紹介していただいた瞬間にアニメとマンガを徹夜で全部見ました笑　面白すぎました。

（簡単なあらすじ）
26歳のフリーターとして底辺の生活を送っていた花垣武道は、中学時代の彼女だった橘日向が弟の直人とともに暴走族東京卍會（東卍）の抗争に巻き込まれ死亡したニュースを目にします。
翌日、バイト帰りに何者かによって電車のホームへと突き落とされた武道は、轢死を覚悟した瞬間に人生の絶頂期だった12年前にタイムリープして、物語が始まっていきます。

タイムリープ×謎解き×不良マンガの要素で成り立っていて新しいです。

今アニメは11話出てて、そのオープニングは、
「Cry Baby」というOfficial髭男dismの曲です。
この曲好きな方多いかもしれませんが、
今自分の中でめっちゃ流行ってます！！

「傘はいらないから言葉を一つくれないか
　微温い優しさではなく
　弱音に侵された胸の奥を抉るような言葉を」

新田さんも仰っていますが、
歌詞のこの部分が秀逸です。

僕の中でこの部分で、
東京卍會総長のマイキーに当てはまったなと思ったのは現代で武道がマイキーを救うシーンでした。
（けっこう最新話に近いので、興味あるけどネタバレが嫌な方は途中まで飛ばしてください笑）

ここでは、
「人生が変わるタイミングと
教育、相談をする人に必要な重要な視点」
がわかりました。

これが分かったのは以下のシーンです。

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圧倒的カリスマリーダーのマイキーは、
全てをずっと一人で抱えていて、
自分の中の悪の感情“黒い衝動”が増幅していくところを自分ではどうにもできないと思いながら、抱え続けていました。

タイムリープ能力がある主人公武道は、
過去で全てを解決して、現代に戻ります。
そして現代では、明るい未来になっていると思いきや、闇堕ちしていたマイキーと出会います。

マイキーは黒い衝動により武道を銃で撃ち、
「もう終わらせたい」と飛び降りようとしたところで武道は、手を伸ばし、こう言いました。

「一回くらい助けてくださいって言えやぁぁ」

これがマイキーにとって、
「弱音に侵された胸の奥を抉るような言葉」になり、
初めて「助けてくれ」と言えました。


マイキーはこの言葉を潜在的にずっと欲していたのではないかと思いました。


そしてこの時、マイキーはやっと本気で
「人生を変えたい」
と思って、それを声に出すことで、人生を変えるタイムリープが始まるのでした。

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なかなかの感動シーンでしたが、
ここから考えたのは、助ける側、助けられる側にとっての大切なことです。


助ける側として


・人は本気で苦しんでいる時に本当は、抉るような言葉を欲している

・一人でいる人も心のどこかでは助けて欲しいと思っている

・人生を本当に変えたいと思っている人にしか本当に伝えたい言葉は刺さらない

ということでした。

この視点は、教育、相談に必要なんじゃないかと思いました。
それを見極めるためにちゃんと相手を見続けないといけないなと思います。


また、助けられる側としては、

・人生を本気で変えたいと思うことが必要

・人生を変えたいと本気で思う熱量が必要
それがないと相手も抉るような言葉を言えない

・助けて欲しい時はちゃんと助けを求める

ということでした。

自分は人に頼ることが得意ではなく、
マイキーに似ている面があったので、
マイキーの気持ちがよくわかりました。

だからこそ、しっかり物事と向き合った上で困っている時は
素直に「助けて欲しい」

そう言えるようにしたいです。

人生なんとかしたいと思えないのであれば、
まずエネルギーを上げた上で物事と向き合ってみることが大事なんじゃないかなと思いました。



こんな感じで東京リベンジャーズ、
めっちゃ学びが深いし、面白いマンガです。
まだ完結していないので先が楽しみです。

今日YouTube公開の
「新田裕士　Story Writing」のチャンネル
東京卍リベンジャーズ解説セミナー
「東京卍リベンジャーズから学ぶ！運命を変える人生の法則」も絶対面白いので今から楽しみです
https://creafons.info/l/m/DtSDVRfHcQnruK

良ければぜひ！！