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シティーハンターで一番かっこよく流れるGet Wild

天気の悪い日やリモートワークでなんとなくテンションが上がらない時、僕はいつもいろんな「Get Wild」を集めたプレイリストを流す。

Get Wildとは、言わずと知れたTM NETWORKの名曲だ。Get WildにはいろんなGet Wildがあって、22種類のGet Wildを集めた狂気的なアルバムやいろんなアーティストがカバーしたGet Wildが存在する。アレンジや歌う人によって、違った魅力がある。

そんな数多のGet Wildからピックアップした「お気にのGet Wild」でテンションをぶち上げ、仕事に勤しむ。

……が、最近聴きすぎて若干飽きてきた。

そんな時、上司に教えてもらったのが、TVアニメ「シティーハンター」におけるGet Wildだった。

シティーハンターでは本編の終盤に差し掛かった辺りでGet Wildのイントロがフェードインし、テンションが高まったところでラストカットを止めて引きながらエンディングへと繋がっていく。このオシャレな一連の流れは、画期的なカッコいい演出として知られている。

シティーハンターは2019年の映画版しか見たことがなかったけれど、上司に勧めてもらってTVアニメ版を見てみたら、エピソードによってGet Wildの感じ方や味わいが全然違ったことに気づいた。

話そのものの内容、前後の会話などによって、「切ねぇ…」「エモッッッ」「オシャレすぎるやん」「粋すぎる」などなど、そこには多種多様なGet Wildがあった。

ということで、今日は最近見た「好きなシティーハンターのGet Wild」の感想を書いていきたい。ネタバレは極力伏せますが、魅力を伝える上で多少は触れます。犯人をバラしたりとか、そういうネタバレはないです。

一番かっこよく流れるGet Wild

シティーハンター2 第50話「さらばハードボイルド・シティー(後編)」amazon prime videoのサムネイルより

僕がシティーハンターのGet Wildの魅力に気づくきっかけとなり、シティーハンターで一番かっこよく流れるGet Wildと言えば、「シティーハンター2」の第50話「さらばハードボイルド・シティー(後編)」におけるGet Wildだと思う。

上司が「神回だから絶対見て!!!」と教えてくれた。調べてみると、このエピソードはアニメのシティーハンター史上、最高の神回として語り継がれているようだった。

もう、めっちゃくちゃカッコよかった……。訳合って敵対してしまったヒロインの香に語りかけるリョウのセリフがマジでたまらなくカッコいい……。「チッチッチッチッチッチ」と爆弾のカウントダウンの音だけが静かに鳴る演出もたまらない。そのカッコいい…が最高潮に達した時、Get Wildのイントロが挿入歌として流れ出す。そして、これまでのシティーハンターのイメージを覆すような熱い情熱的なキスシーンへと繋がる。

この回のGet Wildは何度聴いても胸がゾクゾクしすぎてヤバい。この回だけ見ても十分「かっけぇ……」ってなるけど、リアルタイムでずっと追ってた人には相当な感動があったのだろうと思う。うらやましい。

この話を最初に教えてくれてありがとうございます、上司。。。

オシャレなGet Wild

第3話「愛よ消えないで! 明日へのテンカウント」amazon prime videoのサムネイルより

シティーハンター第3話「愛よ消えないで! 明日へのテンカウント」。終盤、リョウが依頼人に語りかける言葉がしびれるほどカッコいい。その流れでGet Wildがイン。テンションが最高潮になったところで、とある事情でバッグに隠し持っていた依頼人のウイスキーをリョウがさり気なく手に取り、地面に落とす。割れたウイスキーの破片がキラキラと輝きながら、エンディングにGO。Get Wild史上、一番オシャァァ……なGet Wildでなかろうか。

切ないGet Wild

第5話「グッバイ槇村 雨の夜に涙のバースデー」amazon prime videoのサムネイルより

シティーハンター第5話「グッバイ槇村 雨の夜に涙のバースデー」。「さらばハードボイルド・シティー」にも関連する大事な回。1話から見てたらまじでびっくりした。全体的にシリアスな展開の中、ベストタイミングで流れるGet Wild。最後のリョウの一言が、切なさとカッコよさをバク上げしてる気がする。いい話なんだけど、登場する部屋の間取りがおかしくてツッコまれがちらしい。

心ふるえるGet Wild

第7話「心ふるえる銃声 悲しきロンリーガール」amazon prime videoのサムネイルより

シティーハンター第7話「心ふるえる銃声 悲しきロンリーガール」。父親の帰りを待つ娘さんと、訳合って娘さんに会えない依頼人である父親の話。リョウの粋な計らいが炸裂し、新幹線が通過する中、Get Wildがイン。全体的にコメディ要素とハードボイルド要素がいい塩梅になっている話で、普通にいい。おちゃらけとクールなコントラストも相まってGet Wildがめちゃくちゃカッコよく聞こえる。。。新幹線が走る中、さらっと流れるGet Wildのイントロ、そして、Get Wild中の香との会話に心ふるえた。

リョウの一言が粋なGet Wild

第19話「思い出の渚 オーディションは危険がいっぱい」amazon prime videoのサムネイルより

シティーハンター第19話「思い出の渚 オーディションは危険がいっぱい」。物語自体がいい話で感動する。そこに加えてリョウの粋な計らいが炸裂し、波の音が響く中、Get Wildがイン。さらに追い打ちをかけるようにラストのリョウの一言で完全にやられた。冴羽リョウかっけぇ……!!!!ふー!!!ってなる。エグい。ここだけ切り取ったボイスとかあったら買いたい。

他にも、第27話・28話と続く「リョウと海坊主の純情足ながおじさん伝説」も普通にいい話だし、ここでもリョウの粋な計らいがいい味を出していて好き。足長おじさんに、乾杯。

あと15話や26話のように、香との仲睦まじい会話からのGet Wildも、カッコいいとはまた違うけどなんかエモさがあって好き。26話の夕焼け色に染まった止めて引くラストカットやばい。

アニメを一通り見て思ったのは、リョウがマジトーンでつぶやいた後に流れるGet Wildは基本的にカッコいい。

シティーハンターは、配信レンタル版(48時間)がAmazonで1話110円で買えるほか、サブスクだとdアニメストア、Hulu、UNEXTと割といろんなとこで見られるようです。GYAOだと一部、無料でも見れそう。僕は480円のdアニメストア for Prime Videoに加入して見てます。

テンション上がらない時に見ると、「くぅ〜かっけぇ…」ってなってちょっとだけ元気になるのでオススメです。

シティーハンターのエンディングGet Wildだけ集めたアルバムとか出てくれないかなぁ。

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